目次
ほこりっていったい何?
布製品や紙類の繊維がほこりの主なもの
一般的にほこりは、空気中の浮遊物や家具の上に溜まっている細かなゴミの集合体です。
ほこりの発生源はいたるところにあり、一口にほこりといっても含まれている汚れや原因はさまざま。
例えば、窓から差し込む光に照らされ、糸くずのようなものがふわふわと浮いているのが見えたことはありませんか。これは一般的に布製品や紙、布団などから発生している綿ぼこりです。顕微鏡で見るとすぐにわかるのですが、紙製品や布製品も表面に繊維がたくさん付いていて、これらが舞うことによってほこりが露出するようになります。
実生活で布団を動かすだけでもほこりは発生し、カーテンやカーペット、洋服からも小さな繊維のほこりが、本や雑誌、新聞などからも同じようにほこりが発生します。
ほこりの発生源はいたるところにあり、一口にほこりといっても含まれている汚れや原因はさまざま。
例えば、窓から差し込む光に照らされ、糸くずのようなものがふわふわと浮いているのが見えたことはありませんか。これは一般的に布製品や紙、布団などから発生している綿ぼこりです。顕微鏡で見るとすぐにわかるのですが、紙製品や布製品も表面に繊維がたくさん付いていて、これらが舞うことによってほこりが露出するようになります。
実生活で布団を動かすだけでもほこりは発生し、カーテンやカーペット、洋服からも小さな繊維のほこりが、本や雑誌、新聞などからも同じようにほこりが発生します。
ダニやノミ、花粉などもほこりの原因
ダニやノミがほこりの原因になっていることがあります。実は目に見えないだけでダニがいない家はほとんどありません。ダニや小さな虫の死骸や卵、糞などはハウスダストを引き起こします。
また、窓を開けた時、外から入ってくる花粉や砂、その他ウイルスや細菌もほこりの原因になるので注意が必要です。
また、窓を開けた時、外から入ってくる花粉や砂、その他ウイルスや細菌もほこりの原因になるので注意が必要です。
溜まったほこりの掃除方法
ほこりはその細かさから、少しの風でも空中に吹き上げられて拡散してしまいがちです。やっかいなことに、フローリングに落ちているほこりを掃除機で吸い込んでも、小さいものはフィルターをくぐり抜けて排気からまた空中に広がるといわれています。
そもそも、空気中のほこりは約9時間床に落ちずに部屋の中を漂うと言われており、掃除機だけで完全に掃除することは困難です。では、どのように掃除するのが最適なのか、掃除する時にほこりを減らすポイントを紹介します。
そもそも、空気中のほこりは約9時間床に落ちずに部屋の中を漂うと言われており、掃除機だけで完全に掃除することは困難です。では、どのように掃除するのが最適なのか、掃除する時にほこりを減らすポイントを紹介します。
壁や家具の上
床に落ちているほこりは舞い上げられると、静電気で壁などにつきます。そして壁に溜まったほこりが、再び家具の上や床に落ちて大きなほこりとなって溜まっていきます。
壁のほこりは静電気が生じていると付きやすいため、静電気除去グッズを使用して落とすとよいでしょう。掃除の時は、パソコン用の「除電ブラシ」が役立ちます。
壁のほこりは静電気が生じていると付きやすいため、静電気除去グッズを使用して落とすとよいでしょう。掃除の時は、パソコン用の「除電ブラシ」が役立ちます。
床
いきなり掃除機をかけるとほこりを舞い上げてしまうので、掃除機をかける前にモップやフローリングシートなどであらかじめほこりを掃除しておきましょう。
ほこりを確実になくしたい時は、最後に水拭きをするとよいでしょう。残っている小さな塵(ちり)までしっかりと除去できます。
ただし、フローリング床の水拭きを習慣化するのは、床を傷める原因にもなるのであまりおすすめできません。揮発性があるのでウエットタイプのフローリングシートがおすすめです。
ほこりを確実になくしたい時は、最後に水拭きをするとよいでしょう。残っている小さな塵(ちり)までしっかりと除去できます。
ただし、フローリング床の水拭きを習慣化するのは、床を傷める原因にもなるのであまりおすすめできません。揮発性があるのでウエットタイプのフローリングシートがおすすめです。
玄関
玄関は特に外から持ち込まれたほこりが多い場所です。
掃除をする際は、まず軽く濡らした新聞紙を小さく切って玄関にばらまいてから、新聞紙と一緒にホウキで掃き掃除をしましょう。新聞紙にほこりが絡まるので、ほこりを舞い上げることなく掃除ができます。
掃除をする際は、まず軽く濡らした新聞紙を小さく切って玄関にばらまいてから、新聞紙と一緒にホウキで掃き掃除をしましょう。新聞紙にほこりが絡まるので、ほこりを舞い上げることなく掃除ができます。
