目次
”場所を取らないアート"のすすめ
世界のインテリアの常識として、おしゃれなお部屋にはフォーカルポイント(目を惹くお部屋のメインスペース)を作ると良いと言われています。
しかし暖炉やカウンターのない日本のお部屋、とくに収納も限られているワンルームでは、ディスプレイスペースを確保するのはなかなか難しいですよね。
そこでおすすめなのが「場所をとらないアート」です。でもどうやって飾ったらいいの? 何を飾ったら素敵に見える? そんな疑問にお答えします!
しかし暖炉やカウンターのない日本のお部屋、とくに収納も限られているワンルームでは、ディスプレイスペースを確保するのはなかなか難しいですよね。
そこでおすすめなのが「場所をとらないアート」です。でもどうやって飾ったらいいの? 何を飾ったら素敵に見える? そんな疑問にお答えします!
1.長方形のお部屋におすすめ!風景のアートで奥行き感をプラス
長方形のお部屋の場合、壁に沿って家具を配置すると、お部屋の短手方向に圧迫感を感じてしまうことがあります。そんなときはアートを飾るのがおすすめです。
風景の絵や写真なら、そこに窓があるかのように奥行き感を感じさせる効果があります。
横長のものだとより広がりを感じられるので、連続した街並みが描かれたファブリックパネルなども効果的です。
風景の絵や写真なら、そこに窓があるかのように奥行き感を感じさせる効果があります。
横長のものだとより広がりを感じられるので、連続した街並みが描かれたファブリックパネルなども効果的です。
2.小さめアートをランダムに飾ってお部屋のアクセントに
A3サイズ以下のアートなら、複数のものを集めて飾ることでお部屋のアクセントになります。
バランスよく配置するには、それぞれのアートの中心が「直角三角形」の位置関係になるように配置するのがポイントです。
横長のアートと縦長のアートを組み合わせてもこの直角三角形の位置関係を意識すればバランスよくまとまって見えます。
複数枚で飾るアートを選ぶときには、アート自体の色味を揃えるか、お部屋に使われているカラーを抽出したアートを選びましょう。
お部屋のカラーとリンクさせているけれど色味がばらばらに見えるアートたちは、フレームのカラーを揃えることでまとまり感を出すことができます。
バランスよく配置するには、それぞれのアートの中心が「直角三角形」の位置関係になるように配置するのがポイントです。
横長のアートと縦長のアートを組み合わせてもこの直角三角形の位置関係を意識すればバランスよくまとまって見えます。
複数枚で飾るアートを選ぶときには、アート自体の色味を揃えるか、お部屋に使われているカラーを抽出したアートを選びましょう。
お部屋のカラーとリンクさせているけれど色味がばらばらに見えるアートたちは、フレームのカラーを揃えることでまとまり感を出すことができます。
3.一気におしゃれなお部屋に!大きなアートを床置き
A2サイズ以上のアートなら、大胆に床置きするだけでお部屋全体が洗練された印象になります。
A2以上になるとその大きさだけでも存在感があるので、細い線で描かれた地図や繊細な絵でもしっかりお部屋の主役になります。
ネットショップでも様々な絵柄が販売されているほか、ミュージアムショップで販売されているのポスターにもA2サイズが多いので、美術館で出会った忘れられないアートをお部屋に飾る、というのも素敵ですね。
先に述べた細い線で描かれた地図や繊細な絵のほか、お部屋の色味にあった輪郭があいまいなアートならお部屋から浮くこともありません。
また無彩色(白、黒、グレー)のアートならどんなお部屋にも合わせられるのでおすすめです。
A2以上になるとその大きさだけでも存在感があるので、細い線で描かれた地図や繊細な絵でもしっかりお部屋の主役になります。
ネットショップでも様々な絵柄が販売されているほか、ミュージアムショップで販売されているのポスターにもA2サイズが多いので、美術館で出会った忘れられないアートをお部屋に飾る、というのも素敵ですね。
先に述べた細い線で描かれた地図や繊細な絵のほか、お部屋の色味にあった輪郭があいまいなアートならお部屋から浮くこともありません。
また無彩色(白、黒、グレー)のアートならどんなお部屋にも合わせられるのでおすすめです。
4.定位置から目に入る位置にポイントとしてのアートを
ソファやベッドなど、定位置から見える部分に差し色になるアートを置くことでお部屋の寂しい印象を払拭することができます。
それなりに家具やディスプレイを意識して置いているはずなのに、なんとなく壁が寂しい...という方は、ぜひ定位置からの見え方を意識してみてください。
壁の右側と左側、どちらも真っ白ではないでしょうか?
壁の左右どちらかにお部屋のメインカラーの補色を使ったアートを飾るだけで、視線が安定して落ち着くお部屋になるはずです。
(※補色とは、色循環の正反対の位置にある色のことです。赤やオレンジなら水色や青、黄色や黄緑なら紫、ピンクなら緑など、色が引き立つ関係性にある色の組み合わせです。)
それなりに家具やディスプレイを意識して置いているはずなのに、なんとなく壁が寂しい...という方は、ぜひ定位置からの見え方を意識してみてください。
壁の右側と左側、どちらも真っ白ではないでしょうか?
壁の左右どちらかにお部屋のメインカラーの補色を使ったアートを飾るだけで、視線が安定して落ち着くお部屋になるはずです。
(※補色とは、色循環の正反対の位置にある色のことです。赤やオレンジなら水色や青、黄色や黄緑なら紫、ピンクなら緑など、色が引き立つ関係性にある色の組み合わせです。)
5.正方形のアートを並べるときちんとした雰囲気に
正方形のアートやファブリックパネルは、秩序を持たせて飾るとスタイリッシュな雰囲気になります。
秩序を持たせるには間隔を均等に配置することがポイントです。スペースに合わせて縦に3つ、横に3つ、4つのパネルを2×2の正方形に配置する、など、壁のスペースに合わせて自由に組み合わせられるので、どんなお部屋でも挑戦しやすい方法です。
秩序を持たせるには間隔を均等に配置することがポイントです。スペースに合わせて縦に3つ、横に3つ、4つのパネルを2×2の正方形に配置する、など、壁のスペースに合わせて自由に組み合わせられるので、どんなお部屋でも挑戦しやすい方法です。
まとめ
ここではポスターや写真を「アート」と称して飾り方をご紹介しました。有名な作品はもちろんのこと、たまたま購入した作品にもそれを制作したアーティストが存在していて、作品ひとつひとつに彼らの意図や意志があるものです。お部屋に飾ってみることで、ふとした瞬間に込められた想いが垣間見えてくるかもしれません。
そんな新しい発見があるかもしれないアート、ぜひお部屋に取り入れてみてくださいね!
そんな新しい発見があるかもしれないアート、ぜひお部屋に取り入れてみてくださいね!
Ikumi Shiba
インテリアコーディネーター
映画と旅をこよなく愛するKARENのインテリアコーディネーター。Instagram(@karen_interior_official)ではKARENの事例やみなさんのお部屋の素敵ポイントをコーディネーター目線で紹介しています。
https://www.karen-karen.com/KARENとは
1部屋7980円〜のお手頃価格でインテリアコーディネートをおまかせできるサービス。採用率5%のプロのインテリアコーディネーターとクオリティの高い3Dイメージでひとりひとりの生活に合わせたデザインをご提案。家具の購入予算や提案してほしい家具も思い通りに。
https://www.karen-karen.com/
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