持ち帰りOK! 絶品揃いの「京都駅ナカスイーツ」おすすめ5選
国内のみならず海外からも絶大な人気を誇る観光地・京都。見て食べて体験して、何度訪れても新しい発見のある古都京都は、伝統的なものから新感覚まで、お土産スイーツも充実しています。京都で味わった感動をお土産にこめて伝えたい……けどお土産を抱えて観光するのは大変ですよね。そこで、今回は京都駅構内(駅ナカ)で購入できる絶品スイーツをまとめてみました。
■洛匠「草わらびもち」
まずは基本の京都土産、茶房洛匠の「草わらびもち」です。零れるほどたっぷり入ったきなこをそっとお箸でかき分けると、現れるのは宇治小山園の上質な抹茶を使ったきれいな翡翠色のわらびもち。不定形でやや大きめのわらびもちを口に入れると、他では味わえない独特のもっちりとした食感と控えめな甘さが広がります。
■満月「阿闍梨餅」
阿闍梨とは天台・真言の高僧の位のことであり、「阿闍梨餅」の形は修行を行う阿闍梨の網代笠を象っています。江戸末期創業の和菓子司満月の二代目が大正11年に開発しました。米粉ベースの餅生地で丹波大納言の粒あんを包んで焼いた半生菓子です。もちもちしっとりの皮と京都らしい甘さ控えめのあんが調和する伝統の和スイーツは、定番の京都土産のひとつです。
■ビアード・パパ「焦がし醤油のみたらしシュークリーム」
ちょっと変わったお土産スイーツを探しているなら、シュークリーム専門店ビアード・パパを探してください。注文を受けてからクリームをシューに充填するので、いつでもサクサク作りたてシュークリームが味わえることで有名なお店です。
日本国内だけでなく海外にも店舗がありますが、「焦がし醤油のみたらしシュークリーム」は、京都店の限定メニュー。シューの上には甘い焦し醤油が塗られており、ライスパフがトッピングされています。中のクリームももちろん限定味。カスタードをベースにしたみたらしクリームがっぷり入っています。
■京ばあむ舎「京ばあむ」
上品な抹茶の香りと豆乳のまろやかな味わいが楽しめる、甘さ控えめしっとりふわふわのバームクーヘンです。
抹茶生地と豆乳生地の2色に分かれているのが特長で、見た目も味も京都らしい上品さがあります。宇治の抹茶に京都の天然湧水で作られた豆乳、小麦粉ももちろん国産の、100%和のスイーツです。
こちらも一見新感覚ですが、関西では知名度の高いスイーツなので、遠方のひとだけでなく近郊在住のひとへの手土産としても喜ばれます。
■緑寿庵清水「金平糖」
緑寿庵清水は日本で唯一の金平糖専門店で、創業は1847年(弘化4年)。素朴で日本らしいお菓子と思われがちですが、金平糖は戦国時代にポルトガルから伝わり、長く高級品として珍重されていたお菓子です。今でこそ駄菓子のイメージのつよい金平糖ですが、吟味された材料で熟練の職人が昔ながらの製法で丁寧に作った金平糖を一口食べれば、その上質な甘さと味わいに驚くことでしょう。目上の方へ贈るのにも最適な、京都上級者のお土産スイーツです。
京都らしい伝統的なお菓子から、和洋折衷の新感覚スイーツまで、多彩なお土産を観光を済ませて帰る直前の京都駅構内で買えるのはとても便利ですね。お土産スイーツはここで紹介した5品だけではもちろんありません。京都を訪れたらぜひ、自分の目と舌ですてきなお土産スイーツを探してみてください。