目次
スケジュールを組んで冷蔵庫内を空にしよう
冷蔵庫は、日常使いしている電化製品であるため、引越しが決まっているのであれば、その日までに中身を空にするなど、引越しに向けた準備を整えておく必要があります。
どのような準備が必要なのか見ていきましょう。
どのような準備が必要なのか見ていきましょう。
1週間くらい前から新たな食材は入れない
引越し日が決まっている場合には、逆算して冷蔵庫から食材を出して空にする必要があります。
食材を減らすにあたっては、引越し予定日から逆算して1週間くらい前から新たな食材はなるべく冷蔵庫に入れないようにして、引越しの前々日までに食べ切るようにしましょう。
食材を減らすにあたっては、引越し予定日から逆算して1週間くらい前から新たな食材はなるべく冷蔵庫に入れないようにして、引越しの前々日までに食べ切るようにしましょう。
食べきれない食材の処理方法
もし食べきれずに残った食材があれば、霜取りの前に冷蔵庫から出さなくてはなりません。
日持ちする食材なら箱などに入れて引越し先に運べばいいのですが、生鮮食料品は保存できないので捨てることになります。ゴミの日に合わせて処分できるように、ゴミの日から逆算して、食材を入れておくタイムリミットを決めましょう。
生鮮食料品や冷凍食品が残ってしまったものの、どうしても捨てたくない場合は、クール宅配便で引越し先に送るという方法もあります。
送料の相場は、大きさにもよりますが関東から関西までで1,000円~3,000円ほどです。引越し後の日付を指定すれば、引越し先でそのまま使うことができます。
日持ちする食材なら箱などに入れて引越し先に運べばいいのですが、生鮮食料品は保存できないので捨てることになります。ゴミの日に合わせて処分できるように、ゴミの日から逆算して、食材を入れておくタイムリミットを決めましょう。
生鮮食料品や冷凍食品が残ってしまったものの、どうしても捨てたくない場合は、クール宅配便で引越し先に送るという方法もあります。
送料の相場は、大きさにもよりますが関東から関西までで1,000円~3,000円ほどです。引越し後の日付を指定すれば、引越し先でそのまま使うことができます。
冷蔵庫内の食材を空にしたら掃除と運び出しの準備を
普段掃除できない部分をしっかり
冷蔵庫を空にしたら、次に庫内の掃除をしましょう。
普段、冷蔵庫を隅々まで掃除できないので、こういう機会に掃除しておくと、引越し後に気持ちよく使えます。
中の仕切り板を取り外したら台所用洗剤で洗ってください。冷蔵庫の中は水を絞った布巾などで拭きましょう。油汚れや落ちにくい汚れは、台所用洗剤を少し含ませたりお湯を使ったりして拭けば落ちやすくなります。
中をきれいにしたら、外側に溜まったホコリや汚れもきれいに拭きとります。最後にアルコールを吹き付けるか、薄めた漂白剤を含ませた布で拭き上げれば、消毒もできます。
普段、冷蔵庫を隅々まで掃除できないので、こういう機会に掃除しておくと、引越し後に気持ちよく使えます。
中の仕切り板を取り外したら台所用洗剤で洗ってください。冷蔵庫の中は水を絞った布巾などで拭きましょう。油汚れや落ちにくい汚れは、台所用洗剤を少し含ませたりお湯を使ったりして拭けば落ちやすくなります。
中をきれいにしたら、外側に溜まったホコリや汚れもきれいに拭きとります。最後にアルコールを吹き付けるか、薄めた漂白剤を含ませた布で拭き上げれば、消毒もできます。
霜取りと水抜き
最近の冷蔵庫は自動的に霜取りがされるためあまり霜が付かないのですが、もし霜の付く冷蔵庫を使っている場合は、しっかりと霜取りと水抜きをしておきましょう。
電源が切れた状態で10~15時間ほど放置しておくと、冷蔵庫内の温度が上がるので、自然に霜が解けて蒸発皿に溜まります。蒸発皿に溜まった水は、そのまま捨てればいいので簡単です。溶けるのにかかる時間を考えると、引越し前々日の夜までにはコンセントを抜いておきたいところです。
冷凍庫の氷や製氷機などの水も捨てておきましょう。これらの作業をしておかないと、運搬途中で水が漏れて、他の荷物を濡らしたり床を汚したりしかねません。なお、冷蔵庫によって蒸発皿が後ろだったり下だったり、蒸発皿がない機種もあるので、事前に調べておきましょう。
