就活にも役立つ?! コミュ力を磨けるアルバイト5選!
「就活するのにアルバイト経験が役に立つ」
「就活に役立つコミュ力をバイトで身につけたい」
などと考えている人もいるのではないでしょうか。
就活で役立つアルバイトは多々ありますが、どの業界へ行っても通用するのはコミュニケーション能力です。
コミュニケーション能力はアルバイトでも学べる一方で、何らかの理由でアルバイト経験なし状態のまま就活することに不安を抱えている人もいます。
そこでこの記事では、就活に役立つコミュ力を磨けるアルバイトについて、大学生の実際の声をもとにご紹介しています。
アルバイト経験なし状態で就活しなければならない人へもヒントを提示していますので、ぜひ参考にしてみてください。
就活でアルバイト経験があると有利な理由
大学時代に経験したアルバイトは、面接や書類・自己PRシートなど就活の場で少なからず役立ちます。
学生のうちにアルバイトをしておくことで有利に働く理由は主に以下の通りです。
・就職したい業界や職種の選択がしやすくなる ・社会経験や義務が評価される可能性がある ・自己アピールのネタが増える ・社会に出ても役立つスキルが得られる |
それぞれについて詳しく見てみましょう。
就職したい業界や職種の選択がしやすくなる
最大のポイントは、アルバイトを通して社会に存在する業界や職種を知れることです。
就活時に自分が行きたい業界やチャレンジしたい職種などが決めやすくなります。
就活では、企業説明会や本などでの業界研究などをすることになりますが、アルバイト経験を棚卸することで自身の携わる業界や職種からもアプローチ可能です。
例えば、レストランのウエイター/ウエイトレスのアルバイトをしていれば、接客業や飲食業界について知見があると言えますよね。
就活では、さまざまな業種・職種と出会うことになりますので、アルバイト経験を指標とすることで自身が
・どの業界で働きたいのか
・どのような職種に就いてみたいか
などの考えの整理に役立ちます。
社会経験や義務が評価される可能性がある
アルバイトをすることで、社会経験や義務を全うしていることを評価される可能性があります。
アルバイトは、会社員と同じく企業に雇われており、仕事の対価に給料をもらっています。
学生のうちから「依頼された仕事をやる」ことに意味を見出し、対価をもらいながら依頼された仕事をこなして成果を出すということを評価する企業もあることを覚えておくと便利です。
自己アピールのネタが増える
アルバイト経験があることで、面接時や書類上での自己アピールのネタにもできます。
多くの場合、困難やトラブルをどのように回避して、何を学んだかを考える傾向にあります。
・どのような成果を出したか
・トラブルをどのように解決したか
だけでなく、日々のアルバイト業務の中で生じた出来事にどのように向き合ってきたかをアピールすることも可能です。
就活で困ってしまいがちな自己アピールのネタが作りやすいため、就活生にとってアルバイト経験は何かと助けになるでしょう。
社会に出ても役立つスキルが得られる
アルバイトによっては、就職後も役立つスキルを得られる場合があります。
アルバイトを通して得られるのは、どの業界・業種でも大切なコミュニケーション能力やパソコンスキルなどの事務処理能力などが挙げられます。
以下の記事では、社会に出ても役立つスキルが得られるアルバイトについてより深堀して紹介していますので、参考にしてみてください。
>>大学生が「将来役立つスキルが身につく」と思うバイトTop5! 1位はやっぱり……
【アンケート】大学生が考える就活に有利なコミュ力を磨けるバイト5選
就活でも普段の生活でもコミュニケーション能力、いわゆる「コミュ力」は社会生活において大事な要素のひとつです。
この項目では大学生290人に聞いた「コミュ力が磨かれると思うバイト」を5つご紹介します。
大学生のみなさんが考える就活に有利なコミュ力が磨けるバイトは以下の5つでした。
・塾講師 ・アパレル店員 ・接客業全般 ・家庭教師 ・居酒屋 |
塾講師や家庭教師だけでなく、アパレルや居酒屋・接客業全般など初対面のお客さんとたくさん話さないと仕事にならないバイトを挙げた人もたくさんいました。
より詳しく見てみましょう。
塾講師
・生徒の前で分かりやすく話さなければならないため、自然とコミュニケーション力があがると思うから(女性/20歳/大学3年生) ・子どもと対話して苦手な分野に一緒に取り組むのが主な仕事なので、話しかけられないことには仕事にならないから(女性/23歳/大学4年生) ・いろいろと生徒と話し合いながら授業を進めていくから(女性/20歳/大学3年生) ・生徒とただ話すだけではなく、勉強を教えて理解してもらうようにコミュニケーションをとらないといけないから(女性/19歳/大学2年生) |
塾講師がコミュ力を磨けそうだと思っている人が多くいました。
大勢の生徒の前でわかりやすく説明しなければいけない塾講師は、コミュ力やプレゼン力が磨かれそうですよね。
アパレル店員
・誰にでも話しかけていって話を弾ませないといけないから(女性/19歳/大学2年生) ・わかりやすく笑顔で説明する必要があるから(女性/23歳/大学院生) ・初対面の人に似合う商品をおすすめする必要があるから(女性/21歳/短大・専門学校生) ・自分からお客さんにバンバン話しかけたりしているから(19歳/女性/大学2年生) |
アパレル店員もコミュ力が磨けそうなバイトというイメージがあるようです。
笑顔で接すというだけでなく、塾講師と同じようにわかりやすく説明する能力が求められているという点に着目している人もいました。
接客業全般
・人とコミュニケーションを取るということはお互いが不快にならないよう、話しやすい雰囲気や会話力が求められるから(女性/19歳/大学1年生) ・いやでもしゃべらなければならない(男性/21歳/大学3年生) ・面と向かってお客さんと話すから(女性/21歳/大学3年生) |
コミュ力が上がるという点で、接客業全般と回答する意見も見られました。
どのような能力や技術・資格を持っていても、対人関係がきちんとできていないと意味がありません。
そういった意味でも接客業は、社会に出ても役立つコミュニケーション能力を鍛えられるというイメージがあるのかもしれませんね!
