奨学金、すでに返せるのか不安になっている大学生は約◯割! 2ページ目
●働けば問題ない
・とりあえず働いて少しずつ返せばなんとかなると思うから(男性/24歳/大学院生)
・安定した職につくため(女性/20歳/大学3年生)
・就職できれば返せる(男性/19歳/大学2年生)
・社会人になってしっかり働けば問題ないと思うから(男性/20歳/大学2年生)
ちゃんと職に就けるかどうか不安だという一方で、ちゃんと働けば問題ないという考え方もあります。奨学金返済のために就活をがんばろうと思うことができるかもしれません。
●給付型で返す義務がない
・貸与ではなく給付型の奨学金だから(男性/21歳/大学4年生)
・給付だから返す必要ない(女性・21歳/大学4年生)
・返さなくていい奨学金制度だから(女性/21歳/大学3年生)
・約1000万円の額ではあるが、県内で一定期間、勤務医として働けば返済が免除される奨学金だから(女性/21歳/大学3年生)
貸与ではなく給付型の奨学金をもらっているという場合、当然不安はありません。やはり同じ奨学金でも返す義務があるかどうかで、将来への不安感もかなり差が出てくるのですね。
●毎月少しずつ返す
・毎月少しずつ返せば問題ないと思うから(男性/19歳/短大・専門学校生)
・少しずつなら返せると思うから(男性/25歳/その他)
・計画的に返済できる(男性/20歳/大学2年生)
・少しずつ返せる金額を借りているから、不安に思ったことはない(女性/23歳/大学3年生)
借りるのは数万円ずつでも返すのは数千円ずつという場合がほとんど。毎月ちょっとずつならば問題なく返せるだろうと感じている人もいます。そこまで不安に感じなくてもいいのかも?
●すでにコツコツ準備
・コツコツバイトして、大学生のうちから貯金しているから(女性/21歳/大学4年生)
・もう返しているから(女性/23歳/大学4年生)
・算段がついているから(女性/19歳/大学1年生)
もう返すための準備をしている、すでに返しはじめているという人も。奨学金の返済には、一括返済などができることもあるので自分のスタイルに合わせて大学生のうちから考えておいたほうがよさそう。
いかがでしたか? 奨学金があるからこそ、バイト漬けにならずに充実した大学生活を送ることができる場合が多いですよね。たしかに奨学金を返すことは不安に思ってしまいがちですが、生活が苦しいときは返済猶予などさまざまな制度があるので、きちんと内容を確認して今のうちから準備をしておくことが大事ですね。
文・学生の窓口編集部
マイナビ学生の窓口調べ
調査期間:2016年9月
調査人数:奨学金をもらっている大学生男女160人