夏休みに観ておきたい! 「夏」が舞台の名作アニメ7選 2ページ目
8mmカメラで撮影が趣味の高校生・霧島海人は、行くあてがないという転校生・貴月イチカを1晩家に泊めることになります。それがきっかけで、二人は奇妙な同居生活を送ることになり……という物語。2012年1月から3月にかけて放送された作品です。長野県の小諸市を舞台に、少年少女のひと夏の思い出を描いており、その甘酸っぱくも爽やかな青春模様は、見ていてうらやましく感じるほど。夏を描いた作品でありますが、放送時期が冬だったことから、そのギャップも話題になりました。
●『茄子 アンダルシアの夏』
2003年に公開された劇場用アニメ作品。黒田硫黄の短編漫画集に収録されている『アンダルシアの夏』が原作です。地元スペインで開催されるレースに出場したプロロードレーサーのペペが、チームトラブルなどを乗り越え見事に優勝するまでを描いています。このレースは夏季に行われており、作中では夏のスペインの描写がふんだんに盛り込まれており、また炎天下の中で必死に戦う選手の姿も、実に夏を感じさせてくれるのです。
●『機動警察パトレイバー the movie』
『機動警察パトレイバー』の劇場版第1作として、1989年に公開された作品です。レイバー(歩行型作業ロボット)の暴走事件が頻発し、その対応に追われる第2小隊。第2小隊の隊員である篠原遊馬は、一連の事件に共通点がないかと独自に調査を始める……という粗筋となっています。本作はサスペンス作品のような緻密な人間ドラマが描かれていますが、天高く伸びる入道雲や、夏の日差しの暑さに参りそうになる登場人物など、随所に盛夏を感じさせる描写もありました。
テレビアニメや劇場版アニメなど「夏」が舞台のアニメをピックアップしてみました。特にこの中では、『海がきこえる』が大学生のみなさんにはおすすめです。夏休みの帰郷など、共感できる要素が盛りだくさんの名作なので、ぜひこの夏見てはいかがでしょうか?
(中田ボンベ@dcp)