家庭教師
・面接等のコミュニケーション向上に役立った(男性/24歳/大学院生) ・一人と長く接するから(男性/21歳/大学4年生) ・何につまずいているのか等を理解するのが重要だと思う(男性/24歳/大学院生) ・教えることは大事だから(男性/18歳/大学1年生) |
塾講師と同じく、誰かに知識をわかりやすく教える家庭教師も注目されています。
教える相手とのコミュニケーションだけでなく、生徒の両親とも交流する必要がある家庭教師は、塾講師とまた異なるコミュニケーション力が必要そうですね!
実際に家庭教師での経験が面接などの場で役立ったという声もあるのもうなずけます。
居酒屋
・よく話をするから(女性/21歳/大学3年生) ・ガヤガヤしているから大きな声を出さなければいけないし、会話せずにはいられないから(女性/20歳/短大・専門学校生) ・チームワークがけっこう大切だから(女性/20歳/短大・専門学校生) ・まわりとの協調性がつちかわれる(女性/23歳/大学4年生) |
居酒屋でのアルバイトもコミュ力UPにつながるという声が!
居酒屋ではお酒を飲んで酔っ払っている人も多いことから、自らも大きな声で話さなければならない場所。ハキハキ喋る特訓になりそうですね。
また、チームワークで働くという点に注目している人がいました。
アルバイト経験なしだと就活は不利なの?
アルバイトをしようと模索する人たちがいる一方で、何らかの理由でアルバイトを経験していないという人も一定数います。
アルバイトの経験が無いからと言って、就活に不利になることはありません。
ただし、就活で出会う会社によっては社会経験が少ないと思われる可能性があることを考慮しなければなりません。
世間一般として、大学生のほとんどがアルバイトを経験していると思われているためです。
アルバイトを経験していなく就活で不利になるのではないかと不安な人は、アルバイトを経験していない分、学業やサークル活動・趣味などで自身をアピールできるよう自己分析を入念に行うことをオススメします。
嘘をつくのはNG!
アルバイトを経験していないことが就活で不利になることを恐れ、とっさに嘘をつくことは止めましょう。
どんなに入念な下準備をしていたとしても、嘘はいつかどこかのタイミングでバレてしまうものです。
嘘をつくほうが企業から見て信用できない人物だと思われないためにも、アルバイトを経験したという嘘は止め、別の角度から自己アピールのネタをつくりましょう。
就活が始まったらアルバイトはやめるべき?
就活が始まるとアルバイトを継続するかどうかで悩む人も少なくありません。
就活では、スーツ代や交通費・証明写真の費用などで何かとお金がかかるもの。
自身の取得単位や体力などと相談しながら、無理ない範囲でバイトを継続しても良いでしょう。
すでにアルバイトをしている場合は、アルバイト先に相談してシフトを調整してもらうなど工夫して見るのもオススメです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
アルバイトにはさまざまな人と関わるものが多く、方向性は違ってもコミュ力の向上に繋がると言えそうです。
コミュ力に自信がない人は、思い切ってコミュ力を磨けるバイトに挑戦してみてもいいかもしれませんね。
また、アルバイトをすることで就活時に役立つことは多々ありますが、アルバイトを経験しないと就活で不利になるというわけではありません。
アルバイト経験がない人は自己分析を深堀りしながら、学業面などでのアピールを考えるようにしましょう。
文・マイナビ学生の窓口編集部
マイナビ学生の窓口編集部調べ 調査日時:2016年8月 調査人数:大学生290人(男性136人、女性154人)
プロのマナー講師監修!学生生活のメールや電話でのコミュニケーションに役立つ 『メール&電話例文完全テンプレート集』配布中!
▼無料ダウンロードはコチラから▼