仲良しカップルを作る、上手な「ケンカ」のプロセス
あなたはお付き合いしている相手とケンカをしたことがありますか? 末永く円満な関係を維持するためには、二人の間の争いを上手に処理することが成功のカギ。どうしても起こるケンカ、あなたは上手に処理できていますか? ワシントン大学の心理学者ジョン・ゴットマン氏によると、「上手なケンカは、より良い関係を築く糧である」とのこと。ゴットマン氏がアメリカの情報サイト「BUSINESS INSIDER」に語った、カップルに必要な「いいケンカ」のポイントを見てみましょう。
まず、第一に、ケンカは怒りのぶつけ合いなどではなく、「感情的で親密な会話」であるべきだということを覚えておいてください。その上で、ケンカをするときには下記のポイントに気をつけましょう。
1. 感情を言葉で表す
今あなたがどう感じているか、ケンカ中には意外にその詳細を説明できていないもの。
2. 相手に自由に話させる質問をする
イエス、ノーで答えるような質問や、言うべき回答が決まっているような質問は避ける。
3. 相手に自由に話させる発言をする
喧嘩の原因となっている事柄について、「私はあなたがどう考えているか知りたいの」などと発言し、2と同じく相手に話させて彼の意志や考えを理解する。
4. 共感して見せる
「わかったわ」と言葉で口にするのではなく、理解は共感する態度で示す。
お互いがこの4つのプロセスで「ケンカ」を進めれば、必ず正直な気持ちをさらけ出すことができるはず。また、正直に気持ちをぶつけ合った後の仲直りが、2人の関係をそれまでよりもずっとよくしてくれるに違いありません。
参考:Psychologists say this is the best way to argue with your spouse