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@tamago_no_oheya
洋風の生活が定着した現代、マンションの床はほとんどがフローリングとなっています。一般に木質系の材料を使用した床材がフローリングと呼ばれますが、その多くは薄い合板を重ねて、その表面に化粧シートを貼った複合フローリングです。
また、特に水回りなどにはフローリングに似せた、塩化ビニールにクッション材が入っているクッションフロアを使っている場合もあります。ここでは、もっとも一般的な複合フローリングの掃除方法について紹介しましょう。
また、特に水回りなどにはフローリングに似せた、塩化ビニールにクッション材が入っているクッションフロアを使っている場合もあります。ここでは、もっとも一般的な複合フローリングの掃除方法について紹介しましょう。
フローリングの汚れと原因
気持ち良いけど汚れに注意。裸足のフローリング
「家に帰ったら、まず靴下を脱ぎたい!」という方はいらっしゃいませんか?特に夏場、冷房でひんやりしたフローリングを裸足で歩くのは気持ちいいですよね。しかし残念なことに、このときの足裏の汚れがフローリングの汚れの原因に。足の裏は、人間がいちばん汗をかきやすい場所です。そのため、汗で蒸れた足に繁殖した雑菌や皮脂が、フローリングに黒ずみを作ってしまいます。
油汚れも水にも注意。キッチンのフローリング
床を部分的に見たとき、もっとも気をつけたいのがキッチン周辺。ここは、とても汚れやすい場所です。コンロ下は油物や炒め物をしたとき、油がはねることがあるでしょう。このはねて床に落ちた油は周りのチリや埃を吸着し、黒ずみ汚れを作ります。気付かずに放置しておくと、フローリング自体が変色してしまうことも!ワンルームだと難しいですが、1K以上の間取りであれば、キッチン部分の床はクッションフロアの部屋を選んだ方が良いかもしれませんね。
キッチン周りの床で、もう一つ気をつけないといけないのが水。洗い物などで、つい床に水をこぼしてしまった…なんていう経験はないでしょうか。フローリングは水に弱いため、こぼした水などはすぐに拭き取るようにしましょう。
こぼした水を放っておくと、染み込みによるシミができてしまうことがあります。さらにい場合には、表面がはがれてボロボロになる場合も…。キッチン周りの床がフローリングなら、吸水性に優れたキッチンマットを敷いてこまめに取り替えることをオススメします。
こぼした水を放っておくと、染み込みによるシミができてしまうことがあります。さらにい場合には、表面がはがれてボロボロになる場合も…。キッチン周りの床がフローリングなら、吸水性に優れたキッチンマットを敷いてこまめに取り替えることをオススメします。
フローリングの基本のお手入れ
裸足でフローリングを歩いた際、足の裏を見ると細かい埃が付いていることはないでしょうか。毎日掃除をしていても、部屋にはたくさんの埃が舞っています。
ちなみに埃の正体は、布団や衣服などからでた繊維のクズ。他にも人の皮膚片やふけ、垢、花粉なども埃の一部です。おまけに埃に混じってダニやカビ、ウィルスなども潜んでいる場合も。いくら掃除しても溜まるからといって、放っておくとダニやウィルスの温床になってしまうかもしれません。普段からマメに掃除をしましょう。
ちなみに埃の正体は、布団や衣服などからでた繊維のクズ。他にも人の皮膚片やふけ、垢、花粉なども埃の一部です。おまけに埃に混じってダニやカビ、ウィルスなども潜んでいる場合も。いくら掃除しても溜まるからといって、放っておくとダニやウィルスの温床になってしまうかもしれません。普段からマメに掃除をしましょう。
さて、フローリングの普段のお掃除の方法ですが、基本的には掃除機をかけた後で乾拭きです。汚れが付着している場合は、固く絞った雑巾やモップで拭き取りましょう。時間がないときは、フローリング用ドライシートを使用してもOKです。しかしシートの繊維がフローリングの目地に引っ掛かり、白く残ることがあるので注意してください。
