2016年度の東京大学「五月祭」に行ってみた! 〜東大生だけの色を描き出せる日〜【学生記者】

よしだ

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こんにちは、早稲田大学3年の吉田です。
5月14日(土)、15日(日)に東京大学本郷キャンパスで第89回五月祭が実施されました。学園祭に携わる者として興味を持ったので足を運んでみたところ……日本の最高学府たる東大の学生が持つ知力はもちろん、活気やエネルギーを感じることができ、大満足でした。そこで、今回は当日の様子を紹介しながら、五月祭の魅力をレポートしてみたいと思います!

●優れた学科展示

五月祭ではMay Fes. Award学術文化部門1位の『近未来体験2016』をはじめ、専門分野を子どもでもわかりやすく、かつ楽しめる形で紹介する展示が多いです。

私のイチオシは機械系学科の有志による企画「TECHNO FACTORY」にあった『キカイ×アート』という企画でした。「機械の研究をコンテンツ生成に応用し、研究をわかりやすい形で外に出したい」というコンセプトの企画です。アートとはおよそ縁のないキカイが制御技術によってエンターテインメントを生み出せるようになっていく姿がとても興味深かったです。

●クラスの模擬店

東京大学では1年次に全員がクラスに分けられ、五月祭で各クラスの模擬店を出すことが通例となっています。各クラスはこの模擬店を通して結束し、2年次に同じメンバーで有志の模擬店を出す人も。私の友人もそのうちの一人で、今年は「アフォガート」というイタリアのお菓子を出していました。バニラアイスにコーヒーをかけただけのシンプルなお菓子ですが、コーヒーの苦味がアイスの甘みを引き立ててくれるのでとてもおいしかったです。

●個性的な企画の数々

『ナブラ演算子ゲーム』のように東大生の頭脳を駆使した企画から、温泉の魅力を伝える『足湯カフェ』、手話を和みながら紹介してくれる『しゅわっちの手話カフェ』、お酒好きにはたまらない『利き酒』など、紹介しきれないほど多種多様な企画があります。

特に私の興味を引いたのは 東京大学CAST の展示でした。東京大学CASTでは「身近な科学をわかりやすく」伝えることをテーマに、科学を用いたパフォーマンスやショーを各地で行っています。五月祭では常設展示のほかグランドフィナーレなどでもショーを行っていました。どれも小学生くらいの子から大人まで思わず「へえ〜」と声をあげてしまうような完成度でした。

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