約7割が支持! 社会人に聞いた、忘年会と新年会、より大切にしているのはどっち?
12月になると飲み会のお誘いが増えてきます。会社の忘年会はもちろん、学生時代の友人と久しぶりに会ったり、正月には地元の集まりもある。できれば全部に出席したいけれど、体もお財布も疲れてしまう……。行事の多い年末年始の予定調整では、忘年会と新年会のどちらをより大切にするのか? 読者の考えを教えてもらいました。
Q.忘年会と新年会、どちらのほうをより大切にしていますか?
忘年会……260人(72.8%)
新年会……97人(27.2%)
忘年会の方を重視する人が圧倒的に多いようです。どうしてここまで票が分かれたのでしょうか。それぞれの意見を聞いてみましょう。
<忘年会で、自分にも「お疲れさま」と言ってあげたい!?>
■一年の頑張りをみんなで労いたい!
・「どちらも大事ですが、今年1年を労い来年へつなげる」(男性/50歳以上/機械・精密機器)
・「忘年会の方が、今年の仕事が終わったとすっきりした気分になれるから」(女性/28歳/ホテル・旅行・アミューズメント)
・「明日から休みという、はしゃいだ雰囲気が好き。パーッと騒げるから。一年間仕事をやりきったという達成感がある」(男性/30歳/学校・教育関連)
仕事が「終わった!」という解放感は清々しいですよね。それに、翌日が休みだったら、パーッと騒ぎたくなる気持ちもわかります。1年間頑張ったので、少し羽目を外しても許してくださいね。
■より盛り上がるのは忘年会!?
・「忘年会は盛り上がって楽しいから」(女性/23歳/医療・福祉)
・「忘年会のほうが、いろいろ反省したりして盛り上がるから」(男性/50歳以上/金融・証券)
・「忘年会の方が盛り上がるし、一年間お疲れ様という気持ちになる」(女性/34歳/建設・土木)
忘年会では、「あのときはこうだった」「実は○○だった」と振り返るのが楽しいのかもしれません。たとえミスがあっても、笑い話になっていますよね!?
■パッとやって、パッと終わりたい!
・「年忘れをして来年に持ち越さないようにしたい」(男性/29歳/医療・福祉)
・「これから休み! と希望に満ちるから」(女性/32歳/医療・福祉)
・「いろいろあった一年をぱっと騒いで終わらせたいので」(男性/43歳/自動車関連)
良かったことも、つらかったことも、その年のうちに全部吐き出せたらスッキリ! 新年を気持ちよく迎えるために、忘年会で一度リセットしておきたいですね。
<清々しい気分でスタートがきれる新年会>
■新しい幕開けは気持ちがいい!
・「過去を振り返るより、未来を見ていたいので新年会の身内でします」(男性/44歳/情報・IT)
・「新しい年への誓いを大切にしたい」(女性/30歳/運輸・倉庫)
・「一年の始まりで心機一転できるので」(男性/33歳/機械・精密機器)
ゆっくり年末年始を過ごして、十分に英気を養えたら、あとは歩き出すだけ。愚痴よりも期待が多く語られる新年会では、「今年も頑張ろう」と、気合いをいれられますね。
■ゆっくり開催できるのは新年会!?
・「忘年会の時期は、忙しく落ち着かないから」(男性/49歳/通信)
・「忘年会時期は忙しいから、ゆっくりできる新年会のほうが大切」(女性/42歳/警備・メンテナンス)
・「忘年会は多くて軽い感じ。新年会はちょっと特別なイメージ」(男性/50歳以上/情報・IT)
なんとなく忘年会は忙しない印象が。バタバタと集まるよりは、ゆっくり落ち着いて挨拶をしたいかも。大切な仲間から元気をもらって、笑顔で過ごせるような1年にしていきたいですね。
達成感を味わえる忘年会も、心機一転できる新年会も、どちらも捨てがたい……。もし両方に参加できたら、仲間との絆はぐんと深まりそうです。
文・OFFICE-SANGA 藤平真由美
調査時期:2015年11月
アンケート:フレッシャーズ調べ
集計対象数:社会人357人(インターネットログイン式アンケート)