2019年08月12日 更新

洗濯機の水抜きって何?引越し時に必要な水抜きの方法を知っておこう

普段は水道の蛇口を開けっぱなしということも多い洗濯機。引越しのときには、蛇口から外して洗濯機内の水を抜く「水抜き」が必要です。難しい作業ではありませんので、この記事に書かれた手順を参考にやってみてください。引越し当日になってあわてて水抜きをすると、勝手がわからず水を洗面所にまいてしまう可能性もあるので、余裕のあるときにやりましょうね。

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洗濯機の水抜きとは何か?

洗濯機本体やホースの中の水を抜くこと

洗濯機で脱水を行った後は、洗濯機に水は残っていないようにも思えますが、実は洗濯機本体や、給水ホース、排水ホースに水が多少残っています。それらの水を除去する作業を水抜きといいます。

洗濯機はただでさえ重量があるのに、中に水が残っていると重さが増して運搬が大変になります。また、運搬中に水が漏れてしまうと、ほかの荷物や家電を濡らしてしまう恐れもあり、水抜きしてから運ぶのが通例となっています。

引越し前には必ず洗濯機の水抜きをする

特に問題が起きなければ、10~20分程でできる作業です。引越し当日でも間に合いますが、当日は何かと忙しくてバタバタするものなので、前日までに終わらせておくと安心です。最後の洗濯を済ませた後、忘れないうちに行うようにしましょう。
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洗濯機の水抜きのために準備するもの

水抜きにそれほど特別な道具は必要ありませんが、以下のものを用意しておきましょう。

  • タオル:作業中、水が漏れたときに拭き取るために使います。
  • ドライバー:給水ホースと蛇口の接続部分にネジが使われている場合に用います。
  • 洗濯機の取扱説明書:それぞれの洗濯機によって、使用するコースや部品が異なるので確認します。
  • 洗面器:ドラム式洗濯機の場合に糸くずフィルターの水抜きに使用します。

洗濯機の水抜きの手順

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次に水抜き作業方法をご説明します。取扱説明書を確認して、ほかに注意点などがあれば、その指示に従っておこなってください。

1.洗濯槽の中に何もないことを確認する

中に洗濯物などを忘れていないかを確認します。この時点で、ゴミ取りネットなどは外しておくといいでしょう。

2.給水用ホースの水を抜く

洗濯機に繋がっている蛇口をしっかりとしめてから、洗濯スタートボタンを押します。どのコースにするかは取扱説明書を確認してください。
給水ホース内の水がなくなればいいので、30秒程で洗濯機を止めます。

または蛇口をしめ、給水ホースを外し用意したバケツにホースの水を出していきます。水の量は少ないので洗濯機に繋がっているホースも外し水滴をタオルですけばすぐに終わります。

3.給水用ホースを取り外す

給水ホース内の水が全部出たら、洗濯機の電源を切ってホースを外します。給水ホースと蛇口を繋ぐ部品がネジで留まっている場合は、ドライバーで外します。
外したホースや部品は紛失しないようにまとめて袋に入れ、保管します。

・ドラム式洗濯機の場合
ドラム式洗濯機を使用している場合、給水ホースの水抜きの後に、「糸くずフィルターの水抜き」という作業が加わります。糸くずフィルターのつまみをゆるめて排水し、洗面器などで受けます。水が全部出たら作業は終了ですので、タオルなどで拭いてから、つまみを元に戻します。つまみの位置については、取扱説明書で確認してください。

またドラム洗濯機は、運搬時にドラム部分を固定する必要がありますのでご注意ください。

4.洗濯機・排水用ホースの水を抜く

再び電源を入れて脱水ボタンを押し、排水ホース内の水を抜きます。ホース内に残った水が出てくるので、タオルなどを当てて周りが濡れないようにします。水が抜ければいいので、一番短時間の脱水モードで十分です。

5.排水ホースを抜く

電源プラグも抜いてコードを束ね、運搬時に邪魔にならないようにします。
洗濯機の真下に排水ホースが付いていますので、洗濯機を少しだけ傾けて水を抜きましょう。また洗濯機を傾けてもホースに上手く勾配が付かず水が残っている場合があるので、手でホースの勾配を付けて排水してあげるといいでしょう。

洗濯機を傾けすぎて倒したり、足を挟んだりしないように注意してください。最後に洗濯機の汚れや水滴をタオルで拭きあげたら、全ての作業終了です。

洗濯機の水抜き・移動の際の注意点

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洗濯機の水抜き作業や移動の際には、気を付けるべきポイントがいくつかあります。新居で自分が困らないように、また旧居の大家さんや管理会社とトラブルにならないように、注意しましょう。

洗濯機から取り外した付属品を紛失しないよう注意

新居に到着して早速洗濯機を取り付けようとしたときに、付属品が見当たらないと困ります。水抜きをした後にまとめてビニール袋に入れ、洗濯槽の中に入れるか洗濯機にテープで張り付けるなどして、すぐに見つかるようにしておくと、引越し後の作業がスムーズに進みます。

また、適当に置いておくと、引越し作業中にゴミと勘違いして捨ててしまったりすることも。付属の部品は1つでも不足すると、新居に設置するときに水漏れなどを起こす原因にもなりかねませんので、絶対になくさないように注意しましょう。
万が一なくしてしまった場合は、ホームセンターなどでひとつ数百円ほどで購入することも可能です。

賃貸物件の備え付けの付属品を持っていかない

洗濯機と排水口の間にある部品「エルボ(L字型の接続部)」などは、賃貸物件に備え付けになっていることもあります。どちらの所有物か不明なら、大家さんや管理会社に確認しましょう。備え付けの場合、給水ホースなどと一緒に新居に持っていかないように注意してください。

ベランダに置いていた洗濯機は冬の凍結に注意

洗濯機の設置場所がベランダの場合、冬に引越しだと水が凍結していることがあります。
その場合は、給水ホースにタオルを巻いてから少しさましたお湯を少しずつかけて溶かしていきます。排水ホースは、ドライヤーで温風を当てるのがおすすめ。ホースに熱湯を直接かけると、ひびが入る恐れがありますので注意しましょう。

搬出後は洗濯機置き場の掃除を忘れずに

普段洗濯機を動かして掃除するのはなかなか難しいため、洗濯機周りはほこり・繊維・髪の毛・洗剤などが混ざった汚れが溜まりがちです。
引越しをする際には、水抜きをした後にできる範囲で掃除し、搬出後にさらに掃除してキレイにしましょう。

まとめ

引越しで洗濯機を持っていく際に必要な、水抜きの作業方法をまとめました。手順通りにやっていけば、それほど時間がかかるものではありませんので、初めてでも1人で行える作業といえます。
また、付属品をなくさないようにひとまとめに保管するなど、ご紹介した注意点を参考にしていただき、作業は余裕をもって前日までに済ませるようにしましょう。
監修:高橋洋介
株式会社alife 代表取締役 
主に遺品整理や不用品回収などを行う「総合便利サービスにじいろ」を運営 作業実績年間600件以上

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