2019年07月09日 更新

引越しの料金を安く済ませる方法は? マイカー引越しがやっぱりお得?

引越し費用を安く抑えたいと思っている人の中には、引越し業者に頼まずマイカー引越しを検討している人もいますよね。マイカー引越しは、費用を安く抑えられ、面倒な引越し業者との調整もありませんが、荷物が多いと大変です。この記事では、引越し業者を使った場合の費用相場から、マイカー引越しでかかる費用と労力について、また引越し業者を使う際に安くするコツなど、とにかく安く引越しをしたいと思う方に向けた情報をお届けします。

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単身引越しでかかる料金の相場

大学生になることを機に一人暮らしを始める人の場合、引越しをする時期は3月が多いでしょう。3月に単身引越しをする場合の費用相場は、40,000~60,000円程度です。

ただし、同じ単身引越しでも引越し先までの距離や荷物の量によって、見積り料金は大きく変わってきます。実家からの引越しと、一人暮らし先からの引越しで相場は変わるものなので、それぞれの場合について見ていきましょう。
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実家から一人暮らしを始める場合の引越し費用相場

実家から引越しする場合だと、冷蔵庫や洗濯機などの大型家電がない場合がほとんどなので、荷物量は少なくて済みます。
ただし遠距離の引越しになることも多く、その場合、料金はかさみます。

普通量の荷物だと、大阪~東京間で75,000円前後が相場と言われています。荷物量をかなりおさえてお得な単身パックなどで済ませれば、50,000円以下でも可能です。

一人暮らし先からの引越し費用相場

一人暮らしの方が引越す場合、数年生活して色々買い揃えているため、荷物量は多くなりがちです。その場合、先ほどの相場より20,000円程度は高くなります。
引越し費用の他に元のお部屋の退去費用(修繕やハウスクリーニングにかかる費用)を請求されることもあるので、注意してください。

マイカー引越しなら安く抑えられるの?

業者に頼まず自力で引越しをする場合もあります。荷物が少ないので自力で引越しできそう、少しでも節約したい、というときにマイカー引越しを考える方もいるでしょう。
では、マイカー引越しは本当にお得なのでしょうか。
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マイカー引越しは往復の回数を加味して検討しよう

まず、マイカー引越しをするとき、何往復もする必要があることを念頭においておかねばなりません。一往復で無理な場合は、荷物を積んでは下ろして積んでは下ろして、という作業を何度も繰り返すことになります。特にエレベーターのない物件の上階に荷物を運ぶような場合は大変です。

長距離であればまず不可能ですし、近距離でもかなりの労力になります。その際、一人では難しいので、家族や友人に手伝ってもらうことになるでしょう。
マイカー引越しは長距離なら往復のいらない荷物量、近距離だとしても何度か往復できる距離でかつ往復回数も少なくすむ荷物量でないと現実的には不可能といえます。

マイカー引越しで発生するリスクと費用

人に手伝ってもらった場合、引越し慣れていないため家具・家電や部屋に傷をつけてしまうことがあります。その場合、業者に依頼したときと違って、一切の補償を受けることはできません。
買い直しや修繕となった場合、最初からプロの業者に頼んでおいたほうが良かったと後悔するかもしれません。

また、無事に引越しを終えたら、手伝ってくれた家族や友人にお礼としてご飯くらいはご馳走したいものです。その費用も考えておかなければなりません。もし適当な大きさの車がなく、レンタカーを使用する場合、その費用も一日で8000円~15,000円程度かかるでしょう。

マイカー引越しは大変さと安さを秤にかけて考えよう

これらを踏まえると、マイカーなどを使った自力引越しが、労働力とリスクに見合うほど安いとはいえないかもしれません。

とはいえ、初めての引越しで荷物が少ない場合は、大きめの車一台で運びきれるかもしれませんし、積み切れなかった荷物もちょっとなのであれば宅配便などを使うくらいで安く抑えることもできるでしょう。
マイカー引越しの場合は、車のレンタル料、ガソリン代、手伝ってくれた人への謝礼、このくらいしかお金がかかるものがありません。1日で終わるならせいぜい3万円くらいでしょう。多少大変でもいいから安く抑えたい人には魅力的な選択肢だと思います。

業者を使った引越しで安く済ませるコツ

ここでは、マイカー引越しはやっぱり大変そうだと思った方に向けて、引越し業者に頼むときに少しでも安く抑えるコツを紹介していきます。
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引越しの時期を繁忙期からずらす

先ほど3月の単身引越しの相場は約40,000~60,000円だと述べましたが、3月は引越し業者の一番の繁忙期で、見積もり費用も一年の中で最も高い月です。少し早めの2月などに引越しすれば料金を安く抑えることができます。ただ、早く入居するとその分の賃料が発生するので、どっちがお得なのかよく考えましょう。
また、土日祝日よりは平日の引越しのほうが安くしてくれる可能性が高くなります。

引越しの時間は午後、もしくは指定なし

都合が許せば、作業の開始時間を指定しないことで、価格交渉が可能なケースもあります。一般的には、午前中に作業を開始したいという人が多いため、午前指定の料金が高くなる傾向にあります。午後指定なら少し安く、時間指定しなければさらに費用を抑えられるでしょう。

荷物は少なく、梱包は自分でやる

荷物は少なければ少ないほど見積り料金が低くなります。また、荷物の梱包や荷解きも自分ですると安く済みます。時間に余裕がある方は、できるだけ自分でしましょう。

相見積もりで複数の業者を比較する

最後に、業者に引越しを頼む際は、できるだけ多くの業者に見積もりを依頼して比較検討しましょう。引越しの条件というのは十人十色。荷物の量や内容、行き先や引越し日、業者の都合によって、見積もりは大きく変わります。

まとめ

引越しを安く済ませるのにマイカー引越しは便利ですが、レンタカーを使う場合は魅力的と思えるほど安くならないかもしれません。労力やリスクを考えると業者に依頼するほうが、お得に思えることもあるでしょう。

とにかく安く引越したいのだとしても、一度、引越し業者に見積もりを取ってもらって、見比べて決めることをおすすめします。
監修:矢野翔一
暮らしやお金のアドバイザー
宅地建物取引士、管理業務主任者、2級FP技能士(AFP) 関西学院大学法学部法律学科卒。 数々の保有資格を活かしながら、有限会社アローフィールド代表取締役社長として学習塾、不動産業務を手掛ける。 引越しや住宅ローンといった暮らしやお金の様々な悩みに対してアドバイスを行う。

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