すれ違いが切ない! おすすめ恋愛映画ランキングTop20 3ページ目
2006年、湖畔のほとりに建つ家に暮らす医師のケイトは、シカゴの病院で働くために市内に引っ越すことになります。ケイトは家を出る際、次にこの家に住む人宛に「自分への手紙の転送先」と「入り口の犬の足跡は最初からあった」ことを書いた紙を郵便受けに入れ、後にします。場面は変わり2004年。湖畔の家に引っ越してきたアレックスは、郵便受けに「手紙の転送先」と「入り口の犬の足跡は最初からあった」ことが書かれた手紙があることに気付きます。不思議に思ったアレックスは、これを書いたいう「ケイト」に手紙を送ることにするが……。
粗筋から分かるように、2006年と2004年がつながる不思議なポストが登場します。二人はこのポストを使ってやりとりするうちに引かれ合いますが、時代が違うので当然出会うことはできません。少しファンタジーな設定の作品ですが、この歯がゆい恋愛模様は時に切なく、時に心温まります。
監督:アレハンドロ・アグレスティ
脚本:デヴィッド・オーバーン製作:ダグ・デイヴィソン、ロイ・リー音楽:レイチェル・ポートマン出演者:キアヌ・リーブス、サンドラ・ブロック、クリストファー・プラマー、リン・コリンズ
■おすすめ恋愛映画ランキング第9位 セレンディピティ 恋人たちのニューヨーク
クリスマスを目前に控えたニューヨークの大きなデパートで、同じ商品に同じタイミングで手を伸ばそうとして偶然出会ったジョナサンとサラ。互いに譲り合ううちに仲良くなった二人はそのまま「セレンディピティ(幸せな偶然)」という名のカフェで時間を過ごす。その後は離れ離れになりますが、またすぐ偶然に再会。共に運命を感じていた二人だったが、どうしても受け入れることができないサラは、本当の運命かどうかを試すためと言って、ある「提案」をして、また会えるかどうかわからないまま、二人はまた別れてしまう。
「それって絶対運命じゃん」なんて思ってしまいますが、臆病になってしまう気持ちもよくわかります。登場人物の心理にとっても共感できる作品です。
監督:ピーター・チェルソム
脚本:マーク・クライン
制作:ピーター・エイブラムス、サイモン・フィールズ、ロバート・L・レヴィ
音楽:アラン・シルヴェストリ
出演者:ケイト・ベッキンセール、ジョン・キューザック、ジェレミー・ピヴェン、モリー・シャノン、ジョン・コーベット、ブリジット・モイナハン、ユージン・レヴィ、ケイト・ブルムバーグ
■おすすめ恋愛映画ランキング第8位 ゴースト/ニューヨークの幻
銀行員のサムは、恋人のモリーと幸せな毎日を送っていましたが、ある日暴漢に襲われサムが死んでしまいます。悲しみに暮れるモリーですが、そのそばにはゴーストとなったサムがいました。ゴーストなので見えませんし、話し掛けることもできません。ただ悲しむ彼女を見守るだけのサム。そんなある日、モリーの元にサムの友人だったカールが訪れ……。
恋愛映画ではありますが、コメディーやファンタジーの要素が詰まったエンターテインメントな作品。後半、サムはとある事件がきっかけでモリーに自分の存在を知られてしまい、そこから二人はつかの間の時間を過ごします。ここのロマンチックさ、そして切なさは特筆すべきものです。
監督:ジェリー・ザッカー
脚本:ブルース・ジョエル・ルービン
製作:リサ・ウィンスタイン
音楽:モーリス・ジャール
出演者:パトリック・スウェイジ、デミ・ムーア、ウーピー・ゴールドバーグ
■おすすめ恋愛映画ランキング第7位 スパングリッシュ 太陽の国から来たママのこと
娘を連れてメキシコを離れロスに移り住んだシングルマザーのフロール。英語も話せない彼女は、はジョンと妻のデボラ、そして2人の子供と祖母の5人の裕福な家庭で家政婦として働くことに。やがてジョンの妻デボラが自分の娘をさしおき、フロールの娘を美容院に連れて行ったり私立学校に通わせるなど、幸せそうに見える一家もまた問題をかかえていてることが明るみに出てしまう。そんななか、ジョンとフロールが少しずつ惹かれ合うようになっていくが……
アダム・サンドラーがコミカルな演技を控え、しっとりと恋する大人の姿を演じています。文化も境遇も異なる二人の恋。ちょっと切ないけれど、とっても素敵な映画に仕上がっています。
監督:ジェームズ・L.ブルックス
脚本:ジェームズ・L.ブルックス
制作:ジュリー・アンセル、ジェームズ・L.ブルックス、リチャード・サカイ
音楽:ハンス・ジマー
出演者:アダム・サンドラー、パス・ヴェガ、ティア・レオーニ、クロリス・リーチマン、アンジェラ・ゴーサルス、トーマス・ヘイデン・チャーチ、ティア・レオーニ、シェルビー・ブルース
■おすすめ恋愛映画ランキング第6位 ワン・デイ 23年のラブストーリー
1988年7月15日、優等生タイプのエマと奔放な性格のデクスターが大学卒業の際に初めて言葉を交わし意気投合。ところが2人は恋人ではなく、友人としての関係を続けることを選択する。その後、作家を志すもなかなかうまくいかないエマとは対照的に、デクスターはTVの人気者となりたくさんの女性と恋を重ねていく。互いに惹かれあいながらも、友達として微妙な関係を維持しながら、2人がそれぞれどんな「7月15日」を迎えるのか、23年間という長い時間にわたって描いていく。
ちょっぴり切ないけれど、とってもロマンティックなお話です。様変わりしていくアン・ハサウェイがどれも素敵で、それだけでも見る価値があります。
監督:ロネ・シェルフィグ
脚本:デヴィッド・ニコルズ
制作:ニーナ・ジェイコブソン
音楽:レイチェル・ポートマン
出演者:アン・ハサウェイ、ジム・スタージェス、パトリシア・クラークソン、ケン・ストット、ロモーラ・ガライ、レイフ・スポール、トム・マイソン、アマンダ・フェアバンク=ハインズ、ジョージア・キング