思い出すと恥ずかしい! 大人になろうと無理して背伸びしたこと「口紅がミートソースに」「眉剃りでヤンキーに」
ハイヒールに憧れていたけれど、実際に履いたら足を痛めた。お酒を飲んでみたら悪酔いしたなど、無理に背伸びをしたことはありませんか? いくつもの失敗を経て大人へと成長していきますが、ときには苦い経験になることも。今回は、そんな恥ずかしい失敗談を読者に聞いてみました。
■オシャレな失敗!?
・「中学生のころ化粧をしてみたが厚化粧でお水のお姉さんみたいになってしまった」(女性/34歳/その他)
・「中学の時にオシャレになりたくて眉を剃ったら、ヤンキーみたくなった……」(男性/26歳/農林・水産)
・「赤い口紅をつけて、『ミートソース?』と言われたこと」(女性/37歳/商社・卸)
思春期になると、大人になりたい気持ちが強くなってきますよね。眉毛を剃ってみて、“麻呂"にもなってしまう場合も……。失敗を繰り返しながら、自分にあったオシャレが見つかるのかもしれませんね。
■大人の飲み物に挑戦
・「お酒をいろいろ試したくて日本酒にチャレンジした。しかし、飲みやすいのが逆に仇になり、悪酔いをして次の日仕事へ行くのが大変つらかった」(女性/33歳/学校・教育関連)
・「飲めもしないのに自販機でブラックコーヒーを買ったが結局飲み切れなかった」(男性/22歳/食品・飲料)
・「ワインの知識があるのが大人っぽいと思っていたので、料理店で勧められるまま飲めもしないワインを買っていたことがある。結局飲めなかったので両親にプレゼントした」(女性/23歳/金属・鉄鋼・化学)
コーヒーもお酒も、“大人感"が漂っていますよね。挑戦するときはドキドキするけど、味の好みや体質的に受け入れられるかどうかは人それぞれ。たとえ合わなかったとしても、これは致し方ないことですよね。
■慣れない言葉にはご注意を
・「難しい言葉を、意味も十分理解しないまま誤って使ったりした」(男性/50歳以上/その他)
・「うろおぼえのビジネス用語を多用したせいで、周りの期待が高くなりプレッシャーに押しつぶされた」(男性/32歳/商社・卸)
・「大人の会話についていきたくて、無理矢理話を合わせたらからかわれてしまった」(男性/39歳/情報・IT)
難しい言葉を使うだけで“デキる人"になれる気がして、背伸びをしたくなります。学生のころは、難しそうな四字熟語や慣用句をたくさん入れて、文章を作成することも。でも、やはり使い慣れていないので、ぎこちなさが出てしまいました。
■これぞ大人のファッション! のはずだった……
・「高校生の頃、OLが着るような服を買って着てみたけど、似合ってなかった」(女性/31歳/団体・公益法人・官公庁)
・「大学生になった時に、おしゃれだと思って全身デニムにしていた」(男性/36歳/機械・精密機器)
・「ヒールの靴を履いて中学生のころお出かけしたら、靴ずれがひどくて帰ってくるのが大変だった」(女性/34歳/商社・卸)
女子はヒールの高い靴に憧れるときがありますよね! たいていのヒールデビューは痛い思い出になりますが……。大人になった今でも、ハイヒールで颯爽と歩ける人を羨ましく思います。
■子どもながらのかわいい失敗
・「ジェットコースターに乗るときに身長が足りなかったので背伸びしたらバレて乗れなかった」(男性/29歳/不動産)
・「小さいとき大人みたいに指輪したくて、輪ゴムまいていたらうっ血して大変なことになった」(女性/30歳/生保・損保)
・「小学生のころ大人の男はタバコを吸うもんだと思い込んでいたので、シガレットチョコを口にくわえていっぱしを気取ってた」(男性/42歳/自動車関連)
遊園地の「身長チェック」は緊張の瞬間。乗れなかったときのショックは大きすぎて、一日ブルーになってしまうことも。でも、乗れるようになったときは、自分自身で成長を感じられて嬉しかったですね。
若い頃の失敗は、大人になるための通過儀礼のようなもの。恥ずかしかった経験も、笑い話にできたときが大人になれた瞬間なのかもしれません。これからも成長したくなったときは、少し背伸びをしてみましょうか。
文・OFFICE-SANGA 藤平真由美
調査時期:2015年6月
アンケート:フレッシャーズ調べ
集計対象数:社会人429人(インターネットログイン式アンケート)