仲良し! でも……「友達カップル」の彼女が不満に思っていること
仲のいい友達から始まって、付き合うようになったふたり。男と女というよりは、何でも話せる親友が彼氏になったようなもので、自他ともに認めるほど仲がいい。友達みたいなカップルだけど、もしかして彼は女の子には誰でもフレンドリーで優しい人?友達みたいなカップルの彼女、仲がいいだけに口に出せず、実は内心モヤモヤを溜めこんでいるかもしれません。
■モヤモヤを溜めこむ原因は、仲が良過ぎるから
とのこと、将来のこと、何でも相談できる仲のいいふたりにありがちなのは、仲がいいだけに相手にイヤな面を見せられないことです。彼氏が自分以外の女友達と親しそうにしていても、その回数が頻繁でモヤモヤすることがあっても、なじることもできない。元々友達から発展して付き合い始めたふたりなので、嫉妬のようなドロドロとした感情を持ち込むことが不得手な場合があります。明るく清々しいふたりの関係が変化するようで、恐いのです。嫉妬を“可愛いやきもち"として表現するテクニックが彼女にあれば、モヤモヤを溜めこむこともありません。ですがそのようテクニックは、なじり合い怒鳴り合うようなドロドロの恋愛関係を経て身に着けるもので、天性の資質として備わっていることは稀です。
■彼女の存在>女友達との関係をはっきりさせること
ドロドロの関係にしたくないから、ネガティブな感情も溜めこんでしまう。溜めこんでしまうから、密かにストレスを感じている。そんな彼女のために彼氏ができることは、彼女と女友達はまったく別もので、彼女は異性として特別な存在なんだと伝えることです。その場合「あいつとは仲がいいだけで、何にもないよ」のようなセリフだけでは不十分です。むしろ、「何でもないとわざわざ断るなんて、どういうこと???」と、かえってモヤモヤを募らせる原因にもなります。最も効果的なのは、はっきりと態度で表すことです。
■友達みたいなカップルだからこそ、スキンシップが大事
爽やかで清々しい「友達みたいなカップル」は見ていても気持ちのいいものですが、友達みたいなカップルこそ、公然といちゃいちゃすることも大事です。特に女友達とも一緒の場では、軽いハグなど、彼女とのスキンシップを過剰にすると効果的です。女友達に対しては、つけ入る隙がないとの牽制になり、彼女に対しては「君がいちばん大事で特別」とのメッセージにつながります。
■友達みたいな関係に縛られると、かえって窮屈になることも
友人関係にも、バカ騒ぎして楽しく盛り上がる関係もあれば、何でも相談し合える関係まで、いろいろなバリエーションがあります。友人関係のカタチは様々なのに、なぜか友達みたいなカップルは、爽やかさ一辺倒の文脈で語られがちです。友達みたいなカップルであっても、嫉妬のようなネガティブの感情は、付き合う上で必ず発生します。友達みたいなカップルなのに、こんな感情を持ち込むのはNGかもしれないと、自己規制し始めるとふたりの関係も窮屈になってしまいます。
意外と嫉妬深い。あるいは自分だけは特別扱いして欲しいという感情をオープンにすることは、友達みたいなカップルであっても自然なことです。度を過ぎるのは論外ですが、独占欲のようなネガティブな感情も上手に表現できるようになると、ふたりの絆もいっそう強くなります。元々の仲の良さを生かしましょう。