目次
大学生一人暮らしの部屋は広く見せる工夫をしたい
インテリアを楽しむためにはそれなりの空間が必要になりますが、大学生の一人暮らしの部屋は一般的にそれほど広くありません。そこでまず部屋を広く見せるコツについて簡単に解説します。
部屋は明るい膨張色でまとめる
家具なども含め、部屋の色味は白やベージュなどの明るい色で統一しましょう。白やベージュは膨張色であり、体感的に部屋を広く見せる効果があるためです。
逆に暗い色や寒色などの収縮色をベースカラーにしてしまうと、部屋全体が縮まったように狭く感じられてしまいます。
逆に暗い色や寒色などの収縮色をベースカラーにしてしまうと、部屋全体が縮まったように狭く感じられてしまいます。
家具は背が低く奥行きの浅いものを選ぶ
自分の目線よりも背が高い家具を置いてしまうと、圧迫感により部屋が窮屈に感じてしまいます。また家具の奥行きが深いと床面を覆う面積が増えてしまうため、十分な活動スペースを確保することが難しくなるのです。
家具はできるだけ背が低く、奥行きが浅い、最低限のものを選ぶようにしましょう。
家具はできるだけ背が低く、奥行きが浅い、最低限のものを選ぶようにしましょう。
賃貸OK!原状回復できるDIYでインテリアをおしゃれにコーディネート
賃貸物件で一人暮らしをする大学生ですと、就職などの都合であまり長く住まずに引っ越していく人がほとんどです。賃貸物件では壁や柱にネジや釘などで穴をあけることが禁止、または制限されていることが多いため、インテリアも全て原状回復できるようにしておかなければなりません。
ここでは原状回復可能なDIYでのアレンジ例を紹介します。
ここでは原状回復可能なDIYでのアレンジ例を紹介します。
剥がせる壁紙やカッティングシートで壁やキッチンの色をアレンジ
壁やキッチンは部屋の中で大きな面積を占める部分なので、好きなテイストにアレンジできると、お部屋の満足度がぐっと高まります。そこで、貼って剥がすことができるカッティングシートやリメイクシートは役に立ちます。
ただし、ゴツゴツした壁やゴムなどには貼れず、ガラスやプラスチックなどのツルツルした素材にのみ接着可能なので、注意しましょう。シート以外にも、フリース素材の壁紙であれば「貼ってはがせるフリース壁紙専用のり」を塗ることで賃貸にも用いることができます。
ただし、ゴツゴツした壁やゴムなどには貼れず、ガラスやプラスチックなどのツルツルした素材にのみ接着可能なので、注意しましょう。シート以外にも、フリース素材の壁紙であれば「貼ってはがせるフリース壁紙専用のり」を塗ることで賃貸にも用いることができます。
クッションフロアで床をアレンジ
クッションフロアとは床用のリメイクシートのようなもので、両面テープなどを使用して床に貼り付けします。先の壁紙と同様、見える面積が広いので、お部屋の雰囲気をガラッと変えられます。加えて、原料は塩化ビニール樹脂でクッション性をもつため、足が疲れにくいというのもメリットの一つ。
一般的な床材よりも安価でデザインが豊富なのに加え、消臭・防音効果をもつシートまで売られています。通気性が悪いというデメリットはありますが、耐水性があるため手入れや貼り替えがしやすく、万が一カビが生えてしまってもきちんと処理すれば安心です。
一般的な床材よりも安価でデザインが豊富なのに加え、消臭・防音効果をもつシートまで売られています。通気性が悪いというデメリットはありますが、耐水性があるため手入れや貼り替えがしやすく、万が一カビが生えてしまってもきちんと処理すれば安心です。
大学生一人暮らしなら100均グッズも活用したい
大学生の一人暮らしでは何かとお金がかかるので、DIYもできるだけ安価に行いたいところです。そこで、積極的に100均グッズを活用していきましょう。
100均には端材や角材、すのこ、アルファベット型の置物などインテリアの材料となる木材から、それらを加工するペイント材、接着剤、転写シールまで、DIYに使える優秀なグッズが勢揃いしています。先にご紹介したリメイクシートを扱っている100均ショップもあるので、予算を抑えながらもインテリアを楽しみたい方はぜひ、チェックしてみてください。
100均には端材や角材、すのこ、アルファベット型の置物などインテリアの材料となる木材から、それらを加工するペイント材、接着剤、転写シールまで、DIYに使える優秀なグッズが勢揃いしています。先にご紹介したリメイクシートを扱っている100均ショップもあるので、予算を抑えながらもインテリアを楽しみたい方はぜひ、チェックしてみてください。
女子も簡単にDIYできる!賃貸の収納力をアップする人気家具&パーツ
壁に収納スペースを作ることができれば、おしゃれかつスッキリとした部屋を作ることができます。しかし、賃貸では壁に傷を付けられないため、釘を打って固定することは避けたいものです。ここでは賃貸にも簡単に取り付けられるDIY商品をご紹介します。
無印良品の「壁に付けられる家具」は見た目もおしゃれ
無印良品が販売している「壁に付けられる家具」は、石膏ボードの壁に自由に取り付けができる収納棚です。
専用のフックをピンで固定し、そこに板をはめ込むという簡単な工程で設置することができます。取り外した後にはピンを刺したときの小さな穴しか残らないため、賃貸でも使用することが可能です。もちろん穴埋め剤での処理は忘れずに行いましょう。
専用のフックをピンで固定し、そこに板をはめ込むという簡単な工程で設置することができます。取り外した後にはピンを刺したときの小さな穴しか残らないため、賃貸でも使用することが可能です。もちろん穴埋め剤での処理は忘れずに行いましょう。
DIYパーツの「ディアウォール」・「ラブリコ」は賃貸で大活躍
「ディアウォール」と「ラブリコ」は壁に新たな柱を作り、それを利用して収納スペースを増やすことができる優れもの。好きな長さに切った木材に取り付け、つっぱり棒の仕組みで柱を縦に固定します。柱ができたら、専用の棚受けパーツを用いて、好きな高さの収納棚を作ることができます。
さらにジョイントというパーツを使えば短い木材を繋げて長い柱を作ることも可能です。長い木材を購入しても持ち帰るのが大変!という場合は、こちらの利用をおすすめします。
ディアウォールもラブリコも壁や天井を傷つけることなく設置できるため、賃貸で大活躍する商品です。
さらにジョイントというパーツを使えば短い木材を繋げて長い柱を作ることも可能です。長い木材を購入しても持ち帰るのが大変!という場合は、こちらの利用をおすすめします。
ディアウォールもラブリコも壁や天井を傷つけることなく設置できるため、賃貸で大活躍する商品です。
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まとめ
DIYでは世界に一つだけの自分のインテリアを生み出すことができます。賃貸での制約に縛られないDIYアイテムも多く開発されており、DIYの自由度と楽しみ方はますます広がっています。自分の住みたい部屋がイメージできたら、今回ご紹介した内容を参考にぜひ、DIYに挑戦してみてください。
監修:堀よりこ
Green Interior代表
毎日が忙しい人のためのメール完結するインテリアコーディネートサービス「Roomo」運営/東京都内在住のインテリアコーディネーター。大手ハウスメーカーにてお客様の住空間に関わった後、法人・個人のインテリアコーディネート業をはじめ、コラム執筆など多方面で活動。「私が幸せになれる部屋」をコンセプトに活動中。