電源が切れた状態で10~15時間ほど放置しておくと、冷蔵庫内の温度が上がるので、自然に霜が解けて蒸発皿に溜まります。蒸発皿に溜まった水は、そのまま捨てればいいので簡単です。溶けるのにかかる時間を考えると、引越し前々日の夜までにはコンセントを抜いておきたいところです。
冷凍庫の氷や製氷機などの水も捨てておきましょう。これらの作業をしておかないと、運搬途中で水が漏れて、他の荷物を濡らしたり床を汚したりしかねません。なお、冷蔵庫によって蒸発皿が後ろだったり下だったり、蒸発皿がない機種もあるので、事前に調べておきましょう。
冷蔵庫を運搬するときの注意
冷蔵庫はなるべく横にせず運ぼう
冷蔵庫を横に倒すと、コンプレッサー内の冷却用オイルが配管内に流れることで、故障の原因になるので注意が必要です。そのため、友達に手伝ってもらって自分で引越しする場合、横にしないで縦のまま運ぶことが大切です。
大型冷蔵庫を運ぶ場合や通路が狭い場合は、引越し業者に頼んで運搬してもらうのが無難でしょう。一人暮らし向けのプランにすれば、それほど費用もかからずに済むかもしれません。冷蔵庫が壊れるリスクを考えれば、お得だと言えます。
大型冷蔵庫を運ぶ場合や通路が狭い場合は、引越し業者に頼んで運搬してもらうのが無難でしょう。一人暮らし向けのプランにすれば、それほど費用もかからずに済むかもしれません。冷蔵庫が壊れるリスクを考えれば、お得だと言えます。
ドアが開かないように固定しよう
冷蔵庫を梱包する必要はありませんが、運ぶ際にドアが開かないように、ガムテープなどを貼って固定しておく必要があります。
冷蔵庫を運んだら電源を入れずに時間を置こう
冷蔵庫は移動してすぐ電源を入れると故障しやすくなります。移動させたせいでコンプレッサー内のオイルが不安定になっているためです。冷蔵庫はなるべく立てたまま運ぶのが理想なのですが、大型の冷蔵庫の場合や通路や階段の状況によっては、そうはいかない場合もあります。
新しいタイプの冷蔵庫は横にしても影響の少ないものが多いのですが、それでも、電源を入れる前にしばらく時間を空けると安心です。引越し先に着いた後に慌てて使い始めるのではなく、1時間ほどしてから電源を入れるようにしてください。
新しいタイプの冷蔵庫は横にしても影響の少ないものが多いのですが、それでも、電源を入れる前にしばらく時間を空けると安心です。引越し先に着いた後に慌てて使い始めるのではなく、1時間ほどしてから電源を入れるようにしてください。
電源を入れても、すぐには食材を入れないように
一度電源を切って中が常温になった冷蔵庫は、電源を入れてもすぐには冷えません。季節によって差がありますが、十分に冷えるまでに5~10時間ほどかかりますので、その間は庫内に何も入れないようにしましょう。
すぐに食材を入れてしまうと、庫内が冷えるのになおさら時間がかかってしまいます。しばらく待って、庫内が十分に冷えてから食材を入れてください。
すぐに食材を入れてしまうと、庫内が冷えるのになおさら時間がかかってしまいます。しばらく待って、庫内が十分に冷えてから食材を入れてください。
引越し業者は、水抜きをしないと運んでくれない?
引越し当日に水抜きをしていないという理由で冷蔵庫を運んでもらえなかったら困りますよね。引越し当日に水抜きをしていないと、後日冷蔵庫のみを運ぶことになります。ただ、追加料金を請求されるなど、引越し費用が高くなってしまう可能性があります。事前に水抜きが済んでいないことを伝えれば対応してくれる引越し業者もあるようですが、トラブルを防ぐためにも水抜きを忘れないことが大切です。
まとめ
冷蔵庫の引越しをする場合、しっかりとした計画を立てることが大切です。1週間くらい前から冷蔵庫の中身を減らしていくと良いでしょう。運搬にも気を付け、無事に冷蔵庫を運び終えられるように、準備は入念に。
少し大変ですが、生活に欠かせない冷蔵庫のため、気を付けて作業を進めましょう。
少し大変ですが、生活に欠かせない冷蔵庫のため、気を付けて作業を進めましょう。
監修:矢野翔一
暮らしやお金のアドバイザー
宅地建物取引士、管理業務主任者、2級FP技能士(AFP) 関西学院大学法学部法律学科卒。
数々の保有資格を活かしながら、有限会社アローフィールド代表取締役社長として学習塾、不動産業務を手掛ける。
引越しや住宅ローンといった暮らしやお金の様々な悩みに対してアドバイスを行う。