チョコボールが3200円? カナダのスーパーで見つけた日本食【学生記者】

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こんにちは。ワーキングホリデーをしている柴田です。今はカナダのバンクーバーの語学学校にて英語を勉強しながら、多くの人に毎回の食事からの幸せを感じてほしいという思いで日本の『いただきます』の精神を広めています。今回は、なんとチョコボールが3200円で売られている? そんなカナダのスーパーに売っている日本食を紹介します。

■スーパーマーケットでの品揃えと値段

まず物価ですが日本の100円は113円くらい、1カナダドル(CAD)は大体100円で計算してみてください(2016年6月20日現在)。その中で売られている日本食を見てみると、冷凍うどんは6.43CAD,焼き海苔20枚入りでは7.07CAD,キットカットはファミリーサイズで6.88CAD.チョコボールは30袋入りで32.99CADでした。

■カナダの日本食のイメージは?

語学学校で日本食について尋ねるとヘルシー、安全、おいしい、寿司、脂が少ないなどポジティブなイメージをあげる方が多いようです。

●メリット:日本食であることがブランド

企業の名前ではなく日本食として戦うことができる。これが1つの利点だと感じました。たとえば食の欧米化や若者の和食離れを始め、日本における日本食は供給過剰となりつつあり価格競争が激しいと聞きます。日本では企業の名前も商品を購入する判断材料の一つになっているのではないでしょうか? しかし健康志向が強い国において日本食はヘルシーでかつおいしいというイメージから、企業のブランドに関係なく購入する人も多いそうです。

●デメリット:風土にあったfoodを提供する。

人口1億2000万人の日本というマーケットを離れて挑戦することにはもちろんリスクがあります。そして食品である以上、現地の人の口に合わなければ買ってもらえないでしょう。そのための情報収集であったり、マーケティングであったりと多くの企業が試行錯誤を重ね、リスクを背負って挑戦した結果が海外進出だと思います。

■グローバルな企業とは

僕は、食品企業はグローバルな視点を持つ必要があると思います。ここで言いたいことは語学力を高めることではありません。この商品はイスラム教徒に流行るのではないか、その商品は東京ではダメだけどブラジルでは流行するのではないか? 大きいサイズで販売したほうがいいのではないか? そのような考え方ができると、海外進出しても成功につながりやすいのではないでしょうか。みなさんはカナダでファミリーサイズのチョコボールが3200円で売れる理由はなんだと思いますか?


文・柴田渉

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