数多くのデータが収納されているExcelの表データを見るとき、ウィンドウ枠が固定されているとどのデータがどれに紐づけられているのかがわかり便利です。
でも、自分が思った部分が固定されなくて困る人が多いのもこのテクニック。
ここでは、ウィンドウ枠の固定がうまくできないときの対処策について紹介します。
※記事内の画像の一部は、著者が使用しているMicrosoft®︎Excel for Mac バージョン16.59のスクリーンショットです
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ウィンドウ枠の固定がグレーアウトしていてウィンドウ枠が固定できない場合、まず、Excelの表示がページレイアウトになっていないかを確認します。
右下のページ設定が、真ん中の「ページレイアウト」になっていると、ウィンドウ枠の固定を選択できず、ウィンドウ枠の固定ができません。
この場合には、設定を「標準」に戻す必要があります。
ウィンドウ枠の切り替えは、「ページレイアウト」の隣にある「標準」をクリックすると「標準になります。
通常は、右下にあるページ設定が一番左側の「標準」に設定されており、ウィンドウ枠の固定ができる状態になっていますので、確認してみましょう。
「ページレイアウト」と「標準」の切り替えでもうまくいかない場合は、設定が「分割」になっていないかどうかを確認します。
このように分割になっている場合には、ウィンドウ枠の固定はうまくいきません。
分割は以下の方法で解除できます。
ウィンドウ枠の固定が解除できない場合は、「ブックの保護」の設定になっていないかどうかを確認します。
ウィンドウが「ブックの保護」に設定されていると、ウィンドウ枠は解除できないので、設定を外す必要があります。
1.「校閲」タブから「ブックの保護」を選択します。
2.「ブックの保護」のダイアログボックスが開いたら、「ウィンドウ」のチェックボックスにチェックが入っていないかどうかを確認し、入っていた場合は、チェックを外します。
3.チェックを外すことで、ウィンドウ枠の解除ができるようになりました。
ウィンドウ枠の固定先を任意の範囲に指定して、先頭行以外にしたいときの操作方法を紹介します。
この例では、A列とB列、1行目から5行目までを固定したいので、それらの境目にあたる「C6」セルを選択します。(画像の緑色の部分)
ウィンドウ枠の固定は、表示タブにあるので、表示タブをクリックし「ウィンドウ枠の固定」をクリックします。
固定された列と行の部分に薄い線が引かれ、固定されたことがわかります。
「ウィンドウ枠を固定」はデータが多くなるほどに多用するテクニックです。これがあることでデータの入力ミスや確認漏れを防ぐことができます。
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