トラウマレベル! ガチで怖い、おすすめホラーアニメ20選 4ページ目
13.笑ゥせぇるすまん
つかの間の夢をみたい人、潜在願望を叶えたい人、そんな人のもとに彼はやってくる。素性も何もわからない、確かなことは一つだけ。彼はセールスマン。忠告と共に魔法の商品を提供する、怪しく笑うセールスマンだ...!
あの声、あの姿、思い出すとぞっとする人もいるのではないでしょうか?
『笑ゥせぇるすまん』は、藤子不二雄(A)による日本のブラックユーモア漫画作品を原作としています。後にテレビドラマ化もされました。セールスマンの喪黒 福造が現代人のちょっとした願望をかなえてやるが、約束を破ったり忠告を聞き入れなかった場合にその代償を負わせるという何ともダークな内容となっています。代償を支払わせるときの呪文は「ドーン!!!」という言葉で、多くは人差し指を相手に向かって突き出しながら叫ぶ形で表現しているため、叫ぶとわかっていてもドキッとさせられます。単なるブラックジョークではなく、寓話的な意味合いとして人間の愚かさや弱さ、いい加減さが描かれる、インパクト・メッセージ性共に強烈な作品となっています!
※原作者・藤子不二雄(A)の「(A)」は正式には、○の中に「A」です。システムの都合上「(A)」となっております。
≪作品概要≫
タイトル:笑ゥせぇるすまん
原作:子不二雄(A)
脚本:梅野かおる
プロデューサー:児玉征太郎
ディレクター・監督 :クニ・トシロウ ほか
放送機関:1989年10月~1992年
14.闇芝居
夜、何気なくテレビをつけっぱなしにしていたら流れてくる異様なアニメ。写されるのはお面を被った男と不穏な空気。男はおもむろに紙芝居を始める。日本の昭和を感じさせる語り口調で紡がれるのは、ぞっとするような怪談だった...。
大人向けホラーアニメとして主に深夜帯に放送された作品。夜中に思いがけず出くわし、興味本位で観てしまって背筋が凍る想いをした人も少なくないのではないだろうか?
絵のタッチ、演出ともに不気味さを感じさせ、「大人向け」と銘打ち深夜帯に放送しているだけあって、紹介される話がゾッとするものばかりです。番組と連動した都市伝説キャラを捕獲するスマートフォン向けアプリが配信されている他、第1話放送後の検索ランキングで1位になるほど注目を集めるなど、知名度・話題性の高い作品です!
≪作品概要≫
タイトル:闇芝居
脚本:熊本浩武
アニメーション制作:ILCA
製作:「闇芝居」製作委員会
放送期間:第1期:2013年7月14日~9月29日
:第2期:2014年7月6日~9月28日
15.コープスパーティー Tortured Souls -暴虐された魂の呪叫-
少女二人が目覚めたのは薄暗い廃校の中だった。先程まで一緒だったはずの他の仲間はいない。一体ここはどこなのか?出口を求め歩き出すふたりだったが、ふとしたきっかけで離ればなれになってしまい...。
コンピュータゲーム制作集団「チームグリグリ」により制作・販売されている、ホラーアドベンチャーゲームを原作としたオリジナルビデオアニメーション。
学園祭の準備のために学校に残っていた如月学園の生徒たちが、ひとりが始めた怪談話をきっかけに謎の現象に巻き込まれ、見知らぬ場所に飛ばされてしまうところから物語は始まる。元の世界へ戻るために探索を開始する彼らだが、やがて数々の怪奇現象に襲い掛かかられるのだ…。
ゲームを元にしているだけあって、体験型のストーリー展開になっているため感情移入がしやすく、その分味わう恐怖心もひとしおな作品です。グロテスクな表現やホラー演出が秀逸で、ホラーゲーム好きにはたまらない作品です。
≪作品概要≫
タイトル:コープスパーティー Tortured Souls -暴虐された魂の呪叫-
原作:祁答院慎
監督:岩永彰
脚本:佐藤勝一
キャラクターデザイン:田中誠輝
アニメーション制作:アスリード
製作:MAGES.
発売日:2013年7月24日
16.巷説百物語
舞台は江戸時代末期の天保年間。あちら立てればこちらの立たぬ、困難な問題を持つ人々や、晴らせぬ恨みを持つ人々、彼らの願いを金で請け負い、妖怪になぞらえて解決する小悪党たちがいた...。
大人気作家京極夏彦による時代小説が原作。小説は『巷説百物語』、『続巷説百物語』、『後巷説百物語』、『前巷説百物語』、『西巷説百物語』とシリーズ化されており、2001年に漫画化、2003年にアニメ化、2000年・2005年・2006年にはテレビドラマ化されています。
『後巷説百物語』は2004年第130回直木賞を、『西巷説百物語』は2011年第24回柴田錬三郎賞を受賞しました。
人の心の綾を妖怪の仕業に仕立てることで解決するところを特徴とし、高い評価と人気を誇る作品です。
≪作品概要≫
タイトル:巷説百物語
原作:京極夏彦
監督:殿勝秀樹
シリーズ構成:藤岡美暢
脚本:高橋洋、村井さだゆき、神原裕
キャラクターデザイン:宮繁之
アニメーション制作:トムス・エンタテインメント
製作:トムス・エンタテインメント、東宝
放送期間:2003年10月~12月