汚れが酷い場合は、中性洗剤を水で薄め雑巾に浸し、これも固く絞って汚れを拭き取りましょう。除菌したいならアルコールスプレーの使用も良いですが、アルコールの成分がフローリング表面を白く変色させることがあります。くれぐれも、使い過ぎには注意してくださいね。
汚れが酷い場合は、中性洗剤を水で薄め雑巾に浸し、これも固く絞って汚れを拭き取りましょう。除菌したいならアルコールスプレーの使用も良いですが、アルコールの成分がフローリング表面を白く変色させることがあります。くれぐれも、使い過ぎには注意してくださいね。
目立つ汚れを落とすフローリングの掃除方法
黒ずみ汚れ白シミ汚れの掃除方法
フローリングの黒ずみ汚れは、すぐに除去すれば目立つ汚れにはなりません。しかし、色が抜けたように白いシミができると、拭いても強くこすっても取れないでしょう。
湿ったものや水のついたものを長時間放置したためにできた白シミは、フローリングに塗られているワックスが白化したことが原因と考えられます。このシミは、普段の手入れでは取れません。
そうなると、ワックスを剥離した後で塗り直す必要があります。ワックスの剥離は安易にやると失敗して、ムラができてしまう心配がある作業です。どうしても気になる場合は家庭用のワックス除去液を使い、シミ部分だけではなく部屋全体をまんべんなく拭き取ってください。これでシミが目立たなくなったら、よく乾燥させて家庭用ワックスを塗り直しましょう。
湿ったものや水のついたものを長時間放置したためにできた白シミは、フローリングに塗られているワックスが白化したことが原因と考えられます。このシミは、普段の手入れでは取れません。
そうなると、ワックスを剥離した後で塗り直す必要があります。ワックスの剥離は安易にやると失敗して、ムラができてしまう心配がある作業です。どうしても気になる場合は家庭用のワックス除去液を使い、シミ部分だけではなく部屋全体をまんべんなく拭き取ってください。これでシミが目立たなくなったら、よく乾燥させて家庭用ワックスを塗り直しましょう。
フローリングが傷ついたときの対処法
また、フローリングをうっかり傷つけてしまったり、重いものを置いていた場所に跡がついたりすることがあります。浅い傷であれば、床用のカラーワックスで手入れすれば目立たなくなるかもしれません。
少し深い傷であれば、専用のクレヨンやパテで傷を埋めて補修するものや塗ってこするだけのものなど、さまざまな補修グッズもあります。色を合わせないと余計に傷が目立ってしまうので、色合わせに気をつけて選びましょう。
傷の補修方法はさまざまですが、傷をつけないよう家具自体に準備しておくほうが簡単です。家具を置く前に、裏がシールになった緩衝テープなどを貼って、未然に擦れや重さによる傷や凹みの予防しておきましょう。
少し深い傷であれば、専用のクレヨンやパテで傷を埋めて補修するものや塗ってこするだけのものなど、さまざまな補修グッズもあります。色を合わせないと余計に傷が目立ってしまうので、色合わせに気をつけて選びましょう。
傷の補修方法はさまざまですが、傷をつけないよう家具自体に準備しておくほうが簡単です。家具を置く前に、裏がシールになった緩衝テープなどを貼って、未然に擦れや重さによる傷や凹みの予防しておきましょう。
まとめ
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マンションなどの床材として、多く採用されているフローリング。見た目が美しく、お掃除も簡単なことで人気です。近年のフローリングは、コーティング技術によって傷が付きにくく、防汚性も向上しています。まめに埃などを取り除き、液体をこぼした場合もすぐ取り除いておけば、汚れがこびりつくことも少ないでしょう。大きな家具やよく動かす椅子やテーブルなどの接地面は、事前に緩衝材シールで保護。マメに掃除して、日々快適に過ごしてください。
監修:可原ゆう子
インテリアコーディネーターとして住宅素材やメンテナンス、掃除等に幅広い知見を持つほか、建築会社での勤務経験から不動産界隈について熟知。また、自身も“引越し魔”で、過去に10回以上の引越しを経験している。現在は知見を活かしたフリーライターとして活動中。インテリアコーディネーター資格、福祉住環境コーディネーター資格を保有。