2020年02月10日 更新

一人暮らしにおすすめなドライヤー厳選!選び方と乾かし方のコツ

一人暮らしをする上で必要な家電は数ありますが、意外と重要な家電のひとつにドライヤーが挙げられます。 髪を自然乾燥させると、嫌なニオイや頭皮のトラブルの元になることも。そうならないためにもドライヤーを使用してしっかりと髪を乾かしましょう。ただ、一人暮らしに適したドライヤーの種類や選び方がわからない人もいるでしょう。今回は、ドライヤーの選び方とおすすめのドライヤーをご紹介していきます。

3つのポイントで解説!一人暮らしにおすすめなドライヤーの選び方

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まずは、一人暮らしのドライヤーを選ぶ上で押さえておくべき要素を、3つのポイントに分けてご紹介します。

性能を大きく分ける!ドライヤーの風量は必ずチェック!

ドライヤーは風量により、髪が完全に乾ききるまでの時間やスタイリング時間に差がでるため、「風量」は購入時に確認したい重要なポイント。製品の方式によって多少の差はありますが、スペック情報を参考に大体風速1.3㎥以上のものを選べば問題ありません。
また、消費電力もドライヤーの風力を予測する上で一つの目安になります。消費電力が少なすぎるとそれだけ風量が少ないものが多く、急いでいるときなどにしっかりと乾かすことができません。できれば1,000W以上の物を選んだほうが、日々利用する上での満足度は高くなるでしょう。
しかし、だからといってとにかく大風量の1,500Wのものを何も考えず選ぶのは危険です。一人暮らしの場合、洗面台で使用できる電力量が決められている場合も多く、一番使用したい場所で使えないということも。使用する場所のコンセントの仕様を事前に確認できるようであれば確認しましょう。

使い勝手も重要!持っていて疲れない重さのものがベスト

ヘアスタイルにもよりますが、一度のドライヤーの時間は平均しておよそ5-10分程度です。それをかんがみた上で、片手で持っていて辛くない程度の重量を選ぶようにしましょう。
現在販売されているほとんどのドライヤーは500g-1kg弱程度です。小さいとそれだけ風量も弱まるため、家電量販店などで実際に手に取ってみて、使い勝手と性能のバランスを見極めることをおすすめします。
また、今まで実家などで使用していたドライヤーの重さを測り、それをもとに選ぶ方法も有効です。
その他にも本体の大きさも非常に重要。洗面台の大きさや保管しておく場所が限られやすい一人暮らしにおいて、コンパクトさも大事になってきます。

髪を優しく乾かすために必須!ヘアケア機能の有無をチェック

ドライヤーは、ただ髪を乾かすだけでなく、毎日のヘアケアをするためのアイテムでもあります。ヘアケア機能を備えたドライヤーの代表格としては、マイナスイオンを放出するタイプが挙げられます。
マイナスイオンには髪の毛のパサつきを抑えてしっとりと艶のある髪に仕上げることができる効果があるとされています。
シャープのプラズマクラスターやパナソニックのナノイーなどもこの仲間で、特に朝の髪のまとまりに自信のない方におすすめです。

また、温度調節機能がついているドライヤーも、ヘアケア用品として利用できます。
高温でブローを行うほうが髪の乾燥も早いですが、あまりに高い温度だと髪の毛や頭皮を傷める原因になることも。それを避けるためにも、髪質が柔らかかったり肌が弱かったりする方は中温~低温で乾燥ができるモデルを選ぶと良いでしょう。中にはボタン一つで自由に温度調節を行うことができたり、一定時間ごとに温風と冷風を切り替えて髪の毛を引き締めるリズム機能が付いている製品もあります。
髪質によってもどの程度のケアが必要かも変わりますが、何が自分にとって必要な機能かは、事前に検討しておくようにしましょう。

一人暮らしにおすすめなドライヤーはこれ!おすすめメーカー4選

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パナソニック

国内トップクラスの総合家電メーカー、パナソニックのドライヤーは高濃度のマイナスイオンである「ナノイー」を中心としてヘアケア性に優れており、一人暮らしの方にもおすすめです。海外モデルがSNSで発信したことから口コミが広がり、ブームが起こった「ナノケアシリーズ」が現在も根強い人気をほこっています。
2005年に市場に初登場したナノケアシリーズには年々改良が加えられ、どんどん進化をしています。
パナソニック ナノケア EH-NA0B
風量1.3㎥、温風温度125℃と大風量、高温で一気に乾かすパナソニックのベストセラー製品です。
今回のモデルから「高浸透ナノイー」という機能を搭載しており、今までと比較して18倍もの水分発生量になった微粒子イオンのナノイーを放射することが可能になりました。従来のものより格段に髪の毛に浸透しやすくなり、キューティクルを引き締めてなめらかな髪に仕上げることが可能です。
豊富なモード設定で髪の毛だけでなく、地肌や顔などのケアも行うことができます。一人暮らしでもしっかりと美容ケアを行いたい方におすすめです。

