【ユニクロ発】"涼しくて盛れる""ダサ見えゼロの夏コーデ"、科学的にも「正解」だった
ユニクロは先ごろ、「猛暑の夏を快適に過ごすための3つのポイント」について発表した。同TIPSは、衣服内の快適性を体温調節の観点から長年研究する、神戸女子大学・名誉教授の平田耕造氏のコメントつきで紹介している。
インナー編では「機能性インナーを着用する」「汗をかく暑い日には綿インナーよりもポリエステルのインナー」「汗をかく暑い日には綿インナーよりもポリエステルのインナー」というTIPSを紹介。
「重ね着は暑い」というイメージがあるが、汗をかく暑い季節には機能性インナーを着用するのがおすすめ。エアリズムのような吸汗速乾素材は汗をすぐ乾かし、衣服内のムレを軽減し、汗染みも抑えるため、暑い日も清潔感を保つことができるとする。
平田氏は次のようにコメントする。
「綿素材では発汗が始まると水蒸気が繊維と結合して発生する熱(収着熱)が上乗せされてしまい、図のように衣服表面温度(左側)と皮膚血流量(右側)が高くなり、ポリエステルに比べて暑くて不快となります。しかし、エアリズム※にも用いられているポリエステルは、吸汗性と速乾性を兼ね備えており、かいた汗が吸い上げられてどんどん蒸発するため熱放散が促進されやすく、暑さと不快感を効率よく抑えられます※商品によって素材は異なる」
「意外かもしれませんが、ゆとりのあるインナーよりも、体に密着したインナーを着たほうが快適に過ごせます。体に密着したポリエステルのインナーを着ることで、皮膚から出る汗が流れ落ちることなく繊維と繊維の隙間に吸われ生地一面に素早く広がり、蒸発されることで、体温がそれほど上がらず、少ない汗で済ませることができます」
次に着こなし編として、「屋外の暑い日にはシャツアウトして風の通り道を作る」というTIPSを紹介し、夏の屋外を想定した環境でTシャツの裾をインしたとき、アウトしたときのそれぞれの衣類の表面温度を比較検証したところ、Tシャツをアウトしたときの方が衣服の表面温度が低い結果だと明かす。
そして平田氏は、「暖まった空気は上昇するため、襟元が開いているだけで、皮膚表面の空気がそこから外に抜け出て体感の温度も多少下がります。TPOにもよりますが、襟元を開けるだけでなく、シャツの裾をズボンから出して下から入った空気が上に通り抜けるようにすると、動くたびに空気の流れが起こり(ポンピング効果)、換気も促進されます」と話す。
最後にカラー編として、「反射率が高く熱を持ちにくい白や黄色、グレーなどのカラーを着用しよう」というTIPSから、服の表面温度は、色によっても左右されます。色が濃くなるほど表面温度が高くなるため、涼しい服を選ぶなら白や黄色、薄いグレーなどの薄い色がおすすめですとする。
加えて、黒や緑、紫などの濃い色は表面温度が上がりやすく、体感温度も高くなります。汗染みが気になる方は濃い色のTシャツの上に薄い色のシャツを羽織るなどの工夫してみましょうという。
この夏おすすめのコーディネート
今回、ユニクロPRチームの方に「暑さ対策に最適なアイテムの組み合わせ」も尋ねると、「衣服内の熱を逃がすためには、風通りをよくして空気の通り道を作り、熱を逃すことが重要なポイントです。袖口や襟元、裾が広めに開いた服やゆったりサイズの服を選ぶと、比較的涼しく感じます。また、エアリズムのような機能性インナーを着用いただくことで、ドライ機能が汗をすぐ乾かし、衣服内のムレを軽減してくれます。汗染みも抑えるため、暑い日も清潔感を保つことができます」とコメント。
さらに、男女別で上下のコーディネートもお勧めしてもらったところ、メンズならオーバーサイズTシャツにハーフパンツ。襟元が開いたコットンリネンシャツなどもおすすめです、と紹介してくれた。
そしてウィメンズでは、シルエットがふんわりとしたワンピースやショートパンツがおすすめ。また、丈が短いTシャツも空気の通りが生まれるので涼しく感じられるのではないでしょうかと話す。































