アルバイトで使える! 大学生が身につけておきたい正しい言葉遣いのポイント5選【学生記者】 2ページ目
「ご注文は◯◯(商品名)でよろしかったでしょうか」もよく耳にするフレーズですが、直前のことに対して過去形を使うのは間違いです。どこか押し付けがましい印象を与えてしまいます。「よろしいですか」と言い換えましょう。
セットメニューの注文を伺うときなどに「お飲み物の方いかがなさいますか?」、注文を聞き終えて会計に移るときに「お会計の方失礼致します」など、無意識に「方」とつけてしまう人も多いですが、これも不適切です。ぼかして敬意を表すると考えて使われることもあるようですが、本来の「方」にはそのような意味はありません。道を聞かれたときに「西口の方に進んでいただいて……」、セットのサイドメニューを確認するときに「(ポテトではなく)サラダの方でよろしいでしょうか」というように、「方」は「方角」や「複数ある中の一つ」を表すときなどに使う言葉です。
◆まとめ
いかがでしたか。今まで無意識になんとなく使っていた言葉が間違いだと気づいてハッとした人もいるのではないでしょうか。お客様に失礼にならないよう、また、自分が社会人になったときに変な言葉遣いをしてしまわないように、普段から正しい言葉遣いをするように心がけましょう。
<大学生のまずこれステップ>
1.バイトを始めて不安でいっぱいでも、正しい言葉遣いをするよう心がける
2.正しい言葉遣いを身につけて、お客様に失礼のない接客ができるようになる
3.社会人として働く時にも役立つ‼
文・リサ