【大学生の本音】ぶっちゃけ大学の勉強楽しい? つまんない? 意外にも「楽しい」が6割と多数派! 理由は……
一生のうちに数年間しかない学生生活。その中で何に一番力を入れるか、人によって意見が分かれるところですよね。サークルや部活の人もいれば、アルバイトの人もいる。もちろん、学生の本分である勉強に注力するという人もいるでしょう。この勉強に関してなのですが、あなたは楽しいと感じますか?それともつまらないと思いますか? こんな質問を大学生男女に投げかけてみました。
■学校の勉強は楽しいですか?つまらないですか?
楽しい 253人(63.1%)
つまらない 148人(36.9%)
楽しいという意見が多数派のようですね。それぞれの理由を見ていきましよう。
<楽しい派の意見>
●純粋に学ぶのが楽しい
・知識欲が満たされるから(愛媛県/大学4年生/男性)
・雑学が増えていくような学習だったため、楽しかった(兵庫県/大学4年生/女性)
・元々、勉強が好きだから(東京都/大学院生/女性)
・学ぶことは幸福(愛知県/大学4年生/男性)
・高校時代から学んでいたことの原理や、核の部分をより詳しく知ることができて興味深い(千葉県/大学1年生/女性)
勉強とはさせられるものではなく、したいと思うもの。授業そのものが面白いというのもあるでしょうが、自分自身が楽しむ気があるのかも重要なのでしょう。
●好きなことを勉強している
・自分の入りたかった物理学科に入り毎日実験ばかりしている(東京都/大学院生/男性)
・プログラミングの面白さを知れたから(神奈川県/大学4年生/女性)
・毎日実験ばかりしているので楽しい(京都府/大学院生/男性)
・心理学が楽しいから(埼玉県/大学1年生/男性)
知的好奇心が満たされる科目と出会えるのも、大学などの教育機関ならでは。学びたい学科に入れた人はもちろん、そうじゃない学科に入った人も、楽しいと感じる学問に巡り合えるといいですよね。
●将来に役立つ
・将来の仕事に直結することしか勉強していないので(広島県/大学4年生/女性)
・建築を学ぶことで就職先の選択肢が広がる(東京都/大学3年生/男性)
・自分の好きな分野(デザイン)を学んでいるから。課題は疲れるけどそれと同等に楽しく学べる価値がある(大阪府/大学2年生/女性)
・夢だった医師への道だから(三重県/その他/女性)
夢を叶えるための手段として、勉強をしているという人もいるようです。自分の将来にワクワクしながら学んでいたら、自然と授業も楽しくなりそうですよね。
一方大学の勉強をつまらないと感じている人の意見はどのようなものでしょうか?
<つまらない派の意見>
●勉強が嫌い
・そもそも勉強が好きじゃない(福岡県/大学2年生/男性)
・楽しくもなくつまらなくもない。勉強はそんなものだと私は思うから(東京都/大学4年生/女性)
・面倒だから(京都府/大学4年生/男性)
・何となく嫌い(北海道/大学3年生/女性)
学校というよりも、勉強そのものに嫌悪感を抱いている人も少なくないようです。
●好きなことを学べない
・自分に興味がない学部に入学したので、楽しくない(新潟県/大学4年生/男性)
・文学部だが正直あまり文学に興味が無いので勉強は苦痛(岐阜県/大学4年生/男性)
・教科によっては必修で仕方なくなものがあるから(香川県/大学3年生/男性)
・資格のために勉強しているが、自分の生活に直結するものではないため勉強していて良かったと思うことがないから(岡山県/その他/女性)
・マーケティングをさせられるのが苦痛(大阪府/大学1年生/女性)
何となく、あるいは、学力的に受かりそうだからという理由で、興味のない学部に入ったら勉強がつまらない。よく聞く話ですよね。
●レベルが合っていない
・授業のレベルが低い(埼玉県/大学4年生/女性)
・勉強が難しくて少し苦痛を感じているため(北海道/大学院生/男性)
・難しい語句が多いうえに、それをちゃんと理解してないと授業についていけないから(東京都/大学4年生/男性)
・思ったように単位が取れないから(埼玉県/大学4年生/男性)
何を言っているかチンプンカンプンでも、分かっていることを何度も聞かされても、勉強って面白くないものですよね。
●原因は教授や先生
・教授がなに言ってるかわからない(静岡県/大学4年生/女性)
・教授が生徒に理解させる気がないように感じる(埼玉県/大学院生/男性)
・先生の授業の仕方が合わない(栃木県/短大・専門学校生/女性)
楽しめる学問と出会うのと同じくらい、よき恩師と出会うのは、大事そうですよね。
いかがでしたか? 入った学部や教えてもらう教授が合わないなど、どうしようもない問題もあるようです。しかし、一生に一度しかないキャンパスライフ。どうせなら勉強も楽しみたいですよね。
文●ロックスター
マイナビ学生の窓口調べ
調査日時:2015年12月21日~2016年1月4日
調査人数:大学生男女401人