大学生の一人暮らしトラブルランキング|鍵紛失・騒音・水漏れ…備えておきたい対処法

学生の窓口編集部

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大学進学や進級きっかけで、初めて一人暮らしを始める人も少なくありません。
自由な時間が増えてわくわくする一方で、これまでは家族が対応してくれていた“暮らしのトラブル”に、自分で向き合わなければならない場面も増えます。

そこで今回は、一人暮らしでよくある“生活トラブル”をランキング形式で紹介。“もしも”の時に慌てないよう、知っておきたい対処方もあわせてお届けします。

第1位:鍵の紛失は想像以上に多発!スペアキーは必ずお部屋の外に保管を

「カバンに入れていたはずの鍵が、どこにもない…」

帰宅して玄関の前で気づく“うっかり鍵紛失”は、一人暮らしで最もよくあるトラブルのひとつ。突然のトラブルに慌てないためにも、「緊急時の連絡先の把握」や「スペアキーの保管場所」など、事前の準備をしっかり整えておくことが大切です。

鍵をなくした時の“連絡先”は契約書で要確認!スマホ登録でトラブル防止

鍵を紛失してしまった場合、部屋を開けてもらう対応や、鍵を紛失した報告をする相手は契約内容によって違います。主に次の2パターンがあるため、いざという時のために契約書をもう一度確認しておきましょう。

<連絡先の主なパターン>
1.家主(オーナー)に直接連絡するケース
2.管理会社に連絡するケース
・仲介会社がそのまま管理を担当しているケース
・仲介会社とは別に管理会社があるケース

よくあるのが、「契約のときにお世話になった仲介会社に電話したら、『管理は別なので対応できません』と言われた…」というケースです。

こうした“たらい回し”を防ぐには、契約書に記載されている「トラブル時の連絡先」を、入居後すぐにスマホへ登録しておくのがおすすめです。万が一のときも、慌てずにスムーズな連絡が取れます。

スペアキーは“お部屋の外”に保管しておくのが安心

もう一つの落とし穴が、「スペアキーも全部家の中にある」というパターン。外出先で鍵を落としてしまい、連絡もつかないうえにスペアキーも手元にない…そんな状況は本当に焦ってしまうもの。

だからこそ、スペアキーは“お部屋の外”に保管しておくのがおすすめです。

会社のデスクなど、第三者の目に触れないような場所でダイヤル式のキーボックスの中に保管したり、実家や信頼できる友人に預けたりして、万が一のときにも困らないよう備えておくことが大切です。もちろん、防犯面への配慮も忘れずに。預ける相手や保管場所は、信頼できる人や安全な場所に限定しましょう。

第2位:隣人との騒音トラブルを減らすカギは、“音に配慮した間取り”と“住人の雰囲気”

「夜になると隣の話し声がうるさい」「在宅会議の声に苦情がきた」など、隣人との騒音トラブルは “一人暮らしあるある”のひとつです。最近では契約書に「トラブルは当事者間で解決」と明記されていることも多く、管理会社などが間に入らないケースも少なくありません。

一人暮らしは、実家の“当たり前”が通用しない環境。例えば、「電話をしていたら、ポストに注意の手紙が入っていた…」というケースもあります。こうした音のトラブルを減らすには、物件を選ぶ段階での着眼点がポイントになります。

騒音トラブルを事前に防ぎやすいのは、角部屋や1階のお部屋

テレビや音楽をよく流す人、オンライン会議の機会が多い人には、隣室と接している面が少ない“角部屋”や“最上階”、下の階を気にせず過ごせる“1階”のお部屋がおすすめです。こうしたお部屋は、周囲との接点が少ない分、音の影響を受けにくい傾向があります。

また、大通り沿いの音が気にならないタイプであれば、あえてそういった立地を選ぶのもひとつの方法です。大通り沿いの物件は、周囲の住人もある程度の音に寛容なことが多く、トラブルを避けやすいというメリットがあります。

このように、騒音トラブルを防ぐためには、物件選びの段階で“音に配慮した間取り”を意識してお部屋を探してみましょう。

共用部分から住人の“雰囲気”を読み取り、トラブルのリスクを下げる

内見時は、室内だけでなく共用部やゴミ置き場も要チェック。ゴミや私物が散乱している物件は、ルールを守らない“クセが強め”な住人がいる可能性もあります。

こうした物件では、日常のちょっとしたことがトラブルにつながるケースも少なくありません。物件自体が気に入っても、住人の雰囲気によって住み心地は大きく変わるもの。実際の生活をイメージしながら、安心して暮らせる環境かどうかを見極めましょう。

