【格闘技は、僕に“自分を好きになる勇気”をくれた】中川天翔「格闘技と孤独の美学」|出版甲子園企画者インタビュー#1
こんにちは!出版甲子園実行委員会です。
私たちは、学生の、学生による、学生のための出版企画コンテスト「出版甲子園」を主催しています。
今回は、12/14(日)に開催される「第21回出版甲子園決勝大会」に出場する企画者7名にインタビューをお届けします。
第1弾は「現役東大生ファイター、リングの上で『孤独』を知る。」
中川天翔さんの経験をご紹介します!
(企画の詳細はこちらから)
この企画を作ろうと思ったきっかけを教えてください。
自分が愛してやまない『格闘技』の魅力をもっとみんなに知ってもらいたい!
というのが正直なきっかけです。
企画を考えるにあたって、まずは自分自身が格闘技のどんな部分に惹かれ、何をかっこいいと感じているのかを掘り下げて考えてみることにしました。
そして、そこには「孤独の美学」があることに気づいたんです。
勝敗も責任も全て自分で背負い、リングの上で「孤独」に戦うその姿に、自分は憧れ、魅了されていたのだと。
この魅力をきれいに言語化したい!という思いで、企画を本格的に練り始めましたね。
「あのときの経験があったから、今の自分がある」
そう思える瞬間があれば教えてください。
やっぱり、5年前のコロナ禍の経験ですね。
当時は、中国の上海に住んでいました。
2020年の1月、私は春節に合わせて、祖父母に会うために日本に一時帰国していました。
しかし、まさにそのときコロナが日本で蔓延し始め、中国はロックダウン。戻れなくなり、やむを得ずそのまま日本で生活する決断をしました。
しかし、その時期はちょうど「ダイヤモンド・プリンセス号」などが外国から来る人、特に中国から来る人は、“コロナの菌を運んでくる人”のような扱いで、厳しい目を向けられていました。その目は当然、(本当に偶然なのですが)中国から来た自分にも向けられることになりました。
当時は本当にしんどかったけど、あの時、孤独の中で諦めずに必死にもがいていたからこそ、強くなれたのは間違いないと思っています。格闘技にハマったのも、その時期です。
この企画を通じて、自分にどんな変化がありましたか?
一番は、「自分の好きなものを言語化したり、人に伝えたりするのって素敵なことだな」と感じるようになりました。
人に伝わりやすいように一言一句こだわって言語化したり、魅力的に訴求できる書き方を考えたりしていく中で、改めて格闘技の魅力に改めて気づかされました。さらに、自分の好きなものに自信を持てるようになりました。
「自分をちゃんと知ること」の重要性を社会に伝えようと思ってこの企画を練っているわけですが、その過程で、むしろ自分が自分自身と向き合えるようになったな、という感じです(笑)。
この企画や経験を通じて、読者・社会に伝えたいことは何ですか?
一言で言うなら、
「いつでも誰とでも繋がれるこの時代だからこそ、一番繋がるべきなのは自分自身だということを忘れないで!」
ですかね。
常に誰かと比較したり、社会の「正解」を求めたりすることに固執していたら、しんどいに決まっています。
けれど、SNSやAIが浸透した現代社会では、自分と向き合うこと自体、そう簡単なことではありません。だからこそ、「孤独」を使いこなす必要がある、と私は言いたいのです!
この企画を読んだ読者には、どうなって欲しいですか?
読んだ次の日だけでもいいので、いつもの通勤・通学の電車でスマホはかばんの中にしまって、「自分自身と対話する時間」を作ってくれたら嬉しいです。
小学生の頃はあったはずの「空白の時間」が、意外と大事だったんだなぁと思います。
そして、もちろん、格闘技の底知れない魅力の“沼”にハマっていただけたら最高ですね(笑)。
第21回出版甲子園決勝大会のお知らせ
本企画が出場する、第21回出版甲子園決勝大会は、
12月14日(日)13:00~/早稲田大学大熊記念講堂小講堂にて開催します。
今回紹介した中川天翔さんを含む7人の企画者が、現役の編集者や書店員の方々の前で熱いプレゼンバトルを繰り広げます。
プレゼンの後には、京極夏彦さん、朝霧カフカさんによるトークショーも!
YouTubeでの生配信も行いますので、ぜひお気軽に決勝大会をご覧ください!
※大会の詳細はこちらから
























