アルバイトの新トレンド? 女子大生におすすめのベビーシッターの資格について取材してみた! 3ページ目
――他にはどんな特徴がありますか?
好栄さん 自分の働きたいペースでスケジュールが設定できるのがうれしいところだと思います。学生だとやはり平日は授業があるので、終わった後や空いた時間などを利用して働くことができます。好きな時間に働けるのは、学生からすると魅力的だと感じました。
――好栄さんは在学中にベビーシッターをされていましたが、ベビーシッターという仕事の魅力はどんなところだと思いますか?
好栄さん 「子供と触れ合うことができる」というのが一つの魅力だと思います。学生だと、年の離れた兄弟や親戚の子がいないと、自分が子供を持つまで触れ合う機会がなかなかありません。そうなると、自分の子供を持った際に初めてのことばかりで戸惑ったり、悩んでしまうこともあると思います。でもベビーシッターとして多くの子供に触れ合うことで、子育てに関することを少しでも先に学ぶことができます。
――自分が親になった場合のシミュレーションができる、ということですね。
好栄さん 「コミュニケーション能力」を磨くことができるのも魅力です。子供と上手にコミュニケーションを取るのは難しいものなのですが、それを乗り越えることで、柔軟な考えを身に付けたり、理解力を磨くことができます。また、現在は育児をしながら働くという選択をする女性が非常に多いですし、今の大学生も将来そういった選択をする人がますます多くなると思います。多くの「働くお母さん」のところでお仕事をさせてもらうことで、子供との触れ合い方だけでなく、そうした「自分の将来像」について学ぶこともできますね。
――育児だけでなく、等身大の社会勉強もできる、ということでしょう。
好栄さん 本当にいろんなご家庭に行くので、お母さんだけでなくおばあちゃん世代ともお話しすることも多くありました。ときには自分の将来の悩みを相談して助言を得たり、ただのアルバイトでは得ることのできないものをたくさん学べたと思います。こうした「幅広い年代の方と触れ合える」のも、この仕事の魅力です。人生勉強という意味では、大学生に本当におすすめです。
――こうしたスキルは就職活動でも役立ちそうですね。
好栄さん 実際にベビーシッターをしている学生の中には、面接でベビーシッターのことを話して注目され、大手企業への採用が決まったという声も届いています。
――時代のニーズにもマッチしていますし、企業としてもやはり魅力を感じるのかもしれませんね。本日はありがとうございました!
女子大生だけでなく、キッズラインには男子学生のベビーシッターも在籍しており、特に男の子を持つ家庭に人気なのだそうです。一般的なアルバイトと異なる特徴を持つお仕事ですが、大学生にとって非常に得るものが多いベビーシッター。「講座に参加したい!」という人は、ホームページの「次回の講座に優先的に参加する」から登録しておくと、開催日が決まったら優先的に参加できるそうです。興味のある人は申し込んでみてはいかがでしょうか?
株式会社キッズライン ベビーシッター講座のHP
⇒https://kidsline.me/sitters/welcome_college
(中田ボンベ@dcp)