目次
テーブルウェアスタイリスト®の二本柳(にほんやなぎ)です。 普段は広告撮影の空間を作るスタイリスト、店舗ディスプレイ(VMD)を中心に仕事をしています。
すっかり外も秋の風景に変わり、木々も色づき始め落ち葉がはらはらと舞う今日この頃、テーブルコーディネートも秋を意識して彩ってみましょう。
テーブルコーディネートの基本はぜひこちらの記事を確認してみてくださいね。
テーブルコーディネートの基本はぜひこちらの記事を確認してみてくださいね。
二本柳志津香
「TWSA(Tableware Stylist Association)」代表。
大手企業を初めとする CM・広告撮影のスタイリングや、店舗装飾、企業パーティーや催事を数多く手掛ける。
また、企業がPRとして行うイベントにもテーブルウェアスタイリスト®として登壇するなどしている。
ディスプレイ装飾・デザイン・マーチャンダイジングを学び国家資格商品装飾技能士2級保持、商品ディスプレイのプロであると共に、テーブルコーディネーター松尾洋子指示講師資格習得のプロテーブルコーディネーターでもある。
テーブルコーディネートでの秋色の解説
私がワークショップなどでテーブルコーディネートをお教えする際、「テーブルコーディネートもファッションのように季節のカラーを考えながら楽しんでみましょう」とお伝えしています。
テーブルコーディネートする上でカラーについてはマナーが存在し、晩餐会のようにとてもフォーマルなテーブルコーディネートはホワイト1色、セミフォーマルなシーンでは2色程度、カジュアルなシーンでは特に決まりはありませんが、大体3~4色くらいでまとめるとよいとされています。
日ごろ自宅でのテーブルコーディネートでは、ルールにとらわれず3~4色のカジュアルなテイストで自由に楽しむ事が多いですが、今回は秋色を意識したパターンをご紹介したいと思います。
さて、そもそもテーブルコーディネートでの秋色とはどんなものなのでしょうか?
それは、“季節の移ろいの中で生み出される色”とされています。
秋の景色が深まる様子、ぶどうや栗といった食べ物を連想してみてください。木々なら夏のさわやかな色からこっくりと深い色合いになっていく「緑」、だんだんと「茶」や「黄」系に変化していく葉の色合いなどでしょうか。
一枚目の写真、スケッチブックに秋色のイメージをドットにしてみましたので、こちらもご参考にしていただければと思います。
テーブルコーディネートする上でカラーについてはマナーが存在し、晩餐会のようにとてもフォーマルなテーブルコーディネートはホワイト1色、セミフォーマルなシーンでは2色程度、カジュアルなシーンでは特に決まりはありませんが、大体3~4色くらいでまとめるとよいとされています。
日ごろ自宅でのテーブルコーディネートでは、ルールにとらわれず3~4色のカジュアルなテイストで自由に楽しむ事が多いですが、今回は秋色を意識したパターンをご紹介したいと思います。
さて、そもそもテーブルコーディネートでの秋色とはどんなものなのでしょうか?
