隣人部、奉仕部……ラノベに登場する魅力的な部活動7選!
ライトノベルには、登場人物たちが作った「部活」が登場することがあります。例えば、『涼宮ハルヒの憂鬱』でヒロインのハルヒが作った「SOS団」は有名。主人公のキョンはSOS団でドタバタな日々を送ることになりますが、実に楽しそうですよね。今回は、こうしたライトノベルに登場する「魅力的な部活動」を紹介します。
●ハーフプライサー同好会(ベン・トー)
スーパーの半額弁当を得ることを目的に組織された同好会です。以前は部として承認されていましたが、部員不足のために同好会になってしまいました。しかし部室はちゃんと存在し、しかもお弁当を温めるための電子レンジなども完備されています。遠くのスーパーまで遠征を行うこともあります。弁当を奪い合う高い身体能力が必要ですが、楽しそうではあります。
●隣人部(僕は友達が少ない)
友人が全くいないヒロインの一人・三日月夜空が創設した部活。その目的は「同じ学校に通う仲間の善き隣人となり友誼を深める」ということですが、簡単に言えば「友達を作ること」です。しかしその実態はただ集まってぐだぐだとしゃべったりゲームをしているだけで、これといった活動はしていません。ただ部員は美少女ぞろいのため、それが魅力です。
●極東魔術昼寝結社の夏(中二病でも恋がしたい!)
「不可視境界線の探索」というよく分からない活動を行っている同好会。ヒロインの小鳥遊六花が、活動していない昼寝部を吸収する形で誕生しました。これといってめぼしい活動はしておらず、仲間内で楽しく何かをする……というゆるーい内容です。たまに昼寝対決もしていましたね。
●古典部(氷菓)
文化系の部活動が盛んに行われている中で、廃部寸前の状態だった部活。主人公の折木奉太郎たち4人が入部することでなんとか存続されました。活動内容は部の伝統である「氷菓」という文集を作り、文化祭に出すこと。それ以外の活動はありませんが、奉太郎たちは次々に舞い込む「不思議な謎」を追うことになります。文集よりも、そちらが魅力的な部活です。
●第二新聞部(人生)
名前のまま、学校の新聞を制作する部活です。この部に所属する主人公・赤松勇樹はお悩み相談コーナーの担当を命じられ、毎回寄せられる悩みに答えるために3人の女性に回答を仰ぎます。そして彼女たちの解決策を実践してみるのですが、この流れが毎回メチャクチャで、またトラブルに発展するなど面白いのです。答える側よりも聞く側として振り回されたい作品です。
●奉仕部(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。)
主人公の比企谷八幡と、ヒロインの雪ノ下雪乃、由比ヶ浜結衣が所属する部。活動内容は主に寄せられる悩み相談や依頼の解決をすることで、いわばボランティア部です。相談が原因でトラブルに巻き込まれたり、面倒な依頼もあったりしますが、「活動している感」は多分に感じられる部活なのではないでしょうか。
●階段部(学校の階段)
「とにかくひたすら階段を走って競い合う」という内容の部活。もちろん学校非公認です。階段だけでなく、学校の設備全てがコースとして考えられており、さまざまなショートカット合戦が繰り広げられます。学校のタブーに堂々と挑む魅力的な部活。人とぶつかりそうになったときのための「謝罪訓練」もあります。
ライトノベルに登場する「魅力的な部活動」をピックアップしてみました。個人的には、ハーフプライサー同好会と階段部あたりがもし本当にあれば入ってみたかったですね。皆さんはどうでしょうか? この中だと、どの部活に入ってみたいと思いますか?
(中田ボンベ@dcp)