女子大生は意外とシビア?! バレンタインの友チョコは「あげない」が多数派「面倒」「試験中で忙しい」
昔は「愛の告白」がバレンタインの名目でしたが、いつの間にか義理チョコが生まれ、やがて異性同性問わず親しい人にあげる「友チョコ」が一般的になってきました。友チョコは楽しいイベントの半面、悩みの種でもあります。あげることは義務ではないけれど、あげないと関係性が悪くなるかも……なんて心配してしまうこともあるのでは? 今回は女子大生を対象に、今年のバレンタインに友チョコをあげるか聞いてみました。
■友チョコはあげる?
あげない 180人(67.9%)
あげる 85人(32.1%)
最近は友チョコのほうが主流だという声も聞きますが、案外、あげないという人のほうが多いという結果に。その理由はどんなところにあるのでしょうか?
■あげない派
●会わないから
・あげる期間に会わない(22歳/大学4年生/女性)
・ちょうど実習期間で学校にいけないから(20歳以下/短大・専門学校生/女性)
・学校が休みの期間なので1日に多くの友人に会えないので(22歳/大学4年生/北海道)
・春休み中なので友だちに会う時間がないから(20歳以下/大学2年生/女性)
大学生がこの期間は休みに入ってしまう……。当然、友だちにも会わず、チョコレートもあげない大学生が多数。これはバレンタインチョコレート商戦の盲点だったかも!?
●金銭的問題
・お菓子業界の戦略に乗りたくないしお金と時間に余裕が無いから(21歳/大学3年生/女性)
・金銭的余裕がないから(22歳/大学4年生/女性)
お小遣いが厳しいのに、わざわざ友だちにチョコレートを買うのはつらいもの。チョコレートをあげなかったからといって関係性が崩れるわけじゃなし、無理する必要はありません。
●面倒くさい
・チョコが嫌いなのでお返しなどもらいたくもないし、面倒だから(23歳/大学4年生/女性)
・面倒だから(23歳/短大・専門学校生/女性)
売り場も混むしわざわざ理由をつけて友だちで集まるのも、確かに面倒といえば面倒です。チョコレートも好き好きがありますから、嫌いならば仕方のないこと。
●気を遣う(気を使わせる)のがいや
・試験中でみんな忙しいから(20歳以下/大学1年生/女性)
・友チョコは精神的に疲れるから(20歳以下/大学2年生/女性)
チョコレートに関わらず、モノをあげたりもらったりというのは人によっては変に気を使ってしまう場合があります。
■あげる派
●世話になっている
・感謝の気持ちを伝えたいから(20歳以下/短大・専門学校生/女性)
・日頃の感謝の気持ちをお互いに気兼ねなく伝えることができる、絶好のチャンスだから(24歳/大学4年生/女性)
「いつもありがとうね」「友だちだと思ってるよ」と、感謝や友情を伝えるツールとしてバレンタインデーというイベントを利用するのもいいもの。
●楽しいじゃん!
・交換するのが毎年のイベントだから(21歳/大学3年生/女性)
・みんなで楽しめるイベントだから(20歳以下/大学1年生/女性)
・友だち同士で友チョコを交換するのが楽しいから(22歳/大学4年生/女性)
かわいいチョコレートを選んでみんなであげっこ。子供のころの誕生会やクリスマス会のようで、これはこれでなかなか楽しいです。小さいばら撒き用のチョコレートもたくさん売っているので、そういうものをチョイスするといいかもしれないですね。
●人間関係の為・習慣
・社交辞令(大学院生/埼玉県)
・友チョコが当たり前になっているから(大学2年生/東京都)
・研究室であげあう習慣があるから(大学院生/京都府)
・関係を円滑に進めるため(大学2年生/東京都)
習慣というとなんだかつまらなくも感じますが、一年に一回の決まり事をすることで、周りの人間関係がなんとなくうまくいくならばいいのではないでしょうか? 誰だってプレゼントをもらって嫌な気持ちはしないものです。
義務感に襲われることもある友チョコ。でも「あげない」と回答した人が多かったので、ひとまずご安心を。とはいえこの季節、チョコレート売り場は華やいで、思わず本命の彼氏なんていなくてものぞきたくなるものです。時間とおこづかいに余裕があるなら、親しい仲間に友チョコを送ってみてはいかがでしょうか?
文●ロックスター
マイナビ学生の窓口調べ
調査日時:2015年1月7日~2016年1月15日
調査人数:女子大学生265人