Excelのセル参照は、変えたくない値は固定したまま数式をコピーできるとても便利な機能です。表やグラフを作成する際に役立つものですが、この活用法や活用利点について詳しく知らない方もいるかもしれませんね。
そこで今回は、参照セルを固定して数式をコピーする方法について詳しくご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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セルの参照を上手に使うと、変えたい数値は自動で変わり、変えたくない数値はそのままで計算できます。
通常の参照では、数式をコピーするときに、貼り付け先の移動に対して、対応するセルが変わってしまいますが、ずっと変えずに残す参照領域を固定できます。
参照セルを固定したまま、数式をコピーする方法と手順をご説明するにあたり、絶対参照を利用して、商品の合計金額を求めていきます。
※絶対参照・相対参照についてはこちら
(1)セルD4に「=B4*C4+$E$1」と入力し、セルE1を絶対参照にします。
※絶対参照は直接入力以外にも、F4キーを押すことで、$マークに変更できます。
(2)セルD4に計算結果が表示されました。
(3)オートフィル機能を使い、セルD5からD7までの合計金額を算出します。
(4)絶対参照によってE1の値が固定されたまま、セルD5、D6、D7に計算式が入力され、計算結果が正しく反映されたことがわかります。
元の数式を固定したまま、他の場所に参照できる便利な方法を紹介しました。
Excelが苦手な方だと最初は難しく感じてしまうかもしれませんが、一度覚えてしまえば簡単に使いこなせる機能ですので、ぜひ実践してみてくださいね。Excelで表計算をする際など、さまざまな場面で活躍するので、作業をしやすくなりますよ。
(学生の窓口編集部)
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