外国人オタクと話せるかも? 英語のオタク用語8選
日本の漫画・アニメの愛好者は今や世界中にいます。そのため日本のオタク文化も海外に輸出され、ずいぶんポピュラーになっています。日本語のオタク用語がそのまま通用するご時世ですが、英語のオタク用語にはどのようなものがあるのでしょうか?
●/(スラッシュ)
日本の同人誌などで「×」を使って、キャラクターのカップリングを表すことがありますが、海外では「/」を使います。二次元ではなく、実在する人物でカップルを作り二次創作を行う場合には「RPS」(Real Person Slashの略)といったジャンル表記がされます。ただし、日本のように「×」で区切った左側が攻めで右側が受けといったルールはありません。
●salty(ソルティ)
「salt」は「塩」ですから、「salty」だと「しょっぱい」という形容詞になりますね。これは主にゲーマーたちの間で使われ、「キレた」「激怒した」といった意味です。「U salty?」とあれば「キレてんの?」といった意味で、からかいのニュアンスが入ります。
●pairing(ペアリング)
同人誌などである「カップリング」という言葉は英語ではこうなります。
●ship(シップ)
漫画やアニメに登場するキャラ同士を恋愛関係にすることです。同じ船(ship)に乗せちゃうというイメージを想像すると分かりやすいのではないでしょうか。カップリング愛好家のことを「shipper」(シッパー)と表現します。例えば、「○○○/△△△shipper」というと、「○○○ × △△△推しの人」という意味です。
●Fem○○○
○○○には、キャラクターの名前が入ります。いわゆる「女体化」を表す表現です。
●CGDCT
「Cute Girls Doing Cute Things」の略で、アニメのジャンルを表すときなどに使われます。「かわいい少女がかわいいことをする」という意味ですから、いわゆる「萌えアニメ」などを主に指します。
What are the best CGDCT anime?
(ベストCGDCTアニメはどれ?)
なんてスレッドが立ったりします。
●asspull(アスプル)
「お尻から引っ張り出す」という表現の短縮で、「ご都合主義的な展開」のことを指します。オタク用語というよりもネット上でよく使われるスラングですが、知っておくと英語の掲示板を読むときに便利です。あまり品の良い表現ではありませんが。
漫画・アニメ系ばかりでしたので、最後に「鉄ちゃん」関連のものを。海外にももちろん鉄道ファンがいらっしゃいます。
●anorak(アノラック)
主にイギリスで使われる表現で「鉄道オタク」のことです。「anorak」は、フード付きの防寒着のことですが、イギリスの鉄道オタクはこれを着ていることが多いそうで、そのためこの呼び方があります。
まだまだありますが、きりがありませんので今回はこのあたりで……。これらの表現を知っていると、英語圏のオタクな皆さんとスムーズにコミュニケーションがとれるかもしれません(笑)。
(高橋モータース@dcp)