こんな夏を過ごしたい! 夏休みが楽しそうなアニメ7選
●『けいおん!』
かきふらい先生の同名漫画が原作。私立桜が丘女子高等学校で軽音部に入った唯、律、澪、紬の4人は、バンド「放課後ティータイム」を結成。唯たちが2年に進級してから新入生・梓が加わります。本作は彼女たちの日常を描いた作品です。夏休みには学園祭に向けての合宿を行ったり、プロの演奏を参考にしようと夏フェスに出掛けたりしています。それぞれの描写が非常に生き生きとしていて楽しそうです。ちょっとうらやましくもなる夏休みです。
●『究極超人あ~る』
ゆうきまさみ先生の同名漫画を原作とします。春風高校になぜか転校してきたアンドロイド「R・田中一郎」を中心に、光画部のおかしな面々が繰り広げるドタバタを描いた作品です。OVAでは、光画部が毎年恒例・夏の「大撮影旅行」に出掛け、飯田線を舞台に波瀾(はらん)万丈のスタンプラリーを繰り広げます。まぬけでのどかな雰囲気があるのもこの作品ならでは。光画部はいいなぁと思わされます。ちなみに挿入歌『飯田線のバラード』は必聴の名曲です。
●『サマーウォーズ』
細田守監督初の長編オリジナル劇場版アニメ。インターネット上には「OZ(オズ)」という仮想世界が構築されていて、世界中の人々がこれを利用していました。高校2年生の主人公・小磯健二は憧れていた篠原夏希と一緒に、夏休みに夏希の実家へ旅することになります。婚約者のふりをさせられるのですが、ここで起こるある出来事が冒険の始まりでした……。舞台となった長野県上田市の夏の雰囲気が見事に描写されています。世界観が見事で作品世界に入りたくなる作品です。
●『涼宮ハルヒの憂鬱(ゆううつ)』「エンドレスエイト」
谷川流先生原作のライトノベルをアニメ化した作品です。涼宮ハルヒというちょっと変わった女子高生を主人公に、彼女が結成した「SOS団」、そのメンバーたちと一緒に繰り広げる騒動を描きます。「エンドレスエイト」は第2期、第12-19話のエピソードで、夏休み後半を全力で遊ぶという内容。ただし、その日々はループしていたのです……。繰り返しの内容で声優さんも大変だったそうですが、やっていること自体はとても楽しそうです。
ドタバタの1日をエンドレスに繰り返すといえば押井守監督の傑作『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』がありますが、こちらは学園祭前日の秋が舞台です。