上野を観光するなら絶対行くべき! おすすめ人気スポット12選
上野動物園やアメ横など、東京のなかでも知名度の高い観光スポットが多く存在する上野。地方の人なら一度は観光に行ってみたいと思ったことがあるのではないでしょうか? また、東京に住んでいてもデートや友達とぶらぶらするのに楽しい街ですよね。今回はそんな上野に行ったら絶対に訪れたい、おすすめ・人気な観光スポットについて紹介していきます。
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◆上野のおすすめ観光地1 上中
上野駅を降りると、アメ横センタービルから右側に折れた側から御徒町駅あたりまで延びている商店街があります。商店街の両端には、大きな文字で「上中」とあるのでスグわかります。はじめて訪れる人はなんと読むのかわからないかもしれませんが、これを「うえちゅん」と読ませるあたりがなんとも上野らしい。とにかく目立つ「上中」の大看板なのですが、これは東京芸大卒業のあの段ボール作品で有名な日比野克彦さんの作品なのだそうです。その縁もあってか、「上中」では芸術通り宣言を行い、東京芸大との共催イベントなど、アートを活用した街の活性化を積極的に行っています。
お隣のアメ横と違って、こちらには食料品の店はほとんどありません。オジサンのだみ声が飛び交うこともなく(それもとても魅力なのですが)落ち着いた雰囲気。アメ横よりも道が広いので観光客などで渋滞することもないようです。衣・食・雑貨いろいろありますが、ここでとにかく目立つのはシューズショップ。『ABC-MART 一号店』、『スポーツジュエン本店』、『山男フットギア SHOP A』、『イケダヤ靴店』、『靴のイイダ』と高密度で集中し、お互いしのぎを削っています。観光コースのパターンとしては、往路はアメ横、復路は「上中」、あるいはその逆でまわるのがいいでしょう。それぞれの通りの個性が味わえます。
<観光>
■住所:東京都台東区上野4丁目
■交通:JR「御徒町」駅下車徒歩約6分
http://www.ueno-nakadoori.or.jp/
◆上野のおすすめ観光地2 アメ横ガード下
上野駅から続く商店街「アメ横」の名の由来では、戦後のこのあたりの闇市で特に飴を扱う店が当時200軒以上あったこと、またアメリカ進駐軍の放出物資を売る店も多かったことから最初「アメヤ横丁」と呼ばれ、さらにそれが短く略されて、今日では「アメ横」に。これ以上短くしようがない呼び名です。
戦前は、民家や長屋が密集する住宅街でした。しかし東京大空襲で一帯は焦土と化し、戦後はバラックの住宅・店舗・屋台さらに露天が目立ち始めます。それらの商店はほとんどが闇市だったためトラブルも多発していました。そこで、1946年、手を焼いた当局(警察と進駐軍のMP)は地元の実業家・近藤広吉に依頼して、最初、80軒の商店を収容した「近藤マーケット」を作らせます。そこからアメ横はようやく正常化していったのでした。
今では、食品、衣類、雑貨、宝飾品などの店が業種ごとに集中。上野駅のガード下を地図にすると相撲番付表の下の段のような細かさになってしまうほど、それぞれに個性ある店舗(それも老舗)が密集しています。その数なんと、三百数十店舗。一度この買い物迷宮に迷い込んでしまったら、物欲の虜になってなかなか抜け出せません。
特に、年末には正月用の生鮮食品などを求める人たちで文字通り満員電車でのような混雑ぶり。普段は商店街の端から端まで歩いてほんの10分程度なのに、この時期は30分以上かかってしまうことも。この時期、「アメ横」は、テレビなどでの定番の中継があるので、いやがうえにも注目の観光スポットとなります。
<観光>
■住所:東京都台東区上野
■交通:JR「上野」駅下車スグ
http://www.ameyoko.net/