ケンカするほど仲がいい、なんてことわざがありますが、どうしても修復不可能な揉め事だって起こります。特に女性同士だと、一旦仲がこじれると手のひらを返したかのように絶交にまで至る可能性も……。そんな仲良しグループ内の修羅場エピソードについて、現役女子大生に聞いてみました。

■彼氏の元カノが私の友だちだった！
「友だちから『周りからバレるのが嫌だから直接言うね。実は私、あなたの彼氏と昔付き合っていたの。今は何でもないからね』と告白された。そんなこと知りたくなかったし、友だちにも彼氏にも腹が立ったので『自分が言ってスッキリしたかっただけでしょ？』と言い返したら、『別にいいじゃん。彼氏のことで悩んだら私に相談すれば』と開き直った。しかも彼氏も、私との関係についてその子に相談していたらしく、どちらに対しても嫌悪感を抱いてしまったので、2人とも縁を切った」（23歳）

いくら過去のこととはいえ、打ち明けられる身にもなってほしいものです。そして彼氏さんとその友だちが未だにつながっているのは、よい気持ちがしませんよね……。

■価値観の違いで大モメ！
「私と友だちは同じバイト先。ある日その友だちに『法事がある日にシフトを入れてしまったので代わってほしい』と頼まれたが、その日はずっと前から決まっていたライブの日。いったん断ったところ、ほかに代わりの人がいないようだったので、払い戻しがきかないライブのチケット代8,000円を負担してくれることを条件にシフトチェンジ。ところが後日、『バイト代、この8,000円でチャラになっちゃったよ。私だったら友だちが困っていたら自分が不利益を被っても助けるけどね』と嫌味を言われたので、『こっちの不利益はどうでもいいんだ？』と反論し、大喧嘩になってしまった」（21歳）

不利益を被ってでもと言うのならば、自分のお給料はさておき、穴を埋めてくれた友人に感謝すべきですよね。

■Twitterの裏アカウントで言いたい放題！
「友だちが自分のTwitterの裏アカウントで私の悪口を言いたい放題言っていたことが判明。しかも私が写った写真を勝手にアップして、なりすまし投稿をするアカウントまであって……。『私のことが嫌いなら直接そう言えばいいじゃん』と問い詰めたところ、『内定も決まって、可愛くて、彼氏もいて、羨ましかっただけなの……』と大号泣。挙句の果てには『まだ内定が決まっていない私にとって、あなたが側にいるだけでプレッシャーなのわかってくれるよね？』とまるで私のせいかのように言ってきた。こっちだって内定先にこのアカウントバレたら取り消されるかもしれないのに！」（23歳）

最近は学生のSNSを調べる企業もあるので、勝手なことを投稿しないでほしいですよね。

■本の貸し借りで……
「友だちと私はお互い小説好きで、オススメの本をよく教え合っていた。ある日その子が絶賛していた本を貸してくれることになり、半ば押し付けられるように受け取った。しかも借りた時期が悪く、そのまま夏休みに突入してしまい、2カ月近く本を借りっぱなしの状態に。そしたらLINEで『いい加減貸した本返して。郵送で送って』と連絡が来た。もう1週間くらいで学校が始まるのに待てないのかとも疑問に思ったし、郵送費の負担はこっちに丸投げ出し、なんだかモヤッとして『そっちが強引に貸しつけたんじゃないか』と送り返したら、『もういや、その本いらないから』とキレられた。それから学校で再会してもひと言も口をきいていない」（22歳）

お金でも物でも、貸し借りは慎重に行わないと、後々揉めることになるようですね……。

揉め事はなるべく避けたいと思っていても、理不尽な目に合ったままでは引き下がれないときがありますよね。みなさんは修羅場に巻き込まれたことはありますか？

（藤田佳奈美＋プレスラボ）