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お部屋のごちゃごちゃ感をなくしてスッキリ&おしゃれに見せるために、ぜひともチャレンジしてほしいのが「見せる収納」。普段、タンスの中にしまってあるお気に入りのアイテムを、あえて外に出してディスプレイしてみると……それだけで、おしゃれなお部屋に早変わり! インテリアコーディネーターの瀧本真奈美さんと一緒に、実例を見ながらおしゃれに見えるコツをマスターしちゃいましょう。
教えてくれた人
クラシング代表 瀧本 真奈美さん
整理収納コンサルタント/ルームコーディネーター
整理収納コンサルタント、暮らしのコーディネーターとして県内外で活動中。
書籍3冊を出版、インテリア誌他の雑誌掲載は100冊の実績、SNS総フォロワーは15万人を超える。
NHKあさイチなどTV、プロモーション動画に多数出演。
WEB:https://www.kurashiing.com/
Instagram:https://www.instagram.com/takimoto_manami/
そもそも、見せる収納って?
見せる収納とは、日用品や洋服、アクセサリーなどをあえて目に付く位置にディスプレイして、「飾りながら片づけてしまおう」という収納テクニックの一つ。例えば今の季節だったら、外出時に活躍しそうなサングラスや帽子などをお部屋に飾れば、夏にぴったりなインテリアになりますよね。
センス良く&スッキリ見せる5つのコツ&実例
自分の持っているアイテムをしまわずに、見せる――。たったこれだけのことですが、センス良く飾るには、ちょっとしたコツがあるんですよ。さっそく、実例を見ながら解説します!
コツ1:ぎゅうぎゅうに置かない
これは、お部屋づくり全般に言える大鉄則。空間に余裕があるからこそ、ごちゃごちゃ感のないスッキリとしたお部屋が完成します。
シェルフの上に、かごやドライフラワーなどを並べたナチュラルなお部屋の一角。程よくスペースが空いているので、リラックス感あふれる空間が生まれています!
コツ2:見せる・隠すのメリハリを付ける
持っているアイテムをすべて飾ろうとすると、どうしてもごちゃごちゃしてしまいます。そこで、「絶対に見せたい!」というアイテム以外は、おしゃれなバスケットやボックスなどにイン!
この実例では、ディスプレイ用のラックと隠す用のカゴを上手に使って、メリハリを付けていますね。同じカゴを並べると、空間に統一感も出ますよ。
コツ3:色味を絞る
色味を絞るのも、おしゃれに見せるには効果的。ポイントカラーは遊んでも構いませんが、メインカラーには落ち着いた色味をチョイスするのが正解です!
全体をナチュラルなトーンで統一した、こちらのお部屋。ウッドやドライフラワーなどの自然素材のほか、モノクロの写真、白い収納ケース……。ポイントで使っているブルーも効いていますね。
コツ4:異素材を組み合わせる
さまざまな素材を組み合わせると、単調にならずお洒落に見えます。木や植物などのナチュラル素材にガラスや陶器……というように、素材の違いを楽しみましょう!
そこで参考にしたいのが、この実例。木製の棚板に黒いスチールのラックに、ガラスの花瓶、金属のトレイ、ドライフラワーなどを置き、素材の違いを楽しんでいます。
コツ5:高低差を付けてレイアウトする
並べるものに高低差を付けると、空間に動きが出ます。
例えばこちらの実例では、壁フックを使ってバッグとドライフラワーをランダムな高さでディスプレイ。ブックスタンドの静のイメージとの対比も相まって、視覚的な面白さが倍増しています!
インテリアのプロが太鼓判! おすすめアイテムを紹介
なんとなくコツがつかめたのでは? そこでここからは、「見せる収納」おすすめ商品をご紹介します。
壁面収納は、自由度のあるデザインを選んで
「見せる収納」の王道アイテムといえば、省スペースな壁面ラック。シンプルかつアレンジ力の高い商品を選びましょう。
ウッドとスチールという異素材の組み合わせのラックで、壁一面を有効活用。布、籐、ブリキ、ガラス……さまざまな素材のアイテムを、色味を絞って&高低差を意識してレイアウトし、落ち着いた雰囲気に仕上げています。
壁面収納 おすすめアイテム①
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シンプルなデザインの壁面つっぱりラック。幅が3タイプから選べて、さらに連結することもできるので、とてもアレンジしやすいですよ。
壁面収納 おすすめアイテム②
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アパレルショップ風の収納を目指すなら、こちらのラックがおすすめ。品のあるマットな質感も、おしゃれな雰囲気を盛り上げますね。
壁面収納 おすすめアイテム③
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シンプルで、どこにあっても違和感ナシ。引っかけたモノが手に取りやすい、程よいサイズ感も魅力です。
オープンシェルフは、カタチや素材を楽しむ
抜け感のあるオープンシェルフは、コンパクトサイズのお部屋でも圧迫感なく使えるアイテム。カタチや素材やで遊んでみるのもおすすめです。
シンプルなデザインながらも、天然木とスチールの組み合わせで存在感は抜群。さらに、右側に背の高いラックを並べて、高低差のあるレイアウトに!
オープンシェルフ おすすめアイテム①
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ユニークなデザインが目を引く、ラック。これにいろんなお気に入りアイテムを飾るだけで、動きのある楽しい空間になりそうですね。
オープンシェルフ おすすめアイテム②
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ウッドの棚板と黒い支柱が、シャープでかっこいい雰囲気を醸し出しています。直線的なデザインなので、あえて丸みのあるアイテムを並べたいですね。
オープンシェルフ おすすめアイテム③
縦にも横にも設置OK。さらに、オプションで引き出しや扉が付けられるので、見せる・隠すも思いのままです!
まとめ
いかがでしたか? モノがあふれがちな一人暮らしのお部屋だからこそ、「見せる収納」はぜひとも取り入れたいテクニックですね! センス良くまとまったら、片付けるのがさらに楽しくなりますよ。さっそく、お部屋に取り入れてみましょう♪