網戸
網戸は両面ともほこりが付きやすい場所ですが、特に室外側にほこりが付いています。真っ黒に汚れている時は、思い切って網戸を外して水洗いしてしまいましょう。
汚れが落ちにくい時は洗車ブラシなどで網目に入ったほこりをかきだします。たくさんほこりが舞うようなら掃除機で吸い込みながらブラシを縦横十字かけし、その後水拭きをします。
汚れが落ちにくい時は洗車ブラシなどで網目に入ったほこりをかきだします。たくさんほこりが舞うようなら掃除機で吸い込みながらブラシを縦横十字かけし、その後水拭きをします。
ほこりが溜まらないようにするコツ
きちっと対策をしながら掃除をすると、部屋をきれいにすることはできますが、理想はほこりが溜まらないようにすることでしょう。ほこりが溜まらないコツを紹介します。
家具の選び方や配置を工夫する
家具の配置や選び方でもほこりの溜まり方は大きく変わります。
オープン棚は並べている物の上にほこりが溜まるので、ガラス扉や引き出しタイプの棚を選ぶとよいでしょう。ほこりの付きやすい本棚も、扉付きのタイプがおすすめです。
また、ほこりは部屋中にまんべんなく散りますが、人がよく動きまわる場所はほこりも動くのでたまりにくいです。ほこりが溜まりやすい小さな隙間を減らして、掃除がしやすい家具配置を心掛けましょう。
オープン棚は並べている物の上にほこりが溜まるので、ガラス扉や引き出しタイプの棚を選ぶとよいでしょう。ほこりの付きやすい本棚も、扉付きのタイプがおすすめです。
また、ほこりは部屋中にまんべんなく散りますが、人がよく動きまわる場所はほこりも動くのでたまりにくいです。ほこりが溜まりやすい小さな隙間を減らして、掃除がしやすい家具配置を心掛けましょう。
インテリアの素材を選ぶ
ほこりが出やすい布素材のインテリアよりも、ほこりが発生しにくい皮製のインテリアがおすすめです。
簡単に掃除ができる床はフローリングです。しかし、ほこりが舞い上がりやすいというデメリットがあります。
一方、カーペットはほこりが舞い上がりにくいという点はメリットですが、掃除が面倒なのはデメリットでもあります。
どちらにもメリット・デメリットが存在するため、家の環境や目的に応じて選ぶようにしてください。どちらにしてもグッズなどを上手に利用し、正しい掃除方法を行うことで、ほこりの発生を軽減することができます。
簡単に掃除ができる床はフローリングです。しかし、ほこりが舞い上がりやすいというデメリットがあります。
一方、カーペットはほこりが舞い上がりにくいという点はメリットですが、掃除が面倒なのはデメリットでもあります。
どちらにもメリット・デメリットが存在するため、家の環境や目的に応じて選ぶようにしてください。どちらにしてもグッズなどを上手に利用し、正しい掃除方法を行うことで、ほこりの発生を軽減することができます。
ほこりを溜めないための便利なグッズ
自動でほこりを溜めないように対策するのであれば、空気中を浮遊しているほこりを減らすことができる空気清浄機がおすすめです。
ほこりがひどい時は、空気中のほこりを先に加湿器で下に落としてから、空気清浄機をかけるとよりきれいになります。
ほこりがひどい時は、空気中のほこりを先に加湿器で下に落としてから、空気清浄機をかけるとよりきれいになります。
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まとめ
ほこりは、普通に生活をしていても発生してしまうものです。
効率のよい掃除や予防法を取り入れるだけで減らすことができるので、家具の選び方や配置など、簡単にできるほこりの予防や、溜まったほこりの掃除方法を普段の生活に取り入れて、ほこりの気にならない素敵な部屋をキープしてみてください。
効率のよい掃除や予防法を取り入れるだけで減らすことができるので、家具の選び方や配置など、簡単にできるほこりの予防や、溜まったほこりの掃除方法を普段の生活に取り入れて、ほこりの気にならない素敵な部屋をキープしてみてください。
監修:高橋敬子
日本ハウスクリーニング協会 講師。
NPO法人日本ハウスクリーニング協会理事。
一般社団法人日本家事代行協会理事長。
一般社団法人日本整理収納協会理事。
株式会社ピュアレディス・ライフ代表取締役。
主婦が培ったスキルを活かしイキイキ輝く
女性の働く支援と働く場の提供のできる社会に
貢献するための活動をしている。
https://www.jhca.or.jp/school/koushi_prof_takahashi.html