一回飲んでみたい! いろいろありすぎて驚くコーラの種類まとめ
コーラといえばやはり一番有名なのは『コカ・コーラ』で、次に挙がるのは『ペプシ・コーラ』でしょう。でも、コーラ系炭酸飲料は他にもたくさんあるのです。今回は、世界の「○○○コーラ」をまとめてみました。皆さんが知っているコーラはあるでしょうか!?
●インカ・コーラ(INCA KOLA)
コーラといえば「黒」のイメージがありますが、この『インカ・コーラ』は黄金色に輝いています。南米のペルーではこの『インカ・コーラ』が最も売れているコーラです。ちなみに漫画『孤独のグルメ2』の第2話にはこの『インカ・コーラ』が登場します。
⇒『INCA KOLA』公式サイト
http://www.incakola.com.pe/
●ザムザム・コーラ(ZAMZAM COLA)
『ザムザム・コーラ』はイランのコーラです。販売元の『ザムザム・イラン・カンパニー』は1979年創業ですが、これはイラン革命でアメリカ資本が追放された際に設立されました。国内にあったペプシコの子会社の設備を接収したため、味も似ているそうです(笑)。
●アフリ・コーラ(afri-cola)
ドイツで販売されているコーラです。1931年に登場したのでその歴史は古く、また含有カフェイン量世界一がウリでした。1リットルあたり250mgもカフェインが入っていたのです。その後、カフェイン量の見直しがありましたが、2006年に元に戻っています。
●アムラト・コーラ(Amrat Cola)
パキスタンで販売されているコーラです。『AMRAT BEVERAGES INTERNATIONAL』の公式サイトを見ると製品は『Amrat Cola』『Amrat Lemon Lime』『Amrat Orange』の三種類のみです。また「OUR SUCCESS STORY」という項目では、会社が大きくなっていかに独自ブランドとして尊敬されているかが書かれています。
●フューチャー・コーラ(Future Cola)
中国で『Hangzhou Wahaha Group』が製造・販売しているコーラです。同社のサイトによれば「Chinese people's own cola」(中国人民の独自のコーラ)となっています。会社名が「Wahaha(ワハハ)」というのも日本人からするとかなりユニークですね。
●ロイヤルクラウン・コーラ(RC Cola)
「RCコーラ」と呼ばれることの多いコーラで、世界シェアは『コカ・コーラ』『ペプシ・コーラ』に次ぐシェアだそうです。1934年に製品が完成という古い歴史を持ち(オリジナルは1905年)、日本では1961年に壽屋(現・サントリー)から発売されましたが、うまくシェアを伸ばすことはできませんでした。
●エス・コーラ(est Cola)
タイで販売されているコーラです。『est Cola』を製造・販売している『Serm Suk Public Company』はSerm Sukさんによって2012年に設立された会社で、かなり新顔のコーラ系炭酸飲料といえます。
●コーラ・タルカ(Cola Turka)
トルコで販売されている独自ブランドのコーラです。『Ulker』という会社が製造・販売しています。トルコ国内の他、ドイツ、オーストリア、オランダ、ベルギーなどヨーロッパ各国でも販売されているようです。
近年、日本でも以下のようなコーラ系炭酸飲料が発売されています。
●キリン メッツ コーラ
2012年にキリンビバレッジから発売された新顔のコーラです。同社の公式サイトによれば「飲みごたえ15%UP」「コーラらしさ12%UP」「香り10%UP」となっています。また、コーラながら「特定保健用食品」となっています。
●沖縄黒糖コーラ
2012年にJT(日本たばこ産業)から発売されたコーラです。波照間島(はてるまじま)産の貴重な「黒糖」と、隠し味にミネラル豊富な「石垣の塩(R)」を使用したという珍しいコーラです。現在では入手困難となっています。
●COLA SHOCK+(コーラショックプラス)
2014年にJTが発売した、エナジー系のコーラ飲料です。回復系アミノ酸と呼ばれる「BCAA」(バリン・ロイシン・イソロイシン)を配合しているのが特徴です。同社のサイトによれば、BCAAは「体内で合成できない必須アミノ酸で、筋肉のエネルギーの源となるといわれています」とのこと。
なかなか『コカ・コーラ』の牙城を崩すのは難しいようですが、『インカ・コーラ』のようにペルーでは一番売れている! といった製品もあります。このように世界各国にはさまざまな「○○○コーラ」があるのです。今回紹介した中にあなたが知っているコーラはありましたか?
(高橋モータース@dcp)