それは、“季節の移ろいの中で生み出される色”とされています。
秋の景色が深まる様子、ぶどうや栗といった食べ物を連想してみてください。木々なら夏のさわやかな色からこっくりと深い色合いになっていく「緑」、だんだんと「茶」や「黄」系に変化していく葉の色合いなどでしょうか。
一枚目の写真、スケッチブックに秋色のイメージをドットにしてみましたので、こちらもご参考にしていただければと思います。
テーブルコーディネートで秋を彩る
ではさっそく秋色を入れたテーブルコーディネートをしていきたいと思います。今回はランチタイムのコーディネートにしてみました。
テーブルコーディネートでは一番広い面積を占めるクロス類からテーマカラーを決めていくことが多いです。今回はポイントカラーに秋色を使用したいと考えたので、テーブルクロスはホワイトにしてみました。
横から見るとこのような形です。
この後、キノコとベーコン、バター醤油のパスタを盛り付ける予定ですので食器はパスタを引き立てる深い緑のグラデーションで食器やテーブルナプキンを用意しました。
ポイントカラーとしてカトラリーの持ち手の部分が木製で茶色のもの、ベージュのパンかごをチョイス、秋の食材カボチャにチョークペイントを使ったかんたんなDIYで秋色をプラスしています。
この後、キノコとベーコン、バター醤油のパスタを盛り付ける予定ですので食器はパスタを引き立てる深い緑のグラデーションで食器やテーブルナプキンを用意しました。
ポイントカラーとしてカトラリーの持ち手の部分が木製で茶色のもの、ベージュのパンかごをチョイス、秋の食材カボチャにチョークペイントを使ったかんたんなDIYで秋色をプラスしています。
テーブルコーディネートの印象を決める大事な要素となるお花も秋色を意識して準備してみました。今回は花器に水を入れ、簡単にお花を生けただけのテーブルフラワーです。
このテーブルフラワーは“投入れ(なげいれ)”と言うスタイルで自然の姿をそのまま生かして形式にとらわれず自由に生ける方法ですので是非気軽な気持ちで挑戦してみてください。
このテーブルフラワーは“投入れ(なげいれ)”と言うスタイルで自然の姿をそのまま生かして形式にとらわれず自由に生ける方法ですので是非気軽な気持ちで挑戦してみてください。
秋の食材を使った簡単レシピ
せっかく秋色のテーブルコーディネートをしたので、秋の食材で簡単なランチを楽しんでみました。
とっても簡単なレシピなのでご紹介させてください。
レシピ1つ目は今回紹介させて頂いたテーブルコーディネートに合わせて、みょうがを添えたキノコとベーコン、バター醤油のパスタ、レシピ2つ目は秋になると食べたくなるイチジクをサラダとして楽しむレシピです。こちらのコーディネートはお皿を秋色の優しい茶系にし、サラダの緑やイチジクの赤紫と全体的にイチジクがお店に出回りはじめる初秋の雰囲気にしてみました。
とっても簡単なレシピなのでご紹介させてください。
レシピ1つ目は今回紹介させて頂いたテーブルコーディネートに合わせて、みょうがを添えたキノコとベーコン、バター醤油のパスタ、レシピ2つ目は秋になると食べたくなるイチジクをサラダとして楽しむレシピです。こちらのコーディネートはお皿を秋色の優しい茶系にし、サラダの緑やイチジクの赤紫と全体的にイチジクがお店に出回りはじめる初秋の雰囲気にしてみました。
みょうがを添えたキノコとベーコン、バター醤油のパスタ
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きのこ(ぶなしめじ・エリンギ):適量
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ベーコン :5枚
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みょうが :1個(細切りしてトッピングに)
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パスタ :1人分(100g)
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バター :適量
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醤油 :適量
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黒こしょう :少々
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塩 :少々(パスタをゆでるときに一つまみ
イチジクのサラダ
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フリルレタス :適量
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アーモンド :10粒程度を細かめに砕いて
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イチジク :2個(食べやすい大きさに切って)
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チーズ :お好みの量を細かくして
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ドレッシング :バルサミコ酢、オリーブオイルなど
秋色を取り入れてテーブルコーディネートを楽しもう
秋色をポイントに、色や食材で楽しむテーブルコーディネートをご紹介しました。深まっていく秋を感じながら、おうちでテーブルコーディネートを楽しんでみてはいかがでしょうか。
実はそれほど手間をかけずにお食事やティータイムの気分をアップ出来るのがテーブルコーディネート。一人から人数問わず楽しめますので、ぜひお試しいただけたらと思っています。
実はそれほど手間をかけずにお食事やティータイムの気分をアップ出来るのがテーブルコーディネート。一人から人数問わず楽しめますので、ぜひお試しいただけたらと思っています。