【徹底解説】適性検査とは? その傾向と対策方法をレクチャー!【例題つき】 2ページ目
■適性検査試験の傾向
◯問題レベルと問題数、テスト時間について
主に中学校卒業程度のレベルの問題が出題されます。時間は能力検査が約35分(言語が40問、非言語30問程度)、性格検査が約30分という配分になっています。英語は企業によりますが出題される場合があり、通常の能力検査にプラス約20分が試験時間となります。
ペーパーは能力が約70分、性格検査が約40分です。こちらも同じく企業によって英語が出題される場合は約30分がプラスとなります。
◯出題範囲について
適性検査試験は他の試験に比べて非常に出題範囲が広い傾向があります。全部対策を行う場合は非常に時間がかかります。
どれほど多いかというと言語(国語のみ)の場合で14項目、非言語で31項目あります。英語も出題される場合はプラス7項目が追加されます。また、どれが出題されるかはテストを受けたタイミングでしかわかりません。出題傾向を把握し、出題傾向が強いものに絞る、それとも他の部分も一通り行って落とさないようにするのかは自分が受ける企業が求める正答率に合わせて判断してみてください。
・国語:語句の意味、空欄補充、二語の関係、文の並べ替えなどがあります。
・英語:同意語、範囲度、空欄補充、誤文訂正などがあります。
・数学:推論、確率、集合、速度算、資料の読み取りなどがあります。
◯受験方法によって傾向が異なる
先程ご紹介したテストの受験方法によって、出題される範囲が異なる傾向にあります。その年度の適性検査対策本にはそれぞれの傾向が載っていますので、それを参考に対策を行ってください。