猫好きはたまらない! 神保町の「ネコの本」専門店『にゃんこ堂』に潜入!
ネットではかわいいネコの画像・映像はテッパンのコンテンツ。「かわいいは、正義!」という言葉があるぐらいで、ネコに癒やされる人が多いですね。古書店の街として知られている「神田神保町」にネコ本専門店があるのをご存じですか?
■ネコの本がぎっしり!
『にゃんこ堂』はネコ関連の本ばかり集めた本屋さんです。本屋といっても『姉川書店』内にある「書店内本屋」さん。でも、今や姉川書店内の7割ほどが『にゃんこ堂』となっています。ずらりと並んだネコ本を見ると「ネコの本ってこんなにあるんだ」ときっと驚くことでしょう。
店主の姉川二三夫(あねがわふみお)さんに伺ったところ、最初は「棚2本」分で始まったとのこと。そもそも二三夫さんの娘・夕子さんが「これからは普通の本屋さんは大変。何か特徴のある本屋さんにしないと」と言ったのがきっかけだったそうです。
夕子さんが愛猫家でもあったことから「ネコ本を扱おう!」となり、ネコ関連の本をいろいろ調べて集め、棚2本分のスペースを『にゃんこ堂』として2013年6月にスタートしました。
口コミで評判が広がり、今では地方からもネコ好きの人が訪れる人気店になっています。二三夫さんによれば「東京に来たらまずにゃんこ堂に寄る、と言ってくださる方もいらっしゃいます」とのこと。全国の愛猫家の皆さんの注目を集めているのです。
■どんなネコ本が売れている!? ネコグッズもいろいろ!
店主・姉川二三夫さんにどんな本が売れているのかを伺ってみると、
・『人生はもっとニャンとかなる! ―明日にもっと幸福をまねく68の方法』
・『ラク~に生きるヒントが見つかる 般ニャ心経』
・『フクとマリモ』
・『ねこと国芳』
などの本は「購入される方が多いですね」とのことでした。また、普通の書店では置かれていないようなネコ本でも『にゃんこ堂』では面出しされていて、ネコ好きな人が「あった!」「こんな本があるんだ!」と見つけることができます。
例えば、棚で『ねこと国芳』の横に並べられている『江戸猫 浮世絵 猫づくし』は、浮世絵に登場するネコばかりを集めた名著ですが、町の本屋さんで見つけるのは難しいのではないでしょうか。また、ポール・ギャリコ著の『猫語の教科書』は楽しい本ですが、薄いので棚差しされてしまうと見つけるのは難しいでしょう。『にゃんこ堂』では、このようなネコ好きにはたまらない本を見つけやすくなっています。
ネコ本だけではなく、カレンダー、ポストカード、iPhoneケースなどのネコ関連グッズもあります。ネコ好きの人なら「欲しい!」と思うものが多いでしょう。
↑定番のカレンダーも充実しています。
↑映画のポスターのパロディーのポストカード。どれにもネコが登場します。
↑飼い主さんが撮影した「ウチの子の写真」がにゃんこ堂の店内に飾られています。どのにゃんこもかわいらしい写りです。
↑『にゃんこ堂』オリジナルのブックカバー。本を購入したお客さんが希望すればカバーをかけてもらえます。
↑『にゃんこ堂』オリジナルのトートバッグ。おしゃれでかわいいですよ。
ネコ好きにはたまらない『にゃんこ堂』です。店内に並んだ本の表紙を見ているだけでなんだか癒やされたような気になります。あなたも訪問してみませんか?
●『にゃんこ堂』
東京都千代田区神田神保町2-2 姉川書店内
⇒Facebookサイト
https://ja-jp.facebook.com/nekobon.nyankodo/
(高橋モータース@dcp)