「ザ・秘境生活」「怪しい伝説」一度は見てみたい! ディスカバリーチャンネルの傑作ドキュメント5選
全世界で放送されている世界最大のドキュメンタリーチャンネルが『ディスカバリーチャンネル』です。日本でもCS放送の受信契約をしている人が見ることができ、ファンも多くいます。ディスカバリーチャンネルでは、さまざまな人気ドキュメンタリー番組が毎日24時間放送されていますが、今回はその中から特にオススメの5つを紹介します。
■一日中見ていられる! ディスカバリーチャンネルの傑作番組たち!
●『ザ・秘境生活』(原題:Marooned)
ここ数年、海外で増えているのが「サバイバルドキュメント番組」。日本でも芸能人を過酷な環境に送り込む特番が放送されていたりしますね。ディスカバリーチャンネルでは、そんなサバイバルドキュメントがいくつも放送されています。中でもオススメしたいのが『ザ・秘境生活』です。元イギリス陸軍のエド・スタフォードが「カメラマンなし(自分で撮影)」「衣服なし」「サバイバルキットなし」「緊急用の衛星電話と治療キットのみ」というすさまじい条件で、サバイバル生活を行います。
舞台となるのはルーマニアの山岳地帯やルワンダのサバンナのど真ん中など。とにかく裸一貫からスタートするので、まずは腰みのから作るのが決まり。それから寝床や水源の確保、火起こしをして、生活の基盤を固めていきます。この一連の流れが見どころです。時には低体温症寸前に追い込まれたり、ベースキャンプにサイが乱入したりするハプニングも。他にも、エドが現地調達した食材を調理しおいしそうに食べる姿、そして表現力豊かな食レポも見逃せません。エドが60日間単独で無人島生活を行った『ザ・無人島生活』(原題:Naked Castaway)もオススメです。
●『THE NAKED』(原題:Naked & Afraid)
サバイバルと人間ドラマをうまく融合させた番組が『THE NAKED』です。この番組は、一切面識のない男女2人を辺境の地へ送り込み、21日間のサバイバル生活をさせるもの。送り込まれる男女は、サバイバル指導員や元傭兵、さらには学生などさまざま。水や食料は持ち込めず、さらに裸の状態からスタート。「知らない者同士がいかにして過酷な環境を乗り越えるか」という人間ドラマが、この番組の一番の見どころといえます。
エピソード1では元軍人の男性と冒険ガイドの女性が挑戦。送り込まれた場所はタンザニアのセレンゲティという場所でした。もちろん衣服も食料も水もありません。まずはそれらの確保に動きたいところですが、周辺にはハイエナが生息し危険な状態。うかつに動けません。もちろん移動するとしても荒地をはだしで歩くことになります。参加者の2人は疲弊し次第にやつれていき……。日本のドキュメントバラエティーとは一線を画す過酷さは一見の価値があります。