ラノベ棚を担当する同志社大生に聞いた! 大学生にとっての本屋バイトの魅力とは? 【いか文庫コラボ連載Vol.1】 3ページ目
ー単刀直入にお聞きしますが、楽しいですか?本屋さんのアルバイト。
やってて辛かったりもありますけど、総合的には、最近は後輩も入ってきましたし、いろいろ発見も増えて、やりがいはありますね。さっきも少しお話したように常連さんのお客様も結構いるんですけど、対応を失敗してしまった時に、激励まじりではあるんですけれども、ちょっときつく言われてしまって、落ち込んだこともありました。
ーなるほど〜。でもいいですね、激励というのが。ちなみに他にやってみたいアルバイトはありますか?本屋がベストですか?
そうですねぇ。人と会話するよりは、一方的に喋っている方が得意なので、そういったことができるバイトもやってみようと思って、やったんですが……。同志社大学の今出川キャンパスは、観光名所になってまして、ツアーガイドとして学生がお客様をお案内するんです。そのガイドを授業の合間にやるアルバイトがあって、一応今もメンバーとして在籍はしています。お客様によって一長一短な部分があって、一方的に喋るのであっても、お客さんのノリによって喋り方を換えないと行けないなということがあって、難しいところもあるのですが、そっちはそっちで楽しいですね。
ーいいですねぇ。ぜひぜひ聞いてみたいです。もうそろそろ最後の質問ですが……将来の夢は、何ですか?
裁判所事務官を目指して勉強しています。公務員試験に受かって、働いて、最終的には、家族か親か、まだわからないですが、不自由なく暮らさせてあげたいなぁと。
ーなんと!そんな先まで考えてるんですね。この長岡京の雰囲気はファミリー感があるなと感じたのですが、家族と幸せに暮らしたいというのはその影響もあるんですかねぇ。町にも、斉藤さんにも、穏やかさがありますものねぇ。では、本当に最後になりますが、好きな学食のメニューはありますか?
よく食べるのは、生協の「ささみチーズかつ」です。257円という値段の割にボリュームがあって、味も好みなんです。メインメニューは300円くらいで収まるのですが、ご飯とかサイドメニューとかをつけると500円とか600円とかになっちゃうので、家からご飯を持って行って食べています。
ーなるほどー!やっぱり学食って安いんですねぇ。ささみチーズかつ、食べてみたいです!インタビューは以上ですが、担当されている棚って、見せてもらうことできますかね?
あ、はい、じゃあ店長に聞いてみますね。
ーありがとうございます!(本当にしっかりしてるなぁ……)
このあと、斉藤さんが担当されている本棚を見せていただきました。
きれいに整った書棚に、いくつか面(表紙が見えるように)で置かれているものもあって、それはもちろん、斉藤さんのオススメしているもの。
「この作品は、尖ってるけど王道なんです」「これは最近人気が出て来ているジャンルで…」「この作家さんは定番ですね」「最近は市場が増えているので、レーベルもどんどん増えてるんです」「これも人気があるんですが、本当はもっとこっちのレーベルを試してみたいと思っていて……。」などなど、生き生きと自分の棚の説明をしてくれました。
ライトノベルはいか文庫ではあまり紹介しないジャンルではありますが、最近はSFものなど、一般的に文芸と呼ばれるジャンルの本と連携させて販売をしていたりもするそうで、そうなると興味も俄然湧いてくるなぁ!まだまだ知らない本の世界があるなぁ!と、思いがけず嬉しい発見がありました。
本屋のアルバイトに、勉強に、大学生ってやることたくさんあって大変そうだけれど、その分輝いている斉藤さん。これからも、お友達やお客様に、たくさん本をお薦めしていってくださいね。応援しています!
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