遠い世界の話じゃない! ネットが原因で起こった人間関係の揉めごと「ツイートで悪口」「合コンを実況」
日々の生活において、もはやインターネットは欠かせない存在。ただ便利な反面、トラブルも増えているようです。特に、ネットが原因で起こる人間関係の揉めごとには、十分気をつけたいところ。そこで、実際にそういった揉めごとを体験した社会人に、詳しいいきさつを教えてもらいました。
■女子は「いいね」しないで!
・「自分の写真に女の子が『いいね』をしていると、すごくヤキモチを焼かれる」(男性/31歳/食品・飲料)
この程度なら、ノロケ話のようなもの? 揉めごととは言えないかもしれません。ただ、あまり彼女を嫉妬させてばかりいると、愛想を尽かされてしまう可能性もありそうです。
■写るはずのないものが……
・「男しかいないと言って行った飲み会に、女が写っていた」(男性/36歳/機械・精密機器)
そもそも嘘をつかなければ、こんなホラーな事態にはならなかったのでは?
■合コン現場が流出
・「彼女に飲み会に行く旨を伝えはしたが『合コン』とは言っておらず、飲み会の席に実は彼女と仲の良い友だちがいて、Facebook上でリアルタイムに合コン飲みの場をアップされ、彼女がそれを見つけて修羅場になった。実際友だちの子はまったく知らなかったようで、ごめんねと言っていたが、あとの祭りだった」(男性/31歳/その他)
こちらは嘘こそついていないものの、彼女持ちなのに合コンへ行くなんて……。何も知らずに揉めごとの引き金となってしまったお友だちが、ちょっと気の毒です。
■写真には気を付けて!
・「恋人以外の異性との写真を見られ、喧嘩になった」(女性/23歳/その他)
・「FacebookにUPした写真に女性が写っており、その子との関係を勘違いされて喧嘩になった」(男性/32歳/電機)
勘違いであれば、キチンと説明すれば大丈夫ですよね。本当に「勘違い」であれば……。
■まさかの悪口ツイート
・「Twitterに友だちが載せていたツイートが、私の悪口だった。私は知らんぷりをしていたけど、次の日から友だちは私を避けるようになっていた」(女性/20歳/医療・福祉)
「つぶやき」と言っても、SNSに載せる以上、ただの独り言では済みません。悪口は、やはり控えるのがルールというもの。
■これって、私たちのこと?
・「先輩が、あきらかに自分たち後輩のことを書いているとわかる愚痴を載せて、一触即発になった」(女性/29歳/その他)
こちらも、「読まれてしまう」ことを先輩が意識していれば、避けられたトラブル。もしかしたら、「読まれてもいい」と思って載せたのかもしれませんが……。
■ちょっとやりすぎ!
・「友だちが、何でもかんでもFacebookにUPしていたので」(女性/23歳/団体・公益法人・官公庁)
自分のことならまだしも、ほかの人も巻き込むような文章や写真をUPするときは、慎重にならなくてはなりません。
■良かれと思ったのに……
・「親切心で長い説明メールを送ったら、怒られたことがある」(男性/32歳/機械・精密機器)
メールで長文を受け取ると、「マナー違反だ」と感じる人も。長い説明が必要なときは、電話をかけるべきでしょうか?
メールやLINE、SNSはコミュニケーションツールとして非常に便利なものですが、配慮を欠いた使い方をしているとトラブルを招きかねません。「ついウッカリ」で人間関係を壊してしまうなんて、もったいないですよね。一度失った信頼は取り戻すのが難しいですから、ネット利用の際はくれぐれもご注意ください。
文・OFFICE-SANGA 森川ほしの
調査時期:2015年5月
アンケート:フレッシャーズ調べ
集計対象数:社会人320人(インターネットログイン式アンケート)