「おコーヒーを」「何階でござるか?」丁寧に言ったつもりだけど……自分でも笑ったトンデモ敬語ミス 2ページ目
■カミカミまくり
・「『承りました』というところを『うけまわまりました』と言ってしまった」(男性/27歳/情報・IT)
なんだか早口言葉みたいになってきましたね。
■どっちに敬意を払うべき?
・「新人のときの電話対応で、上司が不在であることを『○○さんはいらっしゃいません』と言ってしまいました」(男性/31歳/マスコミ・広告)
・「社長に話しかけられた時に緊張して、普段は絶対言わないのに『私も上司からお聞きになっています』と言ってしまった」(男性/29歳/不動産)
どちらも敬語を使うべき相手だから、とっさのときに迷ってしまいます!
■リズムに乗って
・「敬語になるのかちょっとわかりませんが、電話で『はい』と『ええ』を繰り返し言っていたら『へえ』になる。時々やってしまう」(女性/42歳/不動産)
テンポさえよかったら、スルーされてしまいそうですね。
■こちらがおもてなし
・「若かりし頃。飲食店で、お客サンなのに、店員さんに何か言われたときに『恐れ入ります』といったことがある」(女性/49歳/医療・福祉)
いえいえ、こちらこそ。礼儀には礼儀で返していけば、世の中ラブ&ピース!
■それってどういうこと~?
・「『とんでもございません』を『とんでもございます』と言ってしまった」(女性/30歳/機械・精密機器)
「とんでもございません」自体が、誤用かどうか議論になることも。それにしても、妙に語呂だけはいいですね。
■つられた……
・「長い電話応対中、となりの席の人のメモ帳か何かに書いてあったおじゃる丸が目に入り、『おじゃります』と言ってしまった」(女性/34歳/不動産)
ふと目にしたものに影響されることもありますよね。よそ見は危険かも。
■エライ人でもミスします
・「高校の時に『おっしゃられる』は2重敬語なのでだめだと言われたけど、国会答弁などでも使われていて、笑ってしまう」(男性/50歳/その他)
誤用表現を使う人が増えると、それが一般的になることも。とはいえ、地位のある人だけに、つっこまれてしまいそうです。
敬語を使う場面とは、公式な場や目上の人の前が多いですよね。緊張すると余計におかしな言葉が飛び出してしまうのは、仕方がないのかもしれません。
文・OFFICE-SANGA 相羽亜季実
調査時期:2015年6月
アンケート:フレッシャーズ調べ
集計対象数:社会人367人(インターネットログイン式アンケート)