海外発! 埋葬の新しいカタチ「土に還るまゆ型棺桶」で森を作ろうプロジェクト

学生の窓口編集部

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日本では死後、遺体を火葬することが一般的で、灰や骨を壺に入れてお墓に納めますよね。しかしそれでは自然の連鎖に参加していないのでは? と思っている方もいるのではないでしょうか。そんなエコなあなたに、新しい葬儀のカタチをご紹介します。死後は新しい命に、そんな様子を米サイトBored Pandaよりお届けします。

海外では地域や宗教によって、さまざまな葬儀の仕方があります。西洋でちょくちょく見られるのは、棺に遺体を納め、そのまま土に埋めるという方法ですよね。そういった方法を取ることの多いイタリアで、「死後は木になろう」というプロジェクトが立ち上がりました。木を切って棺桶を作るのではなく、逆に木々を育てようという試みです。

「The Capsula Mundi」というこのプロジェクトは、微生物によって分解される「まゆ型の棺桶」の中に遺体を入れて土に埋め、その上に木や種を植えるというもの。つまりは、人の体を栄養として木が育つのです。

墓地には墓石の代わりに木が育ち、森のようになっていきます。


植える木は好きなものを選ぶことができるそう。



遺体は胎児のようなポーズでまゆ型棺桶の中に納められます。

遺族や子孫は墓標の代わりに木に会いに行くことができます。また、その木陰は彼らの憩いの場となるかもしれません。

デザイナーであるAnna CitelliさんとRaoul Bretzel氏によって考案されたこの埋葬法は現在のイタリアの法律では認められていません。もしも日本で認められたとしたら、やってみたいと思いますか?

(文/訳 木口マリ)

写真/記事提供:Bored Panda

More info: capsulamundi.it

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(h/t: aplus )

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