これをやれば泣くこと間違いなし!?サークルの卒業コンパで泣かせる演出5選
■後輩からの手紙
お世話になった先輩には、一人一人に感謝の気持ちを伝えてあげることが大切です。結婚式における花嫁の手紙のようなイメージ。普段はなかなか直接言えなかったことをメッセージに込めましょう。次の代を統率するキャプテンもしくはリーダーが読み上げます。
まずは、先輩全員に対する感謝の気持ちを述べます。次に、これまであったできごとを振り返ってみましょう。対外試合や成果発表の場などにおいて良い結果を得られたときの功績。合宿の楽しかった思い出。今でも笑えるようなエピソード。具体的にいくつか挙げてみて、当時を懐かしみます。そして、先輩一人一人に対するメッセージ。これまでの思い出に加えて、卒業後の進路が決まっている人たちに対しては、「○○に行ってもがんばってください」と言うように、未来に対するエールも送ってあげましょう。最後に、「次の私たちの世代もがんばっていきます」という決意を述べた上、もう一度全体に対しての感謝を伝えて締めます。
手紙を読んだあとは、先輩たち一人一人に花束や贈り物を渡します。その頃には間違いなく感動の渦が会場全体を包んでいることでしょう。
■OB/OGの人たちを呼ぶ
先輩にもお世話になった人がたくさんいます。卒業コンパでは、OBやOGの人たちを呼んでみるのもよいでしょう。特に先輩の口からよく出ていた卒業生には必ず声をかけましょう。サプライズゲストのような形にすれば、きっとビックリされます。
OBやOGはもう社会人として働いている人たちが多いので、卒業コンパの日程が決まったら、早めに声をかけておきましょう。早い時間は参加できなくても、2次会からなら仕事終わりに参加できるという方もいるかもしれません。よって、2次会の場所についてもあらかじめ決めておくとよいでしょう。
1年生のサークル部員は、OBやOGとは初対面かもしれません。卒業コンパでは、卒業生との会話がメインですが、せっかくの機会なのでOBやOGと話して今後の方向性などを考えるといいでしょう。社会人と学生との違いなども聞ける良い機会になります。
■サプライズVTR
卒業コンパで欠かせないのは、サプライズのVTR。やはり映像を見せると、より訴えてくる内容が濃くなります。
これまでのサークル活動や合宿などの写真を集めて、感動を誘う音楽とともに編集します。これまでのOBやOG、顧問の先生などからのメッセージも盛り込みましょう。
サークルの和気あいあいとしたイメージを残すうえでは、映像をバラエティー番組感覚でつくってみるのも一つの手。パロディー的な内容でもいいですし、ある1人の先輩に変装して、サークル活動における再現ドラマのようなものをつくるのもおもしろいです。アイデアは無限にあるので、みんなで話し合って決めるといいでしょう。
■フラッシュモブ
最近の流行であるフラッシュモブを取り入れるのも良いアイデア。会場BGMに合わせて突然、店員や参加者たちが踊り出して、大人数でお祝いするというたくらみです。
例えば、誰か1人が店員やバイトに扮(ふん)して、注文を聞きに来たかと思ったら、いきなり踊り出します。それにつられて後輩たちがみんなで徐々に乗ってくるという流れです。このとき、サークル顧問の先生や、普段はおとなしくて厳格な部長など、いかにもこういうノリはあまりしないような人がやり出すと、一気に場がもりあがります。
■一人一人を胴上げ
店を出たら、卒業コンパが終わりというわけではありません。ここで、先輩の一人一人を胴上げしてあげましょう。胴上げする前に、一言何か言ってあげると、より個々への愛情が伝わります。
皆が酔っ払っているかもしれないので、間違っても先輩にはけがをさせないように。荷物を代わりに持ってあげたり、メガネなどを外してあげたりして、安全を確保した中で始めます。宙に舞っている姿をカメラで撮っておきましょう。
最後は全体の集合写真を撮影するのも忘れないように。
サークルの卒業コンパでは、今までのことを振り返るために、手紙や映像を用意しておくとよいでしょう。また、サプライズゲストとして、OBやOGを呼んでおくと喜ばれます。ぜひ、今回紹介した内容を取り入れてみて、思い出に残る良い会にしてください。