音のトラブルを完全に防ぐことは難しいものの、物件選び段階でこうした視点を持つことで、トラブルの発生リスクを軽減することができます。自分のライフスタイルに合った住環境を選んで、快適なひとり暮らしをスタートさせましょう。

第3位:“水の油断”が大惨事に!長期外出前は水回りの確認を入念に

「旅行から帰ってきたらお部屋が水浸しになっていた」「洗濯機のホースが外れて、下の階にも水漏れしていた」──こうした“水回りのトラブル”は、一人暮らしで意外と多い事例です。

特に多いのが、長期不在中の蛇口の閉め忘れや、洗濯機の排水ホースの外れ。さらに、排水口の詰まりで、自分では気づかないうちに水があふれ、階下にまで被害が及んでしまったケースもよく見られます。

旅行や帰省の前は、どうしてもバタバタしがち。でも、この「ちょっとした確認」を忘れたばかりに、あとから高額な修繕費や謝罪に追われる…なんてことも。そうならないためにも、外出前には以下のチェックを習慣にしておきましょう。

<外出前チェックリスト>
・蛇口がしっかり閉まっているか
・洗濯機の給水
・排水ホースが外れていないか
・キッチンや浴室の排水口にゴミがたまっていないか
・洗面台下などにある水栓(元栓)を閉めておく(可能なら)

水回りのトラブルは、自分だけでなく、他の住人にも迷惑をかけてしまう可能性があります。外出前の「たぶん閉めた」は一番危険。数日家を空けるときこそ、入念なチェックを怠らないようにしましょう。

番外編:買った家具が「お部屋に入らない」!? “搬入経路”は事前のチェックが重要

理想のお部屋を見つけて契約も完了。新生活に向けてソファや冷蔵庫、ベッドなどを新調したのに──「エレベーターには入ったのに、玄関のドアを通らなかった…!」という搬入トラブルは意外と多く聞かれます。

特に一人暮らし用の物件は、通路や玄関が想像以上に狭いことも多く、お部屋の広さだけを見て家具を買ってしまうのは要注意。例えば、ソファが曲がり角で引っかかる、玄関ドアが思ったよりも開かず家具が斜めに入らない…といった“予想外の落とし穴”に陥ることもあります。

気持ちよく新生活をスタートさせるためにも、家具を購入する前に、部屋の中だけでなく「搬入経路」も含めてサイズを確認しておきましょう。

忘れがちな搬入経路のチェックポイントは以下の通りです。

<搬入経路のチェックポイント>
■共用部
・エントランスの幅
・エレベーターの奥行き
・幅・高さ
・共用廊下の幅・高さ・曲がり角の有無
・階段の幅・踊り場の広さ(エレベーターなし物件の場合)

■専有部
・玄関ドアのサイズ・開き方・ドアノブ位置
・居室ドアのサイズ・開き方(引き戸・開き戸など)
・廊下の幅・天井までの高さ
・室内階段(メゾネットタイプ)の幅・勾配・手すり位置

できれば、事前の搬入経路を想定して寸法を測り、購入時に家具店や引越し業者に相談しておくのがおすすめです。「せっかく買ったのにお部屋に入らない…」なんて事態を防ぐためにも、“買う前のひと手間” を惜しまないようにしましょう。

“備えあれば憂いなし”が、一人暮らしの安心につながる

今回は一人暮らしで、“よくあるトラブル”についてご紹介しました。
どれも起こりやすいことだからこそ、ちょっとした油断が大きなトラブルにつながることもあります。
しかし、裏を返せば「起こりがちなトラブル」を知っておくだけで、防げる失敗もたくさんあります。

大切なのは、「自分は大丈夫」と思い込まずに、あらかじめ“もしも”を想定しておくこと。事前に備えておくことで、いざというときにも慌てずに対処できます。

これから一人暮らしを始める方は、今回紹介したようなトラブル事例をきっかけに、自分なりの“備えリスト”を作ってみてはいかがでしょうか。

教えてくれた先生

相馬 かおり(そうま かおり)
株式会社CHINTAI イノベーショングループ

不動産仲介会社の株式会社エイブルに新卒で入社し、店長経験を含め約10年間、不動産賃貸業務に従事。 その後、同グループの株式会社CHINTAIへ転籍。これまで培った不動産業務の知識を活かし、お部屋探しに関する新サービスの立ち上げやテスト店舗の運営、不動産会社向けのカスタマーフォロー、サービス開発などをマネジャーとして担当。 現在は、その知見を活かし、不動産会社向けシステムの開発に携わっている。

文:CHINTAI編集部 
編集:学生の窓口編集部

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