最大70cm差! 歴代NBA選手の高身長&低身長ランキングTOP5
アメリカのプロバスケットボールリーグ「NBA」(1チームだけカナダ)には、長身の選手がたくさんいます。しかし、意外と小柄なプレーヤーもいるのです。今回は、「歴代NBA選手の高身長、低身長のランキング」を作ってみました。
■まるで大きな壁 「NBA」高身長 TOP5
第1位 231cm……「ゲオルゲ・ムレシャン」「マヌート・ボル」
第2位 230cm……「スラブコ・ブラネス」
第3位 229cm……「ショーン・ブラッドリー」「姚明(ヤオ・ミン)」
第4位 226cm……「パベル・ポドコルジン」「チャック・ネビット」「シム・ブラー」
第5位 224cm……「マーク・イートン」「リック・スミッツ」「ラルフ・サンプソン」他
高身長では、このようなランキングになりました。全員が2mを軽く超える選手です。同じ身長の選手も多数いたので、ピックアップして紹介します。
●第1位 231cm
・「ゲオルゲ・ムレシャン」
ルーマニア出身の元NBA選手。『ワシントン・ブレッツ(現ワシントン・ウィザーズ)』や、『ニュージャージー・ネッツ(現ブルックリン・ネッツ)』でプレーしたことがあります。センターというポジションでありながらシュートがうまく、1996-1997シーズンにはNBAトップのシュート成功率60.4%をマークし活躍しました。
・「マヌート・ボル」
南スーダン出身の元NBA選手。『ワシントン・ブレッツ』や『マイアミ・ヒート』などその他多数のチームを経験しています。圧倒的な身長と手足の長さを生かしたプレーで、ブロックを得意としていました。
※231cmと身長の表記は同じですが、ほんの少しだけゲオルゲ・ムレシャンの方が高いようです。
●第2位 230cm
・「スラブコ・ブラネス」
モンテネグロ出身のバスケットボールプレーヤー。日本ではあまり有名ではないですが『ニューヨーク・ニックス』などで活躍していました。ポジションはセンターです。
●第3位 229cm
・「ショーン・ブラッドリー」
西ドイツ(現ドイツ)出身の元NBA選手。『フィラデルフィア・セブンティシクサーズ』『ニュージャージ・ネッツ』『ダラス・マーベリックス』などのチームでプレーをしていました。身長は高いですが線が細く、ディフェンスは苦手だったようです。
・「姚明(ヤオ・ミン)」
中国出身の元NBA選手。『ヒューストン・ロケッツ』でのプレー経験があります。長身を生かしたポストプレーや豪快なブロックショットが武器でした。
※ポストプレーとは、相手コートの制限区域付近で、ゴールや相手プレーヤーを背にした状態で味方からボールをもらおうとするプレーのことです。
※ブロックショットとは、相手選手のシュートを防ぐことです。具体的には、敵の放ったシュートが上昇しているときに手のひらを使って断ち切ります。
●第4位 226cm
「パベル・ポドコルジン」
・226cmの選手の中から代表して、「パベル・ポドコルジン」を紹介します。パベルは、ロシアのプロバスケットボール選手で、過去にNBAの『ダラス・マーベリックス』に所属していました。リバウンドのうまさに定評がありました。
●第5位 224cm
「マーク・イートン」
・224cmの選手の中から代表して「マーク・イートン」を紹介します。マークは、アメリカ出身の元NBA選手です。『ユタ・ジャズ』一筋でプレーしていた彼は、ブロックの神様といっていいほどのプレーヤーでした。「875試合出場、5,216得点、6,939リバウンド、3,064ブロック」という驚異的な数字を残して引退しています。
高身長ランキングに入ってくる選手のほとんどがセンターというポジションでした。センターはゴール下にいる守護神ですので、やはりブロックの得意な選手が多かったのです。さて、続いて低身長ランキングを見てみましょう。
■小柄で素早い選手が多い 「NBA」低身長 TOP5
第1位 160cm……「マグジー・ボーグス」
第2位 165cm……「アール・ボイキンス」
第3位 168cm……「メル・ハーシュ」
第4位 170cm……「ワタル・ミサカ」「モンテ・トーウィー」他
第5位 173cm……「田臥勇太」「チャーリー・クリス」「ドン・マーティン」他
低身長では、このようなランキングになりました。歴代のNBA選手の中でも160cm台は、上位の3人だけです。4位以降の選手は複数人いるので、ピックアップして紹介します。