「スーホ→まさに主人公」「メロス→ぶっ飛んでる」国語の教科書アカデミー賞、主演男優賞をあげるとしたらだれ? 2ページ目
■「こころ」の先生(作:夏目漱石)
・Kに自分の感情を隠して、こそこそと自分の恋愛を進めるところ何となく演技が上手くないとできないだろうなーと思った(女性/28歳/印刷・紙パルプ)
・Kに親友のように振る舞いつつ、お嬢さんをかすめとったから(女性/26歳/商社・卸
・友人を裏切り、最後は自殺してしまう壮絶さ(女性/36歳/ソフトウェア)
・こころの先生。衝撃的だった(女性/33歳/団体・公益法人・官公庁)
ドロドロとした人間模様は、昼ドラ以上! 葛藤をかかえる先生の、数々の名台詞はたまりません!
■「スーホの白い馬」のスーホ
・白い馬をいつまでも愛する姿が格好良い(女性/22歳/その他)
・馬がいなくなってから初めていろいろことの大切さに気づくのがいい(女性/32歳/その他)
・小学校低学年ながら感動した(女性/27歳/団体・公益法人・官公庁)
・死んだ馬で馬頭琴をつくるなんて、なんて動物思いなの……(女性/20歳未満/医療・福祉)
少年と白馬の友情を描いたモンゴル民話。白い馬をさがし廻るシーンや、馬が死んでしまった後のストーリーは、涙なしでは読めませんよね。
■「モチモチの木」の豆太(作:斎藤隆介)
・主人公の勇気を出すシーンは緊張が走る(女性/21歳/自動車関連)
・文章を読みながら豆太の必死さが伝わってきて応援したくなる(女性/30歳/医療・福祉)
・泣きながら麓の人に助けを求めるとかなかなかでしょ(女性/29歳/金属・鉄鋼・化学)
・家族構成とか、将来『じさま』が亡くなったらどうするんだろう、と考えると泣ける(女性/33歳/学校・教育関連)
臆病者の豆太が、夜道を全速力で駆けおりるシーンは、見入ってしまいますよね。勇気ある豆太の行動はあっぱれです!
5つの作品の登場人物をご紹介しましたが、いかがでしたか? キャラが濃かったり、少し悲しいストーリーは、名映画のようにいつまでも心に残りますよね。皆さんは5人の中で一番誰が「主演男優賞」にぴったりだと思いますか?
文●ロックスター
調査時期:2015年5月
アンケート:フレッシャーズ調べ
集計対象数:社会人男性435人(インターネットログイン式)