東京・神奈川・千葉・埼玉、それぞれの1位は? 女性が選んだ"住みたい街"TOP10【2025年版】
『Woman.CHINTAI』は5月21日、「【都県別】住みたい街&憧れの街ランキング2025」を発表した。調査は2024年10月1日~2025年3月31日、『Woman.CHINTAI』に掲載された賃貸物件のうち、問合せの多かった駅を集計している。
調査結果は以下の通り。
まず東京都では、1位「荻窪」、2位「高円寺」、3位「北千住」、4位「大森」、5位「西荻窪」、6位「阿佐ヶ谷」、7位「中野」、8位「経堂」、9位「東武練馬」、10位「小岩」だった。
1位の荻窪に対して、「駅前にスーパーや飲食店、病院、書店などがそろい、生活機能のバランスに優れています。通勤利便だけでなく、"帰ってから安心できる街"としての安定感が高く評価されたようです」と同社。
次に神奈川県では、1位「川崎」、2位「武蔵小杉」、3位「新丸子」、4位「橋本」、5位「溝の口」、6位「元住吉」、7位「大船」、8位「宮崎台」「日吉」、10位「湘南台」となっている。
川崎に対して、「都心だけでなく横浜方面にもアクセスがしやすく、通勤・通学の拠点として便利なエリアです。また、駅周辺には大型商業施設から映画館、公園までがそろい、日常生活をストレスなく送れる"街の完成度"が、多くの女性たちからの支持を集めた理由といえそうです」とコメントする。
そして千葉県では、1位「浦安」、2位「船橋」、3位「新浦安」「蘇我」、6位「舞浜」「新検見川」、8位「幕張」「柏」、10位「稲毛」だった。
浦安に対して、「華やかすぎず、静かすぎず、"気張らずに自分のペースで暮らせる街"として、多くの女性たちからの共感を集めました」と同社は分析する。
さらに埼玉県では、1位「西川口」、2位「浦和」、3位「大宮」、4位「草加」、5位「所沢」、6位「南浦和」、7位「谷塚」「蕨」、9位「川越」、10位「与野」という結果だった。
2位の浦和には、「商業施設や新築マンションが増え、より便利で快適な暮らしが叶うエリアとして注目されています」とコメントする。
今後注目のエリアは?
CHINTAI メディア&マーケティンググループ 工藤佳奈氏に、今後注目のエリアを尋ねた。
東京都版
注目駅:「荻窪」
住みたい街ランキングで前年の20位から一気に4位へとランクアップし、都県別ランキングの東京都版で1位を獲得した「荻窪」。
新宿まで快速電車で約10分、東京駅へも乗り換えなしでアクセスできる利便性の高さが魅力です。さらに、東京メトロ丸ノ内線の始発駅でもあるため、通勤・通学ラッシュ時にも座れる可能性が高い点も、働く女性や学生から支持されています。
駅周辺には、24時間営業の「西友」や「ルミネ荻窪」「荻窪タウンセブン」などの商業施設が充実しており、日常の買い物から休日のショッピングまで駅近で完結できる利便性が際立っています。
加えて、レトロな喫茶店が点在し、日々の暮らしに趣を添えるカフェ巡りも楽しめる街です。また、音楽評論家・大田黒元雄氏の旧宅跡に整備された日本庭園「大田黒公園」では、都心にいながら緑豊かな空間でリフレッシュできる環境も整っています。
さらに荻窪では、にぎわいと住環境の調和を目指した駅周辺のまちづくりが令和6年度から本格的に進められており、令和7年度には観光案内板の設置や、道路・歩道への遮熱性舗装といった整備が予定されています。大規模な再開発ではないものの、日々の暮らしを快適にするための細やかな都市整備が進行中です。すでに多くの魅力を備えながら、今なおアップデートされ続けている「荻窪」。“住みたい街”としての評価が高まり続けるのも納得のエリアです。
神奈川県版
注目駅:「川崎」「橋本」
川崎駅 住みたい街ランキングでは、前年20位から一気に2位へとランクアップし、神奈川県版ランキングでも1位を獲得した「川崎」。JR東海道本線・南武線・京浜東北線の3路線が乗り入れ、都心だけでなく横浜方面へのアクセスにも優れていることから、通勤・通学の拠点として非常に便利なエリアです。