テスコム

約70%の美容室で使用されている「Nobby」を展開している国内の理美容メーカー、テスコムもおすすめです。
1965年より脈々と受け継がれるドライヤー開発により、軽くて大風量という2つの相反する要素を融合させた使いやすさが大きな特徴です。
テスコム Nobby by TESCOM NIB3000
業務用モデルのファンとモーターを採用している、テスコムの上位モデルです。フード先端を絞って風を集中させるヘアセット用のセットフードと、広域にムラ無く温風を当てることのできるケアドライフードの二種類が備わっており、シーンに合わせて使い分けが可能となっています。
業務用のファンとモーターによる大風量で一気に乾かすため、何かと時間に追われがちな一人暮らしの髪を乾かす時間を短縮できるのは大きなメリットです。マイナスイオンだけではなくプラスイオンも同時に放出する独自のヘアケア機能が備わっていることもポイント。静電気を抑制して髪の広がりと痛みを抑える静電気抑制プロテクトイオンを搭載しているため、髪のまとまりが非常に良好です。
ハンズフリー用のスタンドやコンセントプラグに負担をかけない「ラク抜きプラグ」など、長く使用するにあたってストレスを感じづらい機能が盛りだくさんです。ヘアケアに人一倍こだわりのある方に非常におすすめです。

コイズミ

照明や調理家電、美容家電などを手広く手掛ける1716年から続く老舗中の老舗、小泉成器です。
コストパフォーマンスに優れながらも大風量のドライヤー「MONSTER」シリーズが非常に有名です。
コイズミ ダブルファンドライヤー MONSTER KHD-W745
2.0㎥と国内の中ではトップクラスの風量をほこるドライヤーです。独自開発のWファンを搭載し、パワフルな風で協力に髪を乾かしてくれます。
強すぎて疲れる…という方でも風量も5段階から調節できるため、自分の好みの強さで使用することが可能です。
また110Vまで対応しているため、変圧器などを使用せずに海外での使用ができるのも大きなメリットです。
「価格を抑えつつ大風量のものを使用したい」という一人暮らしならではのお悩みを持つ方に、特におすすめの製品です。

ダイソン

掃除機や空気清浄機が有名なイギリス発祥のメーカー、ダイソンです。
どの製品も強力なパワーが売りで、ドライヤーに関しても非常に強い大風量を得意としています。
ダイソン Dyson Supersonic Ionic HD03 ULF
穴の空いたハンマーのような独特のフォルムが特徴のダイソンのドライヤーです。2.4㎥という超大風量で根本まで届く風が一気に髪を乾かしてくれます。
これだけの風量をほこりながらも本体重量697gとそこまで重くなく、本体も小さいため取り回しが楽なのも場所が限られる一人暮らしでは大きなポイントです。マグネット式で簡単に取り付けられる豊富なアタッチメントを使用することにより、様々な髪質、髪の状態に対応することもできます。

できるだけコンパクトで風量が強く、時短をしたい方に特におすすめです。

ドライヤーの使い方のポイント

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ドライヤーを実際に使用して髪を乾かすにあたり、実はやってはいけない乾かし方や注意すべきポイントがあります。続いては、NG例をご紹介しつつ、正しいドライヤーの使用方法を解説します。

根元から乾かす

皆さんは髪の毛を乾かしたあと、毛先がうまくまとまらなかったり、ハネたりすることはありませんか?それは根元から順に乾かしていないからかもしれません。根本から髪を乾かすことで髪のキューティクルの開きを抑えられるため、指通りの良い艶のある髪に仕上げることができます。
タオルなどで髪を拭いた後は、まず強温風で毛束を軽く引っ張りながらしっかりと根元にドライヤーを当てます。この時に一箇所に当て続けると髪の毛のタンパク質が変性し、縮みが起こってしまったりするので当てすぎに注意しましょう。
髪からドライヤーを10cm程度離してヘッドを振りながら温風を当てると上手くいきやすいです。
根元が十分に乾いてから毛先に向けて段々と温風を弱めていき、ドライヤーをかけるようにするとまとまりの良い艶のある髪の毛に近づくでしょう。

乾かしすぎないように

髪にはもともと水分が含まれています。もちろん外部から水分が付着したものをドライヤーによって乾かすのは正しい利用法ですが、ドライヤーを当て過ぎてカラカラに乾かしてしまうと、最初から含まれていた水分まで乾燥させてしまい、まとまりのないぱさついた髪になってしまいます。
頭皮の地肌の水分も失われてしまい、乾燥肌でフケやニオイの原因になることも。そういった事態を防ぐためにも、髪の乾かし過ぎはNGです。完全に乾ききる直前の8割程度で終わらせることにより、ある程度の水分を保ったまましっかりと髪も潤いを保てる良い状態になります。
最初にタオルで髪をよく拭いてから、ドライヤーを乾かしすぎない程度にしっかりとかけることが髪を健康に保つコツです。

まとめ

髪が短い人や髪は自然乾燥に任せるという方は、ドライヤーを使用していないという事もあるかもしれません。しかし、ライヤーを正しく使用して髪の状態を気にかけることよって、清潔感やおしゃれ感がアップするのは間違いありません。今回の記事を参考にして自分にピッタリのドライヤーを見つけてくださいね。
※掲載の価格、商品スペック等は掲載時の情報です。

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