クリスマスの話題に使える! 衝撃のサンタに関する豆知識8つ
クリスマスが近づいてきました。クリスマスといえば「サンタクロース」なわけですが、この良い子にはプレゼントをくれるサンタさん、実は世界各国で微妙に違っていたりします。今回は「サンタさん」にまつわる豆知識をまとめてみました。
●モデルになった「聖ニコラウス」は現在のトルコ生まれの人だった
サンタクロースのモデルになったのは、4世紀ごろを生きた司教(主教)聖ニコラウスとされます(現在のトルコ・アンタルヤあたりの生まれ)。
・貧しいため、3人の娘を売らなければならなくなった家にひそかに金貨を投げ入れ、その娘たちが結婚できるようにした。
・エルサレムの巡礼に向かった際に、海に落ちて死んだ水夫をよみがえらせた。
などの伝承があります。
●悪い子を連れていくサンタ!?
「聖ニコラウス」には悪い子を罰するという面もあり、子供の行動をメモったえんま帳を持っているという話もあるそうです。ちょっと「なまはげ」みたいですね(笑)。また、ドイツでは「聖ニコラウス」は黒いサンタを連れており、この黒いサンタは悪い子を連れていっちゃうとか。この2人は双子という伝承があるのです。
●赤い服はコカ・コーラの宣伝が元!?
世界的にサンタの衣装は「赤と白」が基本となっていますが、これはコカ・コーラ社が1931年に行ったキャンペーンによるという説があります。ただし、それ以前にも現在の一般的なイメージと変わらぬ衣装を着たサンタは各地で確認されています。ですから、あくまでも一説と考えた方が良いかもしれません。
●名前も違うし、服の色も違う!
イギリスではもともと「サンタクロース」ではなく「ファザークリスマス」という名で、服の色も「緑」がスタンダードだったそうです(そもそも別物だった)。最近では「赤」が多くなり、「サンタクロース」という名前もポピュラーだとか。
●魔女もやって来る!?
イタリアではクリスマスのお祝いは1月6日まで続くそうです。また1月5日には魔女がやって来て、いい子にはお菓子を、悪い子には石炭をくれるとか。
●ロシアのサンタは孫を連れてる!?
ロシア正教ではクリスマスイベントは1月7日になってから行うとのこと。また、サンタに当たるのはジェット・マロースというおじいさんで、孫娘スネグーラチカ(雪娘)を連れているのです。ちなみにマロースおじいさんの衣装は青に白い縁取りのある衣装です。
●公認サンタが世界中にいる!
デンマークに本部を置く『グリーンランド国際サンタクロース協会』という団体があります。この協会では「公認サンタクロース」を選定していて、公認となったサンタさんは世界各地で活動しています。また、毎年7月には「世界サンタクロース会議」が開催されます。
⇒『世界サンタクロース会議』公式サイト
http://www.worldsantaclauscongress.com/
●北アメリカ航空宇宙防衛司令部がサンタを追跡!
NORAD(北アメリカ航空宇宙防衛司令部)は北アメリカの防空監視を行う軍事組織ですが、毎年サンタがどこにいるかの追跡を行ってその情報を公表しています。現在『NORAD TRACKS SANTA』公式サイトでは、サンタ追跡のためのカウントダウンが行われています(笑)。
⇒『NORAD TRACKS SANTA』公式サイト
http://www.noradsanta.org/
サンタさんは世界各国でいろいろ違うことが分かっていただけましたでしょうか。サンタは商業主義だなんて批判をされることもありますが、その根本にあるのは人を思いやる心でしょう。クリスマスの日には心豊かに過ごしたいものですね。
(高橋モータース@dcp)