また、駅周辺には「ラゾーナ川崎プラザ」や「アトレ川崎」など、多彩な商業施設が集積しており、日常の買い物から休日のショッピングまで駅周辺で完結できる利便性の高さも魅力のひとつです。
駅周辺では防犯の強化にも力を入れていることも、女性にとって魅力といえます。2023年3月には、東口に70台、西口に30台、合計100台の防犯カメラを導入して、街全体の犯罪防止と治安イメージ向上を目指しています。また、2025年6月からは、東口の繁華街などでの「ぼったくり」に対しての取り締まりを強化するなど、治安の向上に努める動きが活発です。
駅周辺で日常生活も娯楽も完結する活気を持ち合わせているだけではなく、治安向上にも力を入れている「川崎」に今後も注目です。
橋本駅 住みたい街ランキングで、前年191位→24位と大躍進を遂げ、都県別ランキングの神奈川県版で4位を獲得した「橋本」にも注目です。
「橋本」は、JR相模原線、JR横浜線、京王相模原線の3路線が乗り入れており、横浜へは1時間以内でアクセスが可能です。駅周辺には、「イオン橋本」や「アリオ橋本」といった大型商業施設が複数あるだけではなく、コンビニや飲食店も豊富なため日常生活に困ることはありません。
また、橋本駅付近では、現在2027年リニア中央新幹線新駅開業に向けて、駅前を中心に大規模な開発が進行中です。リニア中央新幹線の運行予定区間は、品川~名古屋区間で、開業後には橋本駅の新駅から品川駅間は約10分程度での移動が可能になるとされています。
新駅開業に向け、橋本駅とリニア駅周辺を「駅まち一体牽引ゾーン」「広域交流ゾーン」「複合都市機能ゾーン」「ものづくり産業交流ゾーン」と4つの区画にわけてまちづくりも進行しています。交通の便と駅周辺の環境の双方の大きな変貌が起きる「橋本」の今後の動向に目が離せません。
千葉県版
注目駅:「浦安」 住みたい街ランキングで今年1位に輝いた「浦安」。東京メトロ東西線が乗り入れており、日本橋駅まで約21分、大手町駅まで約23分と、都心へのアクセスの良さが大きな魅力です。駅周辺には、「西友」「ワイズマート」いった24時間営業のスーパーがあり、帰宅が遅くなった日でも気軽に買い物ができる利便性の高さポイントです。
また、浦安駅の高架下に、新しい商業施設「M'av(マーヴ)浦安」が2025年3月にオープンし、「サーティワンアイスクリーム」「モスバーガー&カフェ」「カルディコーヒーファーム」が出店。地域住民の新たな憩いの場となっています。さらに、2026年度には駅西口側の施設リニューアルも予定されており、今後のさらなる利便性向上が期待されています。
埼玉県版
注目駅:「浦和」 埼玉県版では、前年32位から20位にランクアップした「浦和」に注目です。JR京浜東北線をはじめとする5路線が乗り入れるターミナル駅で、新宿まで約30分、渋谷までも約40分と都心へのアクセスも良好。通勤・通学の利便性が高く、幅広い層にとって住みやすいエリアです。
また、「浦和」は文教地区として知られており、県内有数の進学校や文化施設が集積。駅前には大宮に並ぶ規模の商業エリアが広がる一方で、風俗営業などが制限されているため、歓楽街がなく、落ち着いた街並みが保たれているのも大きな特徴です。こうした環境から、治安面・生活環境の安心感が高く、特に女性の一人暮らし層から支持を集めていると考えられます。
さらに現在、浦和駅西口では再開発が進行中で、地上27階建ての複合ビルが2026年6月に竣工予定。すでに「伊勢丹」や「浦和コルソ」などの商業施設もそろっており、暮らしの利便性と安心感を兼ね備えた街として、今後さらに注目されていくことが予想されます。


























