一人でも充実していればOK! ぼっちの大学生に「ぼっち充」のススメ
「大学ぼっち」とは、大学内で授業や食事などの時間をひとりで過ごす人のこと。なんだか「大学ぼっち」と聞くとさみしい印象ですが、でもそもそも「ぼっち」って、さみしいことなんでしょうか?「1人はさみしい」と思い込んでいませんか?これからは、1人の時間をさみしく思う暇なく充実させて過ごす「ぼっち充」を目指しませんか?
■まずは外見から
「ぼっちなんだから格好なんてどうでもいいだろ」なんてことはありません。自分がどういう人間なのかを外見で分かりやすく示した方が、周囲との摩擦を防げます。「何考えてるか分からなくて怖い」と排除対象になると、ぼっち充どころではなくなりますよ。ぼっちだと周りの人と雰囲気を合わせる必要がありません。人に不快感を与えないという最低限のマナーだけは守って、本当に自分が心からいいなと思う服を着ましょう。安い服で構いません。自分が好きな服が分からない人は、本屋に行っていろんな雑誌を見て、ぴんと来る格好を探しましょう。自分を知る良い機会です。
■ランチは堂々とおひとり様で
学食で1人、決して恥ずかしいことではありません。1人で食事を済ませられるのは大人のスキル。自立していてかっこいいことです。どうしても気になるなら、大学内で参考になるぼっちの人を探しましょう。自分以外にもぼっちは必ずいるはず。自分以外のぼっちの皆さんはどうしていますか? もしかしたら思わぬところに、ぼっち充にとっていい場所があるのかも知れません。
■自分のやりたいことを力一杯やろう
ぼっちなので、空いた時間を全て自分のために使うことができます。他人と一緒にいれば自分に関係のない話やバイトの愚痴などを聞かなくてはいけないので、これは貴重な利点です。図書館で学校の勉強を深めるのもいいし、自分が気になっていることをネットでとことん調べたり、読書をしたり、一人旅の計画を立てたり。食事時間以外の学食など、1人で入り浸れる場所を探してとことん入り浸りましょう。空き時間が長ければ、学外に出かけることもできますね。ウィンドウショッピングや街中探索、ひとりカラオケ、気になっている映画を見まくる、気になるカフェに片っ端から入ってカフェ研究などいかがでしょうか。ポイントは、自分が心から興味のあることをすることです。誰にも迷惑をかけなければ、人にはとても言えないようなことでも構いません。突き詰めましょう。どうしてもぼっちな自分が気になるなら、ぼっち、または自分をとことん調べてみましょう。最近は自分を探す方法が書いてある本がたくさん出版されています。
■やったことがないことをしてみる
別にやりたいことなんてない、という人は、今まで避けていたことにあえてチャレンジするのもいいですね。やったことのないジャンルのバイトをしてみる、一度も読んだことのない種類の本を読んでみる、など。結果として「やっぱり苦手だった」「すぐ辞めてしまった」でもいいのです。ただ、頭から苦手と決めつけてかかるのではなく、少しは粘ってくださいね。体当たりして自分の限界を知ると、自分にできること、できないことが分かってきます。運が良ければ、新たなジャンルにけっこうはまれる自分を発見できるかも。
周りに何となく馴染めない、もともと他人が苦手、留年して同級生が知らない人ばかりになった、滑り止めで仕方なく入ったから大学生活に本気で取り組めない。大学ぼっちの理由はいろいろあると思いますが、ぼっちでも問題はありません。大学は、やりたいことがある人にとってはそれを深めるところであり、やりたいことが見つかっていない人にとっては、やりたいことを探すところです。大学生にとって、ぼっちはむしろ自分を見つめる時間がたくさんできて、歓迎すべきことかも知れません。周りの目を気にしていては、時間がもったいないですよ。ぼっち充